笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

4年目のあなめでたや祭り

原作と2.5としてのこの作品と推し本人のおたくが、推しの定点カメラ視点中心にネタバレありの感想を書きました。
最後の方はシークレット演出とファンサのことにも触れています。

公演を見て私が感じたこと、ネタバレ解禁後の考察を見て思ったこと、いろいろ混じっています。
とにかく長いです!今までの記事の中で一番長くなりました。


前回のお祭りと同じく、キャラ名は出さずにペンラの色(敬称略)などで表記しています。
また、キャラとして言及しているところ、中の人として書いているところ両方ありますが文脈でなんとなく読み取っていただけたら。
miyama-oc.hateblo.jp

◆奉踊、神遊び

開幕から今までのお祭りとは全く違う、神様が神様を作るお祭りだ!っていうのがすぐにわかりました。

ここで出てくる刀で誰を顕現させるか気づいた人がいて、ゴーグルくんと鼻血くんでちゃんと刀が違うのも愛知の初日の開幕で見抜いて、あれ?って思いながら見てた話を聞いた時はふるえました。

あと、最初と最後の神降ろしで使われる曲は原作の里で集められる楽器を使っているのもアツかったです。
プリミティブな感じなのも納得。

◆懐かしき音

今回の話はいつもの脚本家ではない人たちがそれぞれ書かれていたので、誰がどの話を書いたか予想するのが楽しかったです。

この話は、キャラの描写やセリフがなんとなく今までのシリーズをずっと支えてきた人が書いた感じがしたので、予想が当たって嬉しかったです。

みんなが思い思いに何の音か言う中、あのぱちぱちした音が火と結びついてるのに思い出せずに去ったエメラルドグリーンよ…

バーミリオンが馴れ合わずに畑仕事しているの、遠征で得たことが彼の中で生き続けているのを知った観劇2回目以降だと、一部始終を観ずにはいられなかったです。

◆根兵糖合戦

公式アンソロじゃないと書けない話!(アンソロ言うな)

話は完全にギャグだけど、役者は絶対に笑ってはいけなくて、ギャグを言いつつ大真面目に殺陣をこなしてシリアスを突き通したキャスト全員すごすぎました。

推しがこんぺいとうもらえずに拗ねるシーンを毎回変えてきてて、個人的には泣いちゃった回が一番かわいかったです。
元の主の出生地で行われた大楽で元の主の特技をしたの、
さすが自慢の推し!!推せる!!!!
って心の底から思いました。

その前の大阪の楽でも同じことをしてたのは、元ネタが観客に伝わるか試していたのかなあと。
伝わったよ!ってすぐに伝えたのが届いた上で(もちろん他の人も書いてました)最後の地でもやれたのだとしたらいいなあ。

この話のメインのパープルピンクの演技も、セリフは同じでも回によって伝え方や歌い方が全然違っていたり、舞台の上で生きてる人だなあと感じました。

CONFEITOは甘くてセクシーで、後半は手拍子したり最後まで盛り上がりまくって楽しかったです。

◆mistake

私は、前回、ラストの推しの超どアップぶち抜きで毎公演最高に沸き散らかして、最終的にそのシーン(10秒もない)だけで合計10000字分ぐらい感想書いて送っていた、推しのmistake大好きおたくです。

もっと言うと円盤特典のバクステ映像でこのシーンの舞台裏で共演者がマネしたり盛り上がってるのを見てさらに沸いて追い感想しました。

今回はお祭りでのこの曲で初めて推しがいなかったので、今までで一番穏やかな気持ちで見れました。

前回の待遇が最高すぎたので、今回はこの曲があっても推しは歌わないだろうというのは予想してて。
実際当たったので、今までずっと推しの定点カメラしてきた曲で推しがいないことになり、最初、どこを見ればいいんだろう…ってなりました。

結局、観ていた回で私の前で最初に踊った人のペンラにして、その人のほぼ定点カメラしてました。
知ってる曲で推し以外の人を定点カメラできる機会って貴重なので新鮮でした。

今回のラストを飾ったのはマリーゴールドで。
銃持ってるし、推しのキャラとも仲良しな設定なので、推しからラストの狙い撃ちを伝授されたかな?って思って見てたら撃たなかったので、ちょっとびっくりしました。
でも、今まで見た彼の中で一番雄々しさとセクシーさが全開ですごくかっこよかったです。

つまり、サビのラストで撃ち抜くのは推しの専売特許だったというのがわかって、公演中は帰ってから配信版の前回の推しのシーンを見返して沸く、までがセットでした。
(円盤より配信版の方が最後まできっちり抜かれてるんです)

◆Impulse

今年この役で2.5デビューしたパールホワイトが、歌唱力カンストしてるパープルピンクとタッグを組んで見事に歌いきっているのがすごすぎて、いっそ恐ろしかったです。

回を重ねるごとに凄みが増して、いい意味で余裕すらも出てきていて、やべえ~~~~~~って思いながら見てました。

でも、パープルピンクも彼の成長を楽しんでいるような歌い方で。
ずっと見ていたくなる、贅沢な時間でした。

◆Stay with me

この曲のメンバー選んだ人、天才すぎるでしょう…

それぞれ異なるタイプの小悪魔ばかりで、目が足りない!!
毎回おなじみの椅子の使い方もキャストごとに違っているのが最高でした。

特に、年々小悪魔度があがっていくバイオレットがやばかったですね~~~~~~
最初の公演からずっと優雅なふるまいをしていた彼が、狙ってあっかんべーするようになるなんて誰が予想できた???
毎年恒例のお祭りをすごく楽しみにしているんだなあというのが伝わるようなはしゃぎっぷりがかわいかったです。

ピンクのアンサンブルへの誘惑も最高でした。
いつも天真爛漫で元気な彼が、こんなセクシーなこともできるんだ!っていう。
あれは見た人に新たな扉が開いてもおかしくないですね…

◆篝火講談

今回のMVP。

本当にすごすぎてすごいしか出てこないぐらいすごかったです。

ネイビーとしてのキャラ、話し手、登場人物2人、全部一瞬で切り替えて、場の空気もたった1人で変えていて、毎回鳥肌が立ちました。
演技も毎回違うんですよね。慈愛に満ちた回もあれば、おぞましいと思うぐらいゾクッとした回もありました。
この方にしかできない最高のお芝居を観れて幸せでした。

お話を聴くためのベストポジションはサブステ正面だとは思うのですが(ただし背中と腰をひねり続けて死ぬ)スタンドからだとあの空間全体を見渡せて、特に菊花輪舞での人魂のゆらめきがすごくきれいで、美しくて悲しい世界観を堪能できて良かったです。

◆梅 the Way

これは1つ前の講談とはまた違ったこわさがあって、私は全然笑えなかったです(つまらないという意味ではなく、ただただこわくて)

秋までやっていた公演といい、スモーキーパープルの本心の見えなさがこわいんです。
マスカットをこの本丸に迎え入れられる日がきたら、また変わるのでしょうか。
そこにこのシリーズで触れる日がきてほしいです。

◆Brand New Sky

この曲が2年前の公演から大好きで、今回の初日にイントロが流れてシャッフルなしでメンバー全員出てきた時にガチ泣きしました。

今回のライブ曲はシャッフルして楽しむ曲と、元のメンバーで行く曲と、元のメンバーをベースに増減がある曲がありましたが、この曲は元のメンバーだけで歌ってくれたのが本当に嬉しくて。

裏方からチャンスを掴んでステージに立つ夢を叶えたマリーゴールドを迎え入れてる、彼のための曲なので、この曲はオリジナルメンバーじゃないとだめだったんです。

毎回、推しがイントロでご当地ネタを言ってたのですが、大千秋楽はマリーゴールドと一緒にメンバーの名前を1振りずつ呼んで、このメンバー最高!!って言ってくれたおかげで、初日以上に泣きました。

エモが詰まりすぎてる。

話をちょっと戻して、開幕に推しが各都市でご当地ネタをいろいろ言ってくれたのも、すごく嬉しかったです。
これは私が地方民だから強く思うことなのかもしれないですが、今回は今までなかった地域でも公演があったことが地方民からしたらすごく嬉しいことで。

来てくれただけでもありがたいのに、ご当地のネタを調べて言ってくれるっていうのは、どうしたってめちゃくちゃ沸いちゃうんですよ。
そういうわくわくを推しが毎回考えて楽しませてくれたおかげで、さらに推せる!!って思いました。

でもやっぱり一番推しが沸いてたのは推しの地元公演でしたね。
この時が一番元気にしてました。
カメラに向かってウェイなノリでハート作るところも地元公演が一番はっちゃけてました。
地元愛が強い推しも推せる。

不満を1つ挙げるとするなら、推しとライトブルーの衣装が旧作品のものなのに、その作品の曲が今回1曲もなかったので、それなら全員同じ作品の衣装で良かったんじゃない?とは思いました。
特にこの曲は全員同じ衣装で見たかったです。

しかも、ブロマイドなどのグッズは新衣装なんですよ。
なぜ2人に旧衣装を着せたのか本当にわからないし、新衣装も用意してたら良かったのでは?って思いました。
今までのお祭りでも新旧両方のライブ衣装着てるキャストはいたので、どっちも見たかったです。

◆Nameless Fighter

これも泣きました。

もう二度とお披露目されない曲かもしれないと思っていたので。
個人的に好きな曲なので、また生で聴くことができたのが本当に嬉しかったです。

この曲もバーミリオンとネイビーのために作られた曲なので、2振りが揃わないと意味がなくて。

新しい方の衣装で、新しいペアで、ダンスや見せ方も以前とは違っていて、ネイビーが2代目との見せ方を追求したのかな、と感じました。

ちょっと話が脱線しますが、ネイビーは今回誰よりもハードな仕事振られてるのに、ファンからの手紙は毎公演後に朝までかかっても全部読まれていたり、共演者1人1人のいいところをよく見ていて、自分の代わりにみんながタイミングを合わせて2ショットを撮ったのを上げるたびに優しい言葉を送っているのが菩薩すぎて、公演中にSNSが更新されるたびに泣きそうになりました。

身を削りすぎていてどうやって生きてるのか本当に心配になる方だけど、推しが出ていなくてもこの方の出る舞台はこれからも観に行きたいので(実際年に何度か行ってて、今年も行くのが決まっています)どうか健康で長生きしていただきたいです。

バーミリオンもね、プレッシャーが半端なかったと思うんですよ。実際に本人も去年演じたときの公式ブログでも言及してましたしね。
初代との比較もいろんな意味で常について回る上に、この曲と獣は特にどうしても比べられてしまう。
私は2代目の演技やお芝居への熱意、人柄がすごく好きなので、頑張れ…!!って必死に願うような感じで見ていました。

この2人だからこそできた今回のこの曲を、生で観ることができて、本当に本当に良かったです。

◆約束の空

01:16:53あたりのエメラルドグリーンの指クイ、何万人を串刺しにしたんだ…

他担ですが配信で見た瞬間「ヒッ」て声出ました。

開幕のホワイトとパールホワイトのデュオは、歌が上手い~~~~!!って毎回IQ3になってました。

今回のライブでのコーラルピンクとオパールグリーンは、今までのかわいさよりも雄々しさを出してきていて、男だ…と直感的に思う場面が多かったです。
この曲は特にそうでした。
でもかわいいところもあって、ギャップで撃ち抜いてくるのがやばかったです。

◆さつまいも

毎回いろいろ変わっていて楽しかったのですが、マリーゴールドが素でキレた回があって、レアな彼の姿を見れて、いつも以上にお得感ありました。

畑仕事に熱心なバーミリオンの理由には泣きました。
落ち着いたら去年の再演を見返したいです。

◆鯛の天ぷら

おかえり~~~~!!!!

歴史をちゃんと守れてるけど家族相手でも手段を選ばないお兄ちゃんに笑いました。

公演初日から鯛の天ぷらを食べたいとずっと思っているのですが、未だに食べれていません。
春まで待って桜鯛を食べたいです。ちゃんと食べた後も生きるの前提で。

◆美的風靡

ありがとう軽装

好きな話ですね~~~~~~~
性別を持ち出すのあまり良くないかもですが、この話を見て率直に思ったのは「女性だからこそ書けた話だな~~~~好き~~~~~~!!!!」でした。

前半はいい感じの風呂上がりの髪の毛トークで、後半に突如として現れたホワイトによるアコギ演奏。
今回参加している女性脚本家で、このびっくり展開を書けるのはこの方しかいない!という予想が当たって嬉しかったです。

サブステを正面から見れる席だと、ホワイトが出てきた時に「オレの相棒は最高だな」って感じの満面のドヤ顔をしているペールブルーグリーンを見ることができるので、そうだね!って微笑ましく見守ってました(ただしやっぱり背中と腰は死ぬ)

夕涼み 時つ風もめちゃくちゃ好きです。
この話を見ていると本当にいい匂いがしてきそうで、幸せ度がやばかったです。

◆描いていた未来へ

ブルーの不在は元のメンバーが、レッドの不在は若者(キャラ基準)が担うような編成で、これも編成考えた人天才!って思いました。
これに限らず、ライブ曲のメンバー編成は今回が一番良かったです。

この衣装で、笑顔でのびのびと気持ちよさそうに歌っている推しが見れるなんて、3年前までは予想できなかったです。
特にメンタルがいい方向にのびたのが分かるので、安心して推しのライブを楽しめる今が、ファンとしてとても幸せです。


ただ、ここからラストまで推しがずっと出ていて、着替えも多いので、推しの体力がゴリゴリに削られていくのを見るのが毎回とてもハラハラしました。
メインを張るものはなくても、過密さだけ見たら推しもトップクラスに過酷だったと思います。

特に、年明け以降の公演は残っている気力体力を振り絞ってボロボロになりながら戦い抜いていたので、いつも無事に大千秋楽までやりきれますようにと願いながら見届けていました。

私は医者でも石油王でもないから、ペンラとうちわを振って祈りながら応援して、次の公演で感想を出すことしかできないんですよね。

力が…ほしい…ファンとして…推しを…癒したり…勇気を…与えられる…力が…

◆小狐幻影抄

今回一番好きな話はこれでした。

美的風靡は一個人として好きで、小狐幻影抄はこの作品のおたくとして好き、という感じです。

巴里をなかったことにしなかった上で、イエローメインで、彼にしかできない最高の話・曲・舞を用意してくださったことに感謝しかないです。

この話も今までの作品をずっと見てきて、深く掘り下げられる人にしか書けないと感じたので、いつもの脚本家さんの助手が担当されたと知って、めちゃくちゃ納得しました。
最高のデビュー作でした。今後も楽しみにしています!

推しの演技も、いつもとは違う、化け狐をしっかり演じられていて好きでした。
ただ、出てきてすぐの驚き方は大千秋楽が一番おとなしかったのでちょっとびっくりしました。
ノリのいい時はうるさくてかわいかったです。

狐や踊れrep.の化け狐の舞が本当に狐っぽくてめちゃくちゃ好きです。
あのお面も売ってほしかったですね。
トンチキ公式グッズを次々に出している(とても褒めてる)万屋本舗で商品化してくれないかな。

◆響きあって

この曲大好きおたくなので長いです。

今までの歴代作品のライブでの全員歌唱曲の1曲目って、mistakeを筆頭に神様たちが主のハートを撃ち抜く曲が多いじゃないですか。
作品ごとの撃ち抜き方の違いを楽しむのが私はライブパートの醍醐味の1つだと思っています。

響きあっては主を落とすというより、このシリーズのキャストとファンがタイトル通り劇場で舞台の上と観客席で『響きあう』という感じに受け取れるので、このシリーズのファンとして沸かずにいられないんです。
なんていうか、今までで一番『この作品のファン』に向けた曲だなって思っています。


イントロでサブステが明るくなって、そこには本公演でこの曲を歌った、今回出演できているオリジナルメンバーがいました。

Brand New Skyのように、このメンバーで歌うんだなって。

思ったのに。

メインステージも明るくなって、見てみたら推したちのグループがセンターにいるんですよね。

びっくりしたのも束の間、推しが弟(キャラとしてのです)とグータッチをして。

彼らの4年間の歩みをずっと見てきているので、今までの積み重ねを、ファンに向けての曲で見せてくれたことが、何よりのメッセージだと思いました。

ちなみに2年前のNHKでの出陣の際も拳は突き出しましたがタッチはしていなくて。

仲直りしたとかではなく(そもそもこの2振りは仲がいい悪いという表現は適切ではない)今は共に戦う仲間として『響きあって』いるんだな、と。

また、2振りと一緒にスポットライトを浴びているペールブルーグリーンとホワイト、両サイドにいるエメラルドグリーンとオパールグリーンもそれぞれ『響きあって』いるんですよね。

(誤解されたら死ぬほど嫌なので書いておきますが、掛け算としては一切見ていないです。兄弟とかファミリーとか相棒とか仲間とか、この作品で出てくるそういう関係がエモいという話です)

開幕からエモの大バーゲンで頭がついていかないところに、推しがさりげなく手袋を直すモーションを入れてくれてて。
それ私がこの衣装の時のモーションで一番好き最高って年単位で何度も伝えてるやつ!!!!

もちろん、私だけの意見が~なんてことは当然ありません。
推しのこの衣装といえばこのポーズなところがあるので、好きな同担もきっと多いと思います。
でも、自分のファンが好きなものを忘れずに入れてくれる推しを推さずにいれるわけがないです。
推しが推しで本当に良かった!!!!!!


…お気づきの方もいるかもしれませんが、ここまででまだイントロの感想なんです。歌始まってません。


って書きましたが、私のエモエモのエモポイントは最初に詰まっていて、あとはキャストとファン、そしてそれぞれのグループがたくさん『響きあう』この空間をめいいっぱい満喫しました、よきかなよきかな、というオチです。

強いて言うならサビの「波となり うねりだす」の推しのしなやかな波のダンスと、後半のステージの上部で響きあいまくっているところと、曲の締めの決めポーズが大好きです。

◆百万回のありがとう

サブステにいる時の推しがかわいい

この曲も、この作品のファンとして嬉しい曲ですね。
ストレートな歌詞で、ずっとこの作品のファンでいれて良かった~~~って思えて、幸せになれます。
これからもずっとこの作品を見ていたいです。

◆勝ちに行くぜベイベー

開幕で乾布摩擦してる推しがかわいい

映像には入っていないので、各会場で見れて良かったです!!
調子がいい時は床に寝たりフリーダムなファンサ(床に寝るファンサとは)が炸裂していて、楽しかったです。

バイオレットが通路の柵に乗り上げて吠えるファンサをしていることが多くて、まごうことなき本物の虎なんだな…と思わずにはいられませんでした。
推しの頭をタオルで叩いて逃げて、追いついた推しに背後からシメられてる回もあって、かわいかったです。

あと、配信見てて分かったんですけど、マリーゴールドのカメラの位置の把握っぷり、すごすぎますね…。ファンがどういうものを求めているかをきっちり分かってて、2年間での成長がやばいと思いました。

オパールグリーンもキャラを掘り下げて自分の中に落とし込んだ上で、客席へもカメラへも完璧なファンサをしていて。
すごい人がこの作品に加わってくれて本当に良かったです。

◆獣

02:10:10あたりのドヤ顔で手袋咥えるグリーン

いつも穏やかな方だからこそ、こんな斬り方をされると一瞬で灰になりますね…。

冒頭のシルエット演出がくると、クライマックスだな~~~~ってテンション上がります。

登場時のピンクの跳躍力がやばい。滞空時間がおかしい。そして雄。
身体能力がやばすぎて毎回びっくりしていました。
今までででかっこいいピンクでした。

パート分けが今までと全然違うのが新鮮でした。
でも、2番のAメロをバーミリオンが担当していたのがすごく嬉しかったです。
ここは一番最初にこの曲を聴いた時のイメージがどうしてもあるので、2代目の彼も担当してほしかったんです。
厚みのある歌声、好きです。

サブステのバーミリオンとパールホワイトの沸かせ方もすごかったです。
推しがメインステージにいるから現場ではサブステ見てなくて配信で初めて見れたので、春の新作ではさらに沸かせてくれるのを、今度はこの目でしっかり見たいです。

最後の「己に牙を剥け」をイエローが歌うの、最高に『獣』で良かったです。
元気な姿を見られただけでも嬉しいです。

この曲で推しがガチで倒れ込みそうな時が何度もあって。
それでも腹筋見せてテンション上げたり、盛り上げることはしていたのですが、まだここから一番大事なシーンが控えているので、ただひたすら無事にやりきってくれることだけを祈っていました。

生きている人を推すって、その人の命が目の前で削られるところを見ることでもあるので、ただ『楽しい沸いた幸せ!』にはなれないところもありますね。

◆黒き影、寇す

今回は里の話だとしたら、極がまだいない状態で全員倒せたということになるので、敵の4枚目を引かずにボスまで行けたのかな、と思いながら見てました。

◆かみおろし、君待ちの唄

それまで主たちと楽しく盛り上がっていたのとは全然空気が違って、本当に『神の領域』で。
パールホワイトの凄みが、オーラが、やばかったです。

人の形が作られていくのを神様たちが歌うのは、このミュージカルでしかできない見せ方だと思いました。
クライマックスのイネイミ・・・は、主たちも一緒に刀剣男士を創り上げるのに加われたのが嬉しかったです。
なんていうか、舞台上の神様だけでなく、主たちもこの作品を作り上げているんだっていうのを提示してくれたことが。
前回の日本の祭とはまた違った一体感をもたらしてくれたのはすごいことだと思います。

◆八つの炎 八つの苦悩、あなめでたや、シークレット演出のこと

俺を~呼び覚ますのは~ のところ、全公演同じ歌声でしたよね…?
だから、愛知初日でもあの衣装が取れるまで違うって気づかなかったです。

愛知で切り替わった理由は、春の新作のキャスト発表も含めて、それぞれ原作の里の玉のノルマとそれまでの累計観客数がリンクしていたのを知って、納得できました。

原作からこの作品のファンになった身としては最高に沸く演出でしたが、若手俳優を推している身としてはやっぱりしんどくなっちゃって、初見後にあれは誰なのか、その人のおたくは今回の出演を知っているのかを真っ先に検索しました。
おたくであればあるほど初日を見届けたい気持ちが出てくると思うので、秘密裏にFC先行とかできたら良かったのにな、とかいろいろ考えてしまいました。

もちろん、情報漏えいとか考えると難しいとは思うのですが、おたくに救いはあってほしかったと、いち若手俳優のおたくとしてはどうしても願ってしまいますね…。

ただ、この仕事を絶対に漏らせない部分も承諾した上で受けたのは役者本人と事務所側なので、それまでのファンを大事にするかどうかは本人たちにかかっているのかな、とも思います。
切り捨てられたら死ぬほどつらいですけども…そこは事務所の売り方にもよるので、こわいところですね…。

全く同じ状況ではないですが、私の推しもこのシリーズの最初の作品の大千秋楽でサプライズお披露目した側です。
ただ、推しはそれまでのファンを切り捨てることなく、今もとても大事にしています。
「あのとき現地で見れなくてつらかったよ」ってファンが正直に言える関係を築けている人を推せているので、今回のシークレットのお2人もファンとそういう関係を築くことができたらいいな、と願ってやみません。

とりあえず、悲しい思いをする人が減るような策を講じてほしいとはアンケートに書きました。
サプライズで沸く気持ちもわかるだけに難しいとは思うのですが、今後はどうにかうまいことやってほしいなあと。

◆カテコ

弟自慢する推し、新作で一番下の弟が出ることも含めた言い方をしてくれた推し、最高に推せる

三兄弟箱推しでもあるので、この作品に三男がいないことが4年間ずーーーーーーーーーっとつらかったんです。
でも、2年前の公演で推しが三男もいるような言い方をした回を見ていたので、いつか絶対にくるって信じてました。
もちろん春の新作は三男を全力で応援しに行きます。

今年からは三兄弟として推していけるのが本当に本当に嬉しいです。
夏のお祭りで全員揃いますように。

◆ファンサのこと

推しから今までで一番もらえたのですが、とにかく優しかったです。
勝ちに行くぜベイベーでウェーイ!!なのを想像してたのに、それまでお祭り騒ぎしてた推しがいざ目の前に来たら急に百万回のありがとうみたいなノリでファンサをしてくれて、嬉しいけど戸惑いました。

あと、ファンサの最終目標『ペンラもうちわも持ってない状態で、ライブ曲ではないところで個別ファンサをもらう』が叶ったので、推しのおたくとしてめでたく成仏できました。
※成仏についてはこちらの過去記事を見てください
miyama-oc.hateblo.jp
その時の推しが今までで一番優しい対応だったので、こっちが100万回のありがとうを伝えさせてほしいと思いました。
当時の沸き散らかした状態で書いた記事がこちら。
miyama-oc.hateblo.jp

マリーゴールドが公演中に上げていたブログで「通り過ぎてるだけでも近くに自分のうちわがあったなって気づいてるよ」(要約)という記事を上げたことがあって、推しもそのタイプで。
(というかキャストみんな思ってるとこはあると思います)

ただ、推しの場合はそういうのは接触じゃないと直接言わないし、じっくりファンサするタイプでもないので、接触イベントに行かない人は間近にいたのに干されたって病んで、ファンサの手厚い人に担替えすることもわりとよくあるんですよね…(イベントに行かないことが悪いとかではなく、推しに気づいてもらえてたことに気づけないという意味で悲劇だなあと)

あと、推し以外のキャストも、ルール違反してる人がいたらその周囲ごと干すので、気づいてたけどファンサできないみたいなこともよくあるんじゃないかなと(だからマリーゴールドがブログでフォローしたようにも見えました)

ファンサをもらえるっていうのが、自分の頑張りだけじゃなく『周囲にルール違反がいないこと』も含まれるっていうのが、自分ではどうしようもできない運要素でしんどいと思ったし、ファンサしたくてもできなかったばかりに推してくれてた人が担替えしてしまうケースもあるんだろうな…っていう場面を今回はSNSでもリアルでも何度か目にしたので、しんどさが増しました。

ペンラとうちわで『応援する』って割り切れていたら、ファンサもらえなくても平気でいられるとは思うんですけど、ファンサありの作品なので、もらえてる人を見たらもらいたいって思っちゃうのは仕方ないんですよね。
年々そのあたりの闇が可視化されるケースが増えているように感じるので、こわいなあと思います。
だから私も推しへのコメでファンサありがとうございました!なんて絶対に言えないですね…。
なので、手紙が捗るんです。
手紙ならば、千里の路をも超えられる。



◆◆◆
いろいろ思うことはありましたが、原作ファンとしては今までで一番楽しいお祭りでした。
今年の年末も、楽しく過ごせるお祭りがありますように。


大千秋楽後すぐに推しのイベントや生放送があって絶賛お手紙マラソン中で、この記事を上げるのが息継ぎ中の今になってしまいました。

これからも、2月後半の2週間で推しのトークイベントと生放送が計8日・14回あるので、3月頭までは今までで一番過酷なお手紙マラソンになりそうです。

推しの仕事ぶりにはなんの不安もなくて純粋に楽しみなのですが、今回ばかりは全部の手紙を出すまでに私の手がぶっ壊れる気がしてやばいです。
既に腱鞘炎になっているのをだましだまし使っている状態なので、非利き手で字が書けるように練習しておくしかない。

手紙を書かない選択肢が私にはないというか、書くのが当たり前になりすぎていて書かないと死ぬタイプなので、どうにか症状を抑えながら書き続けたいです。

来月、手が生き延びていたら、また戦いの記録を上げようと思います。

ハッピービタミンアイドルのライブと4年目のライブツアーでチョッパッペーな神対応をされてきた話

推しと同じマネージャーさんを持つ方がアイドルになったので、名古屋のライブツアーからの大阪遠征してチョッパッペーされて、数日後にまた大阪のライブツアーでシュケタッペーされた話です。
今とてもゴヤオオサカに対するハードルが低いので、遠征にかこつけてアマンダ*1とクリームソーダもキメました。
2年後ぐらいに2ディビジョンが舞台に出る日も想定して貯金もしないと。*2

◆行くきっかけ

こちらの記事を拝見して、元気をもらいに行こうと思って、まさにタイトル通りの遠征をして、行ってみました!
ktn-sak.hatenablog.com

ここではお2人をゴールデンさんルビーさんと呼ばせていただきますね。
ちなみに、私の推しとマネージャーさんが同じなのはゴールデンさんです。

お2人がユニットを組んでアーティストデビューすることは知っていたのですが、予告では半裸でシリアスな表情をしている白黒映像だったんですよ。セクシー系のカレンダーのオフショットみたいな。
だから、わりと真面目な路線なのかな、でも人を笑わせるのが得意なお2人だったらもっとにぎやかな感じの方が良くない?とは思っていました。

そして、満を持して情報が解禁されたら、あの意味深な映像はなんだったんだ????ってぐらい全然系統の違う、カラフルでハッピーパワー全開の明るいアイドルユニットになっていました。
あまりのギャップに爆笑しましたし、推しもSNSトークで爆笑してました。それなー。

でも、バカにするとかじゃなくて、お2人とも、人を楽しませてハッピーにしたいという気持ちが強い方(だと私はお見受けしています)なので、それが衣装にも曲にも表れていて、素敵だなあと思いました。

以降は、このお2人にぴったりなコンセプトで最高!って思って、DLできるようになったら速攻課金したり、サブスク視聴していて、都合がついたらライブに行ってみたいなあと思っていたんです。
そして、上で紹介させていただいた記事を読んで、大阪ならちょうど行ける!と思って行きました。

◆ライブイベントのこと

ライブは
2人が登場→トーク→質問コーナー→ライブ→接触
という流れでした。

お2人とも観客をハッピーにさせたいという想いで全力で盛り上げられていたので、たくさん笑ってビタミンパワー注入してもらえました。

ライブも、事前に曲を聴いていたので、コーレスなどはすんなりできました。
万が一聴いていなくても曲がすごくわかりやすいから、すぐにコーレス対応できるようになると思います。

本当に楽しいトークとライブで、終わるのがあっという間で、遠征して良かった!って思いました。

◆お2人の神対応

ここから主観だらけの話になるのですが、ゴールデンさんとうちの推し、過去に合同イベントをしていて、接触も2人で対応してもらえたことが今まで何度かあります。
ただ、私は推しのファンなのを隠さないで接触に臨んでいたので、ゴールデンさんの記憶に残ることはないだろうなって思っていました。

が。ライブ当日。

ゴールデンさんが目を何度も合わせてくれて、バキューンファンサもしてもらえて(もちろんご自身のファンにも手厚いファンサをされていました)
これはもしや…?と思いました。

そして、接触イベントの時。

私が推しの名前を出すより前にゴールデンさんから推しの名前を出して声をかけてくださいました。
ルビーさんもそれを聞いた上で推しのファンだと理解した上での対応をしてくださって。

他担だとわかってる上での対応として、100点満点中3億点のことをしてもらえて、めちゃくちゃびっくりしました。

ゴールデンさん、ファンが少ないわけじゃないのに(現場に足繁く通うファンの数なら推しより多いです)、他担の顔まで覚えてるの、すごすぎないですか?
ルビーさんもすぐに察して合わせてきた対応力の高さがすごかったです。

他担でも遠征してたくさんパワーをもらえてめちゃくちゃ満足できたので、現場に通ってるお2人のファンは間違いなくたくさん幸せをもらってるだろうな、と思いました。

ファンを幸せにできてる人はみんな最高!

神対応後日談

大阪でのライブの数日後、お2人だけでなく、私の推しも出ている4年目のライブツアーの大阪公演に行きました。

スタンド通路席に座っていた回で、私はいつも通り推しのカラーのペンラとうちわで応援していたのですが、ゴールデンさんが通りがかったときに、あっ!て顔をして、個別ファンサをしてくださったんです。
もう1回通ったときは、そこに私がいるのがわかった上でのファンサを。

その後、推しからもがっつりファンサをもらえたので、思わず大阪に感謝課金したいって思いました。

でも本当に課金するなら推しとゴールデンさんの事務所(マネージャーさんが一緒なので当然事務所も一緒)に対してが正しいので、これからも現場に通って、現場以外のお仕事も追えるだけ追い続けます。



◆◆◆
大阪公演会場に着いてからお2人のブロマイドはささやかな感謝課金として買っていたのですが、終了後にまた追いブロしました。

今回のライブツアーでは推しの情報などを共演者が流してくれるたびにその人のブロマイドを買うというマイルールを設けていたので、推し以外の人のブロマイドが結構な量になっています。

そのあたりの話などはライブツアーが終わる今週末あたりに感想と一緒に書きたいです!
他の方の感想も早く見たいけれどツアーが終わってほしくない、でも終わらないとネタバレ解禁できない、東京公演と大千秋楽になにかありそうで楽しみ、いろんな気持ちが私の中で渦巻いていて、早く楽になりたいです。

*1:矢場とん本店のあの像をアマンダと言い張る

*2:なにせチケット代が1公演18000円なので

推し事4年目を前に~救って、救われて~

今日は推しの誕生日です。お誕生日おめでとうございます!!
日付が変わってすぐに、今の自然な推しの姿を見れて嬉しかったです。
めでたい日なので1日中ケーキをつまみにお酒を飲みながら仕事したいですが、そういうのダメな職種なので、今日はなにがなんでも定時ダッシュしてやります。


私が完全に推しを推しだした日がはっきりしないんですが、誕生日の直後で、誕生日プレゼントを贈りそびれてすごく悔しかったことは覚えていて。
なので、もうすぐ推しを推して4年目に突入します。
今日はそんな4年目にさしかかる直前の、ちょっと暗めで重い3年目とこれからのお話です。


昨日ちょうどこの記事を読んで、似たことがあったなって思ったとともに、推しに救われたことも思い出して。
ten-navi.com
※先に言っておくと、この記事のようなぐいぐい引き込まれるような話は書けてません。

この記事を読んだ時に、2年前の年末に同僚を亡くしたことを思い出しました。
同僚は2つ上で、近所に住んでいて、同世代のおたくだったので共通の話が多くて、彼女と月イチで2人でファミレスで閉店までおしゃべりするのが仕事に関わることで一番楽しいひとときでした。

もとから病弱だったわけでもなく、亡くなる前の年の健康診断でも特に問題はなくて、1日6時間はちゃんと寝てる人で。
それでも、がんだと分かってから3ヶ月でこの世を去りました。

報せを受けたのは年内の最終出勤日で、大掃除の後は納会でブチ上がって終わるぞ!って時でした。

聞いてまっさきに思ったのは
「ご家族が一番負担の少なくなるようにサポートして、会社の納会も完璧に盛り上げなきゃ」
でした。

今は止まれない。前を向かなきゃ。全力で生きなきゃ。

悲しむことを停止しながら、その日やるべきことを全力でやりました。

ご家族と葬儀やその後のことのやり取りをしつつ、納会で誰よりも飲んで、盛り上げて、気分の悪い人を介抱して、会場から全員が去って忘れ物がないかチェックして、翌日には酒を完全に体から抜いた状態にして通夜に行って。

職場の周りの人がサポートしてくれなかったとかじゃないです。そもそも私は幹事でもなかったです。
でも、彼女がいなくても私はちゃんとできるんだってことを彼女と一番仲の良かった自分が証明したくて、どうしても完璧にしたかった。

けれど、納会の帰りはいつもお互いを労いながら一緒に帰って、そのまま2人で朝まで2次会していた彼女がいなくて。
さみしいとかより「この先ずっといない」んだなあっていう、絶対に覆らない事実がありました。


年が明けて、今度は上司が早産からの育休に入って、職場で頼りにしてた人が一気にいなくなってしまって。
でも上司の出産は職場の誰よりも喜んでお祝いして、上司の心身に負担が及ばないよう、それまで以上に仕事を頑張るようになりました。

でも、自分は完璧じゃないし強くもないので、自分の自覚できないところでメンタルがボコボコになってしまって、ちょうど1年前ぐらいの今の時期から春頃までめちゃくちゃ落ちてました。
無理だーーーーーーって思いながら仕事してたのは覚えてるけど、どう業務をこなしてたかの記憶が本当にないです。

家では旦那がそっとしておいてくれたり、先に帰っていたらごはん用意してくれたり、そういうサポートがあったので普段の生活はなんとかなってたし、とても感謝しているのですが、「生きる楽しみ」を推しがくれていなかったら本当に引きこもっていたかもしれないです。


一番しんどかった1年前の2月と3月。
推しへの手紙で、仕事の感想と共に「しんどいことがあったり仕事が忙しい時期でやばいけど推しの演技を楽しみに頑張る!」っぽいことは伝えていました。

実際に行った現場での推しは、とても優しかったです。
そんなことしてくれるの!?ってびっくりしたことも何度もありました。
その優しさに生かしてもらえたのは本当で、この時期の手紙はしつこいぐらい感謝を伝えていました。
なんていうか、私のしんどい状況をリアルに見ていない人からパワーをもらえたことに、救われました。

ただ、1回だけ、推しの様子がおかしい現場があって。

ライブ→サイン会だったんですけど、サイン会で何度もちゃんと見てたかめちゃくちゃシリアスな感じで聞かれたんですよね。
その日の私は前方どセンターにいて、推ししか出てないステージで推し以外誰を観るの?っていう。もちろん、私だけでなくその場にいた全員がそうです。
そうでなくても推しは私が推し以外が出てる舞台でも推しの定点カメラをしてることは知ってて、その上でファンサしかけてきたこともそれまでに何度もあって、それを言うとドヤ顔になります。なのにその日はそんなことを聞いてきました。

思い当たる理由は、推しが緊張してて、コンディションも良くなかった以外にもあるにはあったんですが、その場では言える話でもなかったので、とにかく「見てたよ、こういうところ最高だったよ」って、ちゃんと見てたことを伝えて、推しを安心させることに注力しました。
推しはすごくほっとしたような、でもちょっと弱った話し方で答えて安心してくれたように見えました。

そこで、『推しの"今"をちゃんと見て、言葉で伝える』っていうのは、推しにとっても救いになるのかな、とぼんやり思いました。
いつも私は救われている側だけど、私(に限らずファンみんな)も、推しを救えていることもあるのかなって。

その時に

推しの状態があまり良くない状況だと、3mも離れていない距離でも、視線だけじゃなくて言葉ではっきり伝えないとちゃんと観てたってわからないこともある

と分かってからは、それまで以上に現場で観たこと、感じたことを書けるだけ書き尽くしていきました。


春になって、仕事の環境に慣れてきたのと、推しの現場でパワーをもらい続けたことで、いつの間にかちゃんと前を向けるようになっていました。
書いて書きまくっていた推しへの手紙はトータル100通を超え、推しも手紙を見てることを伝えてくれたり、たくさんの現場を踏んでいつの間にか年間出した手紙自体が100通を超えました。

去年最後の接触やその後の発言で推しはファンのことを『大事な家族』だと言っていて、その後もファンを大事に想ってくれている発言が今まで以上に増えて。
『大事だ』って想えるのって、相手に『大事にされてる』って思ってないとそうそう思えないことだなと。
あと、推しもどうも私と同じぐらいの時期に大事ななにかを複数失ったっぽい発言を最近よくしてるので、なおさら今そばにいる人を大事にしようと思ってるのかなとか。

私の憶測を多分に含んだ発言ばかりですが(それはいつもそう)、去年の私の状況と推しの発言から

『お互い生きて元気に会えるうちに後悔のないように推しの仕事を見て、伝えたい言葉は全部伝えていこう』

っていうのをものすごく意識するようになりました。

亡くなった同僚ともっと話がしたかったとか、こういうことができていればとか、今でも思うことがあります。
でも、それはもうできないことだから。
ならせめて、今大事にしたい人を大事にするしか、生きてる側にやれることはないんですよね。

だから、『推し事とは戦いだ』って思ったりしてて。
誰かを倒すんじゃなくて、共に生きるための戦いです。
たとえ先に斃れられても、忘れずに、けれど、前を向いてその先も戦い抜く。
(このブログは推し事用なので推しのことばかり書いてますが、普段は旦那と共闘して生き抜いています)
また、私の大事な人たちが私にたくさん生きる力を与えてくれているように、私も大事な人たちに何かを遺せていたらいいな、とも思うようになりました。


このブログに書いてあることは大げさに見えるかもしれませんし、私の推し方もやりすぎに見られていてもおかしくないと思います。
ただ、後悔するぐらいなら今できることをやりきった方が絶対いいです。

生きていたらそのうち、出会いよりも大事な存在を失うことの方が多くなります。
その時に立ち止まってしまわないためにも、今こうして前を見れていること、前を向かせてくれている人のこと、お互いを大事だと思える存在を大事にしよう、と、推しの誕生日と推し事4年目で改めて決意した話でした。

2020年の推し事の抱負と、はてブロでやりたいこと

今週のお題「2020年の抱負」

今年もこれに便乗しつつ、去年挙げた抱負が達成できたかの振り返りなども。
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このブログではあまり閲覧者に向けたメッセージを書かないでいるんですけど、新年なのでちょっとだけ。

自分は檻に入った奇行種だと思っているので、今年も檻の中からいろいろ発信していきます。
ブログ開設当初からの考えと今は全然違うところもあって、前に書いてたことと違うことを書いてることもたくさんあると思いますが、奇行種の成長日記(?)だと思って、いちサンプルとして見ていただけたら幸いです。
ログが見やすく蓄積されていくところがブログのいいところですね。
これからも、できるだけ消さずに残していきたいです。

また、スター、いただけたらいつも喜んでます!
引用スターなどははてブロにしかない素敵な機能だと思うし、いただけたら沸き散らかしてるので、私も人様の記事を読んでいる時は積極的につけていきたいです。
スターでメッセージ作るのとかもすごい!面白い!

はてブロにははてブロの楽しさがあると思うので、これからも記事を投下したりブロガーさんの記事を読んで、楽しいはてブロライフ(?)を送れたら、と思います。
どうぞよろしくおねがいします。


というわけで、ここからは今年の抱負です!

◆無理せず楽しく推し事を続ける

去年は楽しくやれたけど体調的に無茶をしすぎたので、今年はこれまで以上に推し事が入ってない時は睡眠をしっかりとる。
周囲の人や推しに心配されないような生き方をしたいです。

今はすっかりなくなりましたが、1年近く前は認知されて数ヶ月であわあわしてて、一時期は義務感を抱くような推し方になりかけてたことがありました。
(今思うとあれは何だったんだって感じですが、おそらく、寒さと仕事が多忙すぎていっぱいいっぱいでした)
でも、推しから全通しろって言われてるわけでもないし、たとえ言われても(推しは言わないけど)普段の生活や仕事も大事にしたいから無理なので、これからも自分の身の丈に合った(主に金銭的、体調的な面で)推し方を続けていきます。

◆声を送り続ける

これは去年やりきれたから花丸!
去年はレベル1の合格点(あくまで自分でできたかどうか)を取れたということにして、今年はレベル2の合格点を取っていきたいです。

今年も推しの仕事を観たら感想を全部伝えていきますが、もっと要点が伝わりやすい、ムダを削った文章を書くようにしていきます。
理想は某エゴサ大臣のツイートみたいな、言いたいことが端的にストレートにまとまっている文章です。
国民へのファンサ(?)も一言でまとまりつつ人柄も表れていてすごいですが、お仕事関係のツイートもめちゃくちゃきれいにまとまってるんですよ。
この方と官邸のSNS(特にインスタのストーリーズ)はものすごくお手本にさせてもらっています。

推しに今まで以上に内容が伝わる文章にしていくためにも、いろんな人の書いた記事や本はどんどん読んでいきたいです。
そのための情報収集も貪欲に。

今のペースだと、多分今年の夏頃には手紙トータル200通いきそうですが、200通をゴールにしているわけではないから、去年並み(年間約100通)に手紙を送らなかったとしても焦ったり病まないようには気をつけます。
手紙の量は推しの仕事がどれだけ入ってるかに大きくよるので、私がどうって話ではないから。

今までみたいに、気づいたらこれだけ送ってた、という感じで、継続は力なりを地で行きます。

◆推しを信じる、推しの話を聴く

これも去年はそれまで以上にできてたから満点!
来年は120点を取る気持ちで。

  • 推しを『若手俳優』というくくりではなく『一人の人』として見て、接する。
  • 推しのことで迷ったり悩んだ時は推しに直接聞く。
  • 推しが大丈夫だと言ったことは、裏や社交辞令など考えずに素直にそのまま受け入れる。

去年はこれを実践できたことで、今までにない景色や幸せを得られたので、今年もちゃんと推しの話を聴いて、信じます。

もちろん、盲目的に信じるとかではないです。
考えが合わない部分は当然あるので。
そこも含めた『一人の人』として、なるべく余計なフィルターをかけずに推しをまっすぐ見て、応援し続けたいです。

◆推しからの反応はひっそり素直に喜ぶ

ここは去年の抱負では『推しからの反応を当たり前だと思わない』でした。
今もそれはそうなんですけど、1年前は変にガチガチに気取ってた感じがするので、今は9ちゃん動画のよしえのように「沸いたー!沸き散らかしたー!」って素直に喜ぶことにしています。

この考えになったのはこちらのブログ記事の内容に救われてからです。
今でも何度も読んでるぐらい、私にとってのバイブルです。
uiui-letter.hateblo.jp

こちらの記事の、『推し側だってファンを沸かせるために労力割いてるんだから、沸かなくてどうする!』というの(要約しすぎててちゃんと伝わってなかったらごめんなさい)、その通りだなって思って、推しに「あの時ありがとう沸いたー!」(意訳)ってストレートに伝えるようになったんです。

そしたら「ほんと?良かったー!(+こここうだったでしょとか具体的なこと)」って心底ほっとしたような表情で返事されたり、私の場合はさらに『推しを見ている時の私のマネ』を推しにされたことがあるので、推し側もファンのことをだいぶ見て、いろいろ送ってくれてるんだなって分かりました。

ただ、これは私と推しの今までのやり取りとかノリを知らない人が見たら強めの幻覚見てるんだなって捉えられると思うし(見てることは見てるので否定はしません)、第三者に推しからのレスややり取りを見られたいわけでもないので、沸いたら(たまにこのブログで喜びつつ)推しに接触や手紙でありがとうをめいいっぱい伝えることにしています。

ファンを沸かせることも芸能人としての仕事の1つで、ファンは沸いたらちゃんと「沸いたよ!」って伝えないと、ほんとに沸いたか不安になられてるところ、まじであります。
(うちの推しの場合は特にマネージャーさんの方が顕著)
こちらの勘違いならファンサの流れ弾に当たったんだなぐらいに思ってくれると信じて、沸いたことはこれからも正直に伝えていきます。

◆これからも一人で推していく

去年は『同担とつながらない』って書いてましたが、そこからさらに範囲が広くなりました。

といっても、ネガティブな意味じゃないです。
単純に現場では推しを観るか手紙書くことしか考えてなくて、誰かと会話することが時間的に難しいんです。
幸い、一人で推し事しているのはとても気楽なので、これからも一人で現場に通って、推しの仕事を観て、手紙を出す、このサイクルを続けていきたいです。

去年の記事を見ると、かなりトゲのある書き方をしてたなあと。
今は変に必死になるでもなく、肩の力が抜けて、自然な感じです。

◆推しを笑顔にする

推しを推して丸3年になりました。
その3年間で見聞きして得たことを踏まえた上で、推しを笑顔にしたいです。

去年、推しを笑顔にできた…というか、目標が叶ったことがあって。
『自分のあげたもの、もしくは伝えたことについての話を、私がいない場で推しが楽しそうに話しているのを見る』ということが長年の目標だったんですが、去年、ついに叶いました。
しかも、推しの仲の良い役者仲間の番組へのゲスト出演の際に自分から笑いながら話をしたので、ファンサみたいな気の遣い方をしてなくて、素で笑ってくれたんだなあと。
※もちろん、話では私の名前どころかファンからだってことも伏せられていました。

これからもそういう、推しが笑顔になれることを、推しに話したり、ひっそり仕込んでいこう、と決めてます。

◆『私だから書けること』を書く

これは手紙もはてブロもですが、主に後者の意味で。

若手俳優おたくのはてブロやSNSを見てると、もうこの年なんだから恋人作らなきゃ、結婚するためにおたくやめなきゃ、みたいなのを結構見てて。

別におたくやめなくても結婚できるし、推し事も楽しく続けられるよ!
でも、恋愛自体絶対にしなきゃいけないわけでもないよ!人生楽しめたらそれでよし!
っていうことは実際私が経験してきたことなので、投下していきたいです。

あと、年齢も関係ないです。
いつか、還暦超えてYouTuberの歌い手に沼ってライブのためにど田舎から都会へ遠征したおかんの話は書きたいです。
私の場合、肉親にこういうパワーワードの塊のような人がいるので、私も年齢気にせず推し事楽しもう!って思えています。

なんていうか、こう、気楽にハッピーに推し事楽しもう!って感じのことを書き続けていけたらなーと。
『推し事とは戦いだ』を信条にしている人が言うの!?って感じですが、自分がハッピーになりたいとか人生を生き抜くための戦いだと思ってるだけなので、もっとふんわりゆるくで全然大丈夫です。
オシゴト コワクナイヨー タノシイヨー

ただ、いろんな記事を書いたとしても、自分の考えを強制したいわけではないし、バズることも目的としていません。
いろんな考え方の1つとして、文章化してネットの海に放流しておきたいという感じです。

コスメ関係の記事も写真のストックがたまるばかりで、記事を出す前に新しいものが出てゲットしてるみたいな状況で、書きたいことがいっぱいあります。ベスコス2019とかも。
イエベ秋で良かった!って思えるアイテムが本当に増えて、現場メイクも幅が増えたので、小出しでも書いていけたら。

おすすめを挙げる時は、できるだけポジティブに楽しくダイマをしていきたいです。
私自身、検索経由でいろんな人のおすすめダイマ記事でいいもの(物でも、考えでも)をゲットできた経緯があるので、自分も誰かにとってそうなれたらいいな、と思います。

書きたいこともたまっていますが、近いうちによく検索されている記事の手直しなどはやりたいです。
認知関係の話、本当に気になる人が多いんだなあと。私もそうだったからわかるそれなー


◆◆◆
抱負は去年よりゆるくなりましたが、去年以上にハッピーに推し事ライフを送るために全力でいろんなことを楽しんでいきます!


ちなみに、いま一番上げたい記事は今日年明け一発目の公演だった4年目のお祭りです!
が!
まだ3週間は上げれない!!

人様の長文感想も読みたくて仕方ないので、観た人みんな大楽終わったら上げてほしいです。
いろんな担当の視点での感想が読みたくて読みたくて。

私も記憶がなるべく濃い状態で感想を書くためにも、明日も全力で楽しんで観てきます!

とれたてピチピチの手紙を出しまくった2019年推し事振り返り

このまとめでも触れますが、オオサカゴヤに狂わされている女なので、今年はNHKではなくももクロちゃんの紅白にかじりついて年を越しながらこれを書いています。
でもNHKも紅蓮華は見ました。鬼滅が好きすぎる推しは案の定めっちゃ沸いてました。

推しがカラオケでお酒飲みながらごきげんな状態で書いた*1年納めブログを更新したので、私もお酒飲みながらテンション上げて推し事振り返ります!


1つ前の1年で100通ファンレターを出した記事に書いたとおり、今年の推しの仕事のボリュームが半端なかったので、現場の振り返りだけ。
今年は推しの念願が叶ったり、初主演舞台を観れてフラスタを出せたり、手紙を出しまくったり、今までにない景色を観れて最高に満たされた一年でした!
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去年の振り返りはこちら。
過去の記事を見返しやすいの、ブログのいいところですね。
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◆1月

・写真集リリイベ

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現場始め、そして推しの誕生日の前日のイベントだったので、年始のご挨拶とお誕生日おめでとうを直接言えました。
推しのコンディションが万全じゃなかったけど、推しにすごく喜んでもらえたことがあって、私もすごく嬉しいことがあったので、行ってよかったです。

◆2月

・超メジャー原作の2.5舞台

古くから熱狂的なファンを抱える作品の2.5化だったので、告知当初は原作ファンからかなり厳しい言葉が浴びせられていたんです。
私も、作中の一番大事な要素の表現をどうするのかは気になっていました。

しかも推しはその中でも性別問わず根強い人気のあるキャラで。
推しは演技の評判が厳しかった頃から顔面だけは叩かれないぐらいとんでもなく顔が良いのですが、そんな推しが顔面解釈違いという理由で原作キャラのファンからボロクソ言われてるの、この先ないんじゃないかなってぐらい見ました。
(これに対してショックとかではなく、それだけ原作にもキャラにも思い入れの強いファンがたくさんいる、演じるのが大変な役だったという話です)

で、フタを開けてみたら、初日から大千秋楽まで、原作ファンから推しの見た目も演技も大絶賛されていました。

よ、よかった~~~~~~~!!!!!

もう本当に安心しました。
根がおたくじゃない推しが、歴戦の猛者しかいないこの原作シリーズのおたくを納得させることができるかどうか、推しのファンとしてとても不安だったんです。
でも、ガチオタから不満が全く出ない、2.5としての演技が成功していてほっとしました。
推しもそこはとても気にしていたみたいで、評判がよかったことに喜んでいたことが、ファンとしても嬉しかったです。

また、推しの演技だけでなく、誰もが一番気になっていたであろうバトルシーンや照明の使い方がすごく良くて(粒子の光の表現めちゃくちゃ好き)舞台として最高だったのですが、2.5にネガティブな印象を抱いている原作ファンに満足してもらえる作品にするのって、ものすごく難易度が高かったと思うんです。

だから、この作品が成功したのは、もともと原作が好きで2.5も推しも好きな身としてはとにかくよかった~~~~~~~!!!!!に尽きます。

個人的にはこの役を成功させることができたのだから、この先どんな2.5をやっても大丈夫、ぐらいに思ってます。
来年夏の続編、出てくれますように。
できれば五輪にかぶらないスケジュールでありますように。

・学園モノ舞台ゲスト出演 2回

私の大好きな推しが、そこにいました。

誰よりも率先して劇場全体を爆笑させることができている時の推しが一番輝いていて、大好きなんです。
正直、推しに笑いの才能がなかったらファンになっていないというぐらい、私にとっては最も大事な要素です。

円盤にも収録されていない幻の公演になったので、観れて本当に良かったです。

◆3月~4月

・2nd CD リリースイベント(4月まで)

この記事でのミニライブイベントは私も推しもマネージャーさんもだいぶめちゃくちゃな対応だったのが楽しかったです。
長時間のイベントで3人とも疲れてるのを隠さないでいたので、いい意味で肩の力が抜けて気楽でした。
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このイベントで、それまででマネージャーさんと一番会話したと思います。
最後の方は2人で推しと全然関係ない話ばかりしてたところに、推しがなになに?って聞いてきてカオスな流れになって、推しとマネージャーさんが後日本当にその時の話を実践していたり。
慣れてるからこそできる会話だったのが嬉しかったです。

最後のリリースイベントは、推しのファンでいて本当に良かったと改めて実感できました。
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それまでのリリースイベントや当日に私が勝手に病んでただけなのですが、不安を一発で見抜いて払拭してくれた推しはすごい。
少し上でも書いたとおり、推しに笑わせてくれることを一番求めているので、接触で「笑わせて」って言ったことがなくても、それまでに手紙などで伝えていたことを覚えた上で笑わせてくれていて、神神神対応でした。

また、私だけでなく、ファン1人1人を大事にしてくれる人なんだっていうのが握手会でとても伝わりました。
推しがたくさんの人を幸せにできていることが自慢です。

◆5月

・推しが出たいと願ってやまなかった演出家の舞台

この記事に書いた舞台です。
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結論から言うと
千秋楽も事前に告知されていた上演時間オーバーしませんでした!!
※大文字にするぐらい、この演出家に対して過去に深い傷を負わされています。

前月のリリイベで、推しに「この舞台めちゃくちゃ楽しみにしてる!」って伝えてたんですよ。
上演時間以外は純粋に期待しかなかったので。

そしたら推しも、この演出家の舞台のどういうところが好きかとか、今まで見たことないぐらい熱く語ってくれました。
この時の推しの語り方や、好きな部分に対する目のつけどころは完全にこの演出家のおたくでした。

普段非オタの推しがおたくになるぐらい好きな人の舞台で、それに出ている推しはきっとキャストの中でも一番楽しんで演じるだろうと思ったので、私もいろんな場所の席から観ました。

最前、中央、後方、サイドもバラバラで。

というか取った席がたまたま理想のバラけ方をしていました。皆中稲荷神社すごい。

肝心の舞台は、話が良かったのもありますが、推しの演技でそれまでで一番泣きました。
セリフや体を使うだけでなく、空気や間のとり方も含めた『演技』で見せてくれて、最高でした。

千秋楽では気づいたら誰よりも早くスタンディングオベーションをしていました。
新たな見せ方で推しが輝いていたことが、本当に嬉しかったです。

また、上演時間をオーバーされなかったことで、帰る時間にも余裕ができて、舞台の余韻に浸りながら美味しいご飯を食べて、幸せな状態で帰路に着くことができて幸せでした。

私が上演時間のことをここでしつこいぐらい言ってるのは、往復に数万かかる遠征民だからというのも大きいです。
翌日に早めの仕事があると毎回泊まるわけにもいかないので。
とりあえず、この舞台で演出家に対して数年抱えていたトラウマから解放されてよかったです。

◆6月

・推しの初主演舞台

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チケ発が先着な上に3月のミニライブイベントの日とかぶっていたので、イオンモールでチケット戦争に参戦してる同担がいっぱいいました。

私は戦争には勝利しましたがご飯は食べそこねました。
でも、イベントで推しとマネージャーさんと私ではらぺこトークが弾んだので、最終的には完全勝利Sです。

公演初日の前日に

  • ランダムブロマイド54種(推しのシークレット1種あり)
  • ランダムメッセージカード数種(サイン入りシークレットあり/公演前半後半で入れ替えあり)

って物販告知があって白目むきましたが、シークレットは運良く自引きできて、推しのものも交換でなんとかコンプできたので良かったです。
でもできればランダムグッズはない方がいいです…推しのグッズにだけ課金させてほしい…。

また、この公演はお花OKだったので、初めてフラスタを出しました。
推しの舞台やイベントでお花を出せる機会って年1回あるかないかなので、初主演舞台でお祝いのお花を出せて、本当に良かったです。

お花は細かいオーダーや推しの情報を見事に反映していただけた上に、このへんに置いてもらえたら嬉しいな~っていう位置に置いてもらえていたので、お花屋さんと劇場スタッフさんには感謝しかないです。
また出せる機会があったら出します。

肝心の舞台ですが、2月に観た最高の推しを更に上回る神っぷりでした。

初主演舞台の開幕10分で女性もののパンティを頭からかぶったり、う○こ踏むアドリブで客席を最高に沸かせるなんて、推しにしかできないです。

しかも、回を重ねるごとにアドリブがどんどん追加されて。
千秋楽はそれまでの集大成をきっちり見せてくれたので、最高の仕事をやりきっていてプロの役者として本当にかっこよかったです。

でも、さらにすごかったのは、この舞台の劇団員のみなさん。
推しは若手俳優の中ではアドリブやネタには相当強い部類に入ると思うのですが、劇団員のみなさんは推しを超えるアドリブで推しをびっくりさせるのを当たり前のように毎公演していて。
笑いにものすごく真面目に貪欲に取り組んで、それまで以上にきっちり笑わせてくるバケモノ集団だと思いました(最高に褒めてます)

人を笑わせて幸せな気持ちにするのって、相手を想って脳みそフル回転で考え抜いて、全身を使って表現しないとできないんですよね。
だから、推しも劇団員のみなさんも、毎公演めちゃくちゃ疲れてたと思います。

なので、せめて観客の1人として「これぐらいウケたよ!ハッピーになれたよ!最高だったよ!」っていうのはちゃんと伝えたくて、公演中の推しへの手紙やアンケートがクソデカ感情のなぐり書きみたいになってました。
それに対して、推しがダイレクトに応え続けてくれていたことも嬉しかったです。

劇団の掲げている『感情デトックス演劇』の通り、最初から最後まで笑って、幸せな気持ちで帰れる、最高の舞台でした。
推しの初主演がこの舞台で本当に本当に良かったです。

千秋楽は推しが最高の仕事をしてくれたことが嬉しかったのと、体の調子が悪すぎて入院を無理やりキャンセルしてでも来て観続けて良かったという感情が高ぶりすぎてしまって、終盤ずっとボロ泣きしていて、終わってからもしばらく席を立てなかったです。

さらに、公演が終わってからの推しのSNSの更新の内容で、今までの推し事人生の中で一番泣きました。
この時の私の状況やこの更新のくだりのことを、推しが当時だけでなくその後の接触や年末の現場納めでも覚えていてくれたから『共に戦えていたかな』と思うことができました。
でも、できるだけ無茶はせずにお互い長生きしたいです。

◆7月

運良く現場がなかったので、療養に専念してました(とはいっても仕事は普通に行ってました)
6月の初主演舞台で推しに最高にハッピーにしてもらえたおかげで体も回復して、入院は完全回避できました。
幸せのちからってすごい。

前月の舞台で心の底から満たされて、この記事に書いた
miyama-oc.hateblo.jp

悔いのない推し事ができたって思えて、今逝けたらすごく幸せだな、なんて、遠征帰りに考えたりもしました。

パワースポットのご利益がありすぎて推しの業火に灼かれ続けた上半期 - 笑う推しには福来る

このふわふわした幸せを持ち続けることができていました。

この時期が一番お手紙出してなかったと思って見返してみたら5通出してました。
現場がなくても推しの仕事の解禁がたくさんあったし、いつまでに出さなきゃ!っていうのがなかった分、精神的に余裕をもってゆっくり書けたと思います。

いつもRTAですからね。
多分これが一番早いと思いますって思いながら書くしかないです。

◆8月

・写真集リリイベ

3部まであって、各部の間が2時間ぐらいあったので

1部と2部の間に写真集1ページごとに感想を打ち出し
2部と3部の間に便せんに手書きして
3部に写真集の感想をプレボにつっこみました。

脂の乗った鮮度の良い感想をいいタイミングで出せたと思います。

推しとの会話は、6月の舞台で共に戦えたということと、仕事終わりのビールが最高って話で盛り上がった記憶しかないです。
推しもビール派なので。
真夏のビールはなんであんなに美味しいんでしょうね。
この日の帰りのビールも大変美味しゅうございました。

・ドラマのアフタートークイベント

これは推し事人生の中で、いろんな意味で一生消えない思い出になりました。
推しが暴走しすぎてしまったイベント。

このイベントを一言で表すと
『事故』
としか言いようがないです。

もらい事故のおかげでいろいろわかったこともあったので、収穫はありました。

この時の手紙は今までの推し事人生の中で一番時間がなくて、初日の1部の後は20分で1枚書くのがやっとでした。
でも、それでも特濃の良かったよ!っていう手紙を出し切れたので、経験値が上がったと思います。

2日目は周りになにもない会場だったので、屋外の階段に腰掛けて膝の上で手紙を書くという限界っぷりで乗り切りました。
限界手紙オタクとしてのレベルだけは異様に上がった2日間でした。

本当はじっくり時間も手間ひまもかけてきれいなものを出したいっていうのはあるんですが、手紙は鮮度が命とも思っているので、その時の一番たぎっている状態で出すのが一番かな、と、私は思っています。

◆9月

・古くからある原作の2.5舞台

『主人公に立ちふさがるボス』という、いつもの推しとはかけ離れた役だったので、大丈夫かな?とは思っていました。

でも、雑誌のインタビューなどでたびたび「根拠のない自信がある」と言っていたので、推しが大丈夫だと言っているならきっと大丈夫!と思って観に行きました。

実際、この舞台でも2月の2.5に続き推しの評判が良かったのでほっとしました。
ただの悪役というのではなく、信念がしっかりあって部下にはすごく優しいところなど、素の推しとリンクする部分もあって、思っていた以上の最高の演技を見せてくれました。

また、原作ファンに舞台の推しの役が受け入れられて、こういう側面もあるキャラだったんだ!と新たな解釈が生まれていたのが一番びっくりしました。
これって、原作ファンから2.5への最大級の褒め方だと思いました。

もちろん、舞台自体がとても良かったからこそ原作ファンが喜んでいたんですけど、2.5になじみのない方たちがアンサンブルの歌や演技まで見入って褒めていたり、公式の感想用のハッシュタグつけて原作ファンがたくさん絶賛されていたおかげで、初日は半分しか埋まっていなかった劇場が、後半はずっと満員でした。

あと、アフターのお見送りやハイタッチの後のロビーで泣き崩れている海外からのファンも複数、毎日のように見ました。

とにかく原作ファンにすごく受け入れられていて、熱がすごかったです。
私も、原作ファン、舞台好き、役者好き、みんながハッピーになれるとてもいい作品に出会えたことが嬉しかったです。

また、この記事で書いていた、推しが公演中に手紙見てたのもこの後の接触で言質とれたので、これからも早撃ち対決を続けていきたいと思います。
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・円盤リリイベ 3DAYS

推しのおもしろトークに遠征先での美味しいご飯、最高の3日間でした!

2ショットも今までで一番いい感じに撮れたので、3年間通い続けた成果が出て嬉しかったです。
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ただし、最終日のトークイベントの物販が地獄すぎたので、今後は改善されますように。

◆10月

・ネコチャンイベント

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推しも一番仲の良い共演者との仕事だったのでトークがすごく和やかでした。
私もこの共演者さんと推しのトークのお仕事をファンになってからずっと待ち望んでいたので、本当に嬉しかったです。

グッズや企画自体はネコチャンまみれで最高だったんですが、推しと共演者さんが鬼滅にハマりすぎていたおかげで1日中鬼滅の話をしていました。
ここからのトークのお仕事は毎回絶対に鬼滅の話をしています。

非オタの推しが2次元コンテンツにこんなに沼ってるの初めて見るのですが、沼り方がやっぱりオタクじゃなくて男子中学生な感じなんですよね。
私自身が生粋のキモオタであることを自覚した上で言うと、一般人のハマり方というか。
あと数日で32歳になる男性が「○柱!」「○の呼吸!」とかキャラのモノマネをイベントのたびにやってます。かわいい。

・オオサカディビジョン遠征

このコンテンツ最初期から追っかけてるんですけど、このチームのクソデカ感情のエモさにやられて、気づいたら通天閣道頓堀にいました。
推しの仕事以外の理由で東京以外に遠征したのいつぶりだろうってぐらいあまりないことで、自分でもびっくりしました。
さっきのももクロ紅白で曲を作られた方がチーム曲を歌ってくださって、今最高に沸き散らかしてます。
来年はこのユニットのライブも行きたいです。

◆11月~12月

・4年目のお祭り

ネタバレ一切言えないのは確かなんですが、言えないというよりも言いたくないです。
何も知らない状態でこれは観てほしいので、同行者が初めて観る場合は開演前に「一切しゃべりません!」って伝えた上で公演後まで会話しないようにしたこともあります。
そのかわり、公演後にネタバレトークをするのがめちゃくちゃ楽しいので、また来月も大楽まで楽しんでいきます。

これはネタバレではないのですが、去年ぐらいから推しのファンサが本当にえぐくて、私が定点カメラしてることを前提にしてくるんですよね…これも接触で言質とれたので妄言ではないです。
このお祭りに限らず、定点カメラしてるのわかった上で目線もファンサもバチバチにくれるので、今年に入ってから双眼鏡使えてないです。
つまり、肉眼の視力を良くするしかないので、ルテインだけが頼みの綱です。
www.matsukiyo.co.jp

・ナゴヤディビジョン遠征

ゴヤもナゴヤで鉄の絆じゃないですか…
私の世代直撃な曲のラインナップで、気づいたら大須にいました。
個人個人のクセの強さがすごいのに、チーム曲のまとまりが随一なのが最高ですね。
来年はV系バンドくんの曲を作ったバンドのライブに行ってみたいです。

・ドラマ完成披露パーティー

1話の最速放送+トークで、楽しかったし、やっぱり鬼滅の話は出たけど、それ以上に
来年のバレンタインデーにクルージングパーティー
の告知がぶっ飛びすぎていて、それ以外の記憶が薄いです。

抽選なので、当てに行きます。
ドラマは来月から始まるので、純粋に楽しみです!

・4年目の毎年恒例単独イベント

現場納め。
幸せでした。
ここに全部書いたので、他に言うことはないです。
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◆◆◆
幸せな状態で現場納めをして、Mステで推し事納めもできて、手紙も出し切れたし、やれることはやれた1年でした。
書き出してみると上半期は無茶しすぎてましたが、後悔はしてないので、やりきってよかったなあと。

現場納めで肩の力が抜けて軽くなれたのもあるので、来年は視野を広げて、推し以外の舞台やライブにももっと足を運びたいです。
今まで知らなかった世界を知ることでまた見えてくる推しもありそうなので。

あと、推しが休んだり自身の体を気遣ってくれるようになってくれたからこそ、私も体のメンテをもうちょっとちゃんとしておきたいです。
健康で長生きして、おじいちゃんおばあちゃんになっても推しとファンの関係でいられるように。

来年の抱負はまた改めて年明けに書きます。
今年一年お疲れさまでした!良いお年を!

*1:つまり完全に酔ってる

推しにファンレターを1年間で100通出したおたくはどうやって出し続けて、推しはどう思ったのか

推しの仕事納めを見届けて、私も推しへの年賀状を出して手紙納めをしました。
そんなわけで、以前書いた現場納めの話でちょろっと触れた、1年間でファンレターを100通出した話と推し側の反応の話をします。
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結論としては、仕事の感想はどんどん推しに伝えよう!で終わる話ですが、フルタイムで仕事をしつつ現場へは100%遠征で通いながら年間100通出しきるメンタルやスケジューリングは気になるかな?と思うので、そういうことを書いていきます。

それと、今回の記事は

  • 手紙を毎回出したらキモい、引かれるんじゃないか
  • ○枚以上出したら長すぎてアウトでしょ、とにかく短くしないと

そんな、ファンレターを出す側に何故かある共通意識をほんの少しでも取り除くつもりで書きます。

また、この記事とは別に、夏に2年半で合計100通出した記事も書いているので、そちらもよろしければご覧ください。
こっちの方が出し方とかお役立ち情報はあると思います。
今回はどちらかというと精神論です。
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◆そもそも仕事の感想だけで本当に年間100通いくのか

今年の推しの仕事の件数をご覧ください。

  • 舞台 6作品 71公演
  • イベント(1日複数回あった日も1部1回としてカウント) 36回
  • 映像 9本
  • 生放送 11本
  • ゲスト出演 4本
  • ラジオ出演 12本
  • インタビュー 11本
  • 写真集 1冊
  • 円盤(舞台以外) 5本

単純に合計したら160です。
ここにFCコンテンツやブロマイドや缶バッジなどのグッズもプラスされます。
きっと漏れはあるので、これより多くなることはあっても少なくなることはないです。
これだけの仕事を観て感想出したらそりゃあ100通超えてもおかしくないというのはおわかりいただけるでしょうか。

また、現場全通してたらそれだけで100を超えるので、私がガッツじゃないことはわかると思います。
ただ、現場以外で観れるものは全部観て感想を書いたので、現場の感想6:茶の間での感想4ぐらいです。
現場での感想は1公演につき1通ですが、茶の間での感想は1通につき複数の仕事の感想を入れることが多いです。

◆1年間で実際に出した数

通数:103通
枚数:約750枚
文字数:約27万字

1通あたりの平均は7~8枚、2800字前後です。
少ない時はマチソワ間で30分も時間が取れなかった時などは1枚350字、
多い時は2日ぐらいかけて11枚4000字程度です。

1度にまとめて出した最大数は4通35枚13000字 
…を2週間連続で出して、さすがに手も脳みそも死にそうでした。

この時は推しの仕事が2週間で

  • イベント6回
  • イベントのグッズ数種
  • 円盤3枚
  • TV番組3回
  • ネット生放送2回
  • インタビュー1回
  • FCコンテンツの更新2回

という状況でした。
推しの仕事をたくさん観れて最高にハッピーでしたが、これら全部の感想を2週間で8通70枚26000字出して、次の現場まで力尽きてました。
自分で言うのもなんですが、さすがに推しのガチファンじゃないとやれない量でしたね…。

◆何故そんなに出すのか

推しの見た目、私にとっては世界一かっこいいです。
実際、大抵の人が推しを見ても、ひとこと目は9割「かっこいい」で(のこり1割は「○○に似てる」系)、2.5でも大きな作品でイケメンの中のイケメンじゃないとできない花形をやることが多いです。

これだけならただの推し自慢に見えるかもしれません。
でも、あまりにかっこよすぎる弊害もあって。

どんな仕事をしてもほぼほぼ「かっこいい」しか言われないんですよね。

  • 誰よりもその場を沸かせる、誰にも真似できない笑い
  • 推しの優しさがにじみ出たあたたかい声色
  • 指先まで役を宿した細やかな手の表現
  • スポットライトが当たっていなくてもその場で生き続ける演技

挙げたらキリがないですが、私にとって大好きな推しの演技やトークの良さはあまり語られず、「かっこよかった」という感想ばかりが散見されるんです。
しかも、長年の共演者や私以上に長く推してるファンですら上記の推しのいいところは知られていなくて「かっこいい人」だけで済まされていたりすることもよくあります。

私だって推しの見た目がもちろん好きです。
でも、かっこいいことなんて誰が見てもわかることだから。

なので、私は推しの見た目をかっこいいとは表現せずに、推しの仕事ぶりがどうだったかをきちんと観て、見た目を褒めるなら掘り下げて詳細を伝えるって決めました。

書けたらいいな、じゃない。
書く。全部書く。

そういう意志で書き続けていたら気づけば1年で100通出していました。

◆どうすれば年間100通出せるのか

とはいえ、年間100通って、週刊誌の作品の感想を毎週書いて出すのの倍です。
ほぼ1週間に2通、1ヶ月で10通以上出してることもままあります。
普通に平日フルタイムで仕事して、現場へは数時間~1晩かけて遠征してたら正直かなりしんどいです。

なので、まず、

とにかく書いて出す
手紙を出し終わるまでが現場

という意識付けを約3年かけて行いました。

どれだけしんどかろうが、出す。

なんとか頑張って出し続けることで、このスケジュールでも乗り越えられたから、これから似たようなことがあっても出せるという実績からの自信がついて、ガンガン出せるようになりました。

また、私は全くコツコツタイプじゃないです。
正直、毎回ギリギリでなんとかやりきってるので、余裕をもって書き終えたことなんて、現時点でトータル160通近く書き続けていてもほぼないです。
でも、継続は力なりという言葉通り、とにかく続けることをあきらめない、絶対出すっていう意地と実際に行動を起こすことでなんとかやりきれています。

ただ、現場以外は見たら即出すまではいかなくて、現場以外の仕事の感想(生放送、インタビュー、円盤など)はリアルタイムで観た時にある程度箇条書きでメモしておいて、休日に手紙の形に整えて出していることが多いです。
また、使っている封筒に入れられる便箋が10枚までなので、仕事が多くて感想が10枚に収まりきらない場合は仕事ごとに何通かに分けて出しています。生放送で1通、円盤とラジオで1通という感じで。

それでも、推しが遠征する前に届けたい場合などは平日でも仕事終わった後や昼休みを利用してなんとかして出し切っています。
(事務所が基本的にすぐに推しに渡してくれるのを知っているので、ある程度推しのスケジュールを把握した上で出しています)

ちなみに、去年までの2年間で出したのは合計60通で、何度かタイムアップで出せなかったことがありました。
その時の悔しさの積み重ねもあって、今年は絶対になにがなんでも全部出すという意志を持ち続けて実行できました。

ようは気合いと根性です。

◆そこまでして出してる手紙を推しは見てくれているのか

見てくれています。全部。
現場でも事務所宛に出したものもすぐに読んでもらえているし、だから出し続けられているところは大きいです。

読んでもらえているっていうのは、推し本人から手紙の内容を何度も直接伝えてもらえているだけでなく、現場やSNSで分かることも多いです。
そのあたりの話はこちらの記事に書いてます。
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上記の記事を書いた後も、推しは相変わらず早撃ちガンマンです。
おれたちの戦いはまだまだ続く――!!

◆1年で1人から100通のファンレターをもらった推しの反応

それでも、1年で100通は出しすぎたなとは思いました。
去年までは2年で60通出してたのが、今年は1年で100通になって、実質3倍強の量を送っていたので、さすがにやりすぎたかな、と。

で、先日の現場納めの時にストレートに聞きました。
「今年1年間で100通出しちゃったけど本当に大丈夫?迷惑じゃない?」って。

そしたら、推しは「えっそんなこと?」みたいなノリでOKくれて、「全部読んでるからこれからもどんどん出して」って感じの返答だったんですよね。

正直、嬉しさよりも
いやいやいやいや、「そんなこと?」のレベルで済むんですか推しよ。年間100通ですよ??
こちとらクソ重く考えてるのに全然余裕で。
いや、確かに余裕がなきゃレスを頻繁にくれるなんてないんですけど…

みたいなことがいろいろ脳内に巡ってきました。

ただ、推しに手紙のことを聞くと、いつもこんな感じなんですよ。
3年前の、初めての接触でも
「手紙がいつも多くなっちゃってるんですけど大丈夫ですか?」
って聞いた時も
「全然大丈夫!どんどん送って!」
と、本当に全然平気そうな感じで言われたんですよね。

とはいえ、当時最高7枚だったのが11枚になり、翌年には23枚、今年は35枚になったりしていて。
罪悪感とそれでも感想を伝えたいっていう気持ちで病み散らかしたりしたことも何度もありました。

でも、「いつも見てるよ」っていうのをたびたび伝えてくれて、手紙を書けば書くほど要望が叶ったり、報われることが増えたんですよね。
出してよかった、と思うことが本当に多くなりました。

あと、前回の私も別の業界で長年推されている側の記事を書いた時に気づいたんですが、感想をもらう側としてもらえるのはいくらでも嬉しいです。
たくさんもらえたらもらえるほど、いい仕事ができたんだなって指標にもなりますし。
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なので、推しもたくさん手紙もらうことについては本心で重荷になってなくて、純粋に喜んでくれているのかな、と。

一応、(苦情ではなく要望として)手紙やプレゼントでこういうことは避けてくれたら助かる、みたいなことは言われたことがあるのですが、手紙を出すことや量に対して否定をされたことは一度もないので、多分そこは本当に気にしなくていいんだと思いました。
(もちろん、仕事の感想のみを書いた手紙の場合で、愛の告白とかデートのお誘いとかはわからないです)

1年で100通送っても「大丈夫」って本人から言ってもらえたし、さすがにそれ以上の物量は私自身も書けないのもあって、推しに手紙が迷惑じゃないか聞くのはこれで本当の本当に終わりにします。

◆まずは直接推しに聞いて、感想を伝えよう

最近見かけなくなりましたが、2年前ぐらいの若手俳優おたくのはてブロでは「3枚以上の手紙はゴミ」みたいな主張が目立っていて、私が勝手にそれを気にしすぎていたから病み散らかしていたところはありました。

でも、実際に推しに何度も聞いたことで、何枚、何通出そうが大丈夫なんだっていうのが分かったので、手紙の枚数や頻度を気にしてる人は、おたくの言うことではなく、まず推し本人に直接聞いた方がいいです。

なので、私もこの記事でどんどん書けばいいって言ってますが、それも人によってベストではなく、一例にすぎないと思うので、とにかく本人に聞けるなら聞いてください。

おそらく、ほとんどの人は仕事の感想はいくらでもほしいと思うので、否定されることはないと思います。
特に、SNSでお手紙ありがとう嬉しいと言ってる人は心の底から伝えてると思います。
また、ファンと話せる機会が全然ない人の場合は、それこそファンの声を聴ける機会がとても少ないので、感想に飢えてるんじゃないかと。
とにかく、純粋な仕事の感想の手紙を出すことの、頻度や量におけるデメリットはないです。

推しに否定されたわけでもないのに手紙たくさん出すのはキモいからやめとこうなんて勝手に思って出さないのは誰もハッピーにならないので、推しにハッピーな気持ちをもらった分、私もハッピーを伝えるんだ!ぐらいの気持ちで書いちゃいましょう。
手書きの文字って、デジタル媒体の文字以上に書き手の感情が伝わります。つまり、SNSで書いた感想の何倍もの気持ちが推し本人に直接伝わるんです。手紙ってすごい!

◆病まない健全な推し事・お手紙ライフを

ただ、手紙をもらった側の読むタイミングは自由です。
分厚いのを送っちゃったら、疲れていない時、もしくは手紙からパワーをもらいたい時に読んでくれたらいいな、ぐらいの気持ちでいるのが精神衛生上いいです。
手紙を送ったからといって、相手に読むことを求めすぎないことも大事かなあと。
実際、私も2年目の後半まで推しが本当に読んでくれてることすら知らずに何十通と出し続けていたので。
読んでもらえたらのは嬉しいけれど、今でもベースには『読まれなくてもいいから、自分がどうしても伝えたいから出す』っていうのはあります。

これは承認欲求強めのファンとあまりレスをくれない推しという関係だとしんどいかもしれないです。
その場合は頑張って年単位で粘るか、レスをもらいやすいやり方を研究するか、しんどくなったら距離を置くのも手だと思います。
(レスをくれてるけど気づいてないみたいな地獄もわりとあります)

ただ、手紙への最大のレスは『今まで以上に良い仕事を見せること』だと思うので、それが見れたのなら、手紙を出した甲斐があった!と思ってもいいんじゃないかなと思います。
あくまで、自分のメンタルが病まない推し方、手紙の出し方をするのが重要です。

◆年賀状のすすめ

別に推し事に手紙のガッツになることを組み込まなくても全然よくて、もし、手紙を書いてみたいと思った方がいらっしゃったら、今なら年賀状という手段で気軽に推しに直接想いを伝えることができます。

この記事を読んだらロフトやハンズに行って(売ってそうなお店がなければコンビニや郵便局で)、自分の推しの喜びそうなデザインの年賀状を選んで、買って、100字ぐらいのメッセージを書いて事務所宛に出せばOK!
※ちょっとだけメッセージを書ける余白があるものを選ぶといいと思います。

12/30中に出せば、離島でない限りは1/1に届くと思いますが、元旦から事務所開けてるところはあまりないと思うので、仕事始めの企業が多い1/6までに届くように出せばセーフかなと思います。

年賀状のメリットは気軽に想いを伝えられるだけでなく、事務所側も開封の手間がなく所属タレントの評判がわかるところにあるので、私は認知されてると思ってなかった頃から

推しくんのファンです!
去年の推しくんのお仕事最高でした!
今年のご活躍も期待しています!
(直近の現場名+楽しみです!)

みたいな感じのメッセージを書いて毎年出してます。

年賀状や手紙NGの事務所じゃなければ出してみるのは大いにアリだと思います。今ならまだ間に合う!さあ!



◆◆◆
一応、私はやばいオタクだという自覚はあって、リアルで手紙100通出したって言うと100% キモッ こわっ て反応が返ってきますし、それはそう、とも思ってはいます。
ただ、推しが否定せずに全部読んだ上でそれまで以上の仕事ぶりなどを見せてお返しをくれたりしているので、他人からキモがられるのは理解しつつも、推しからはファンとして大事にしてもらえてるのでやめるとかはないです。

推しの言葉を借りるなら『分かってくれる人だけ分かってくれたらいい』です。
推しとファンの数だけそれぞれにしか分からない関係があると思うので、私は推しの言葉をちゃんと聞いた上で手紙と仕事を通して想いを伝え合える関係を、これからも大事にしていきます。

引退した後もファンから10年以上推されている側の話

推しが引退した後

  • 何してるか気になって仕方ない人
  • 実際に行方を探している人
  • もう会えないことにいろいろな気持ちを抱えている人

など、様々想いを抱えたり行動している人はいると思います。
あくまで私の場合の話なので参考になるかはわかりませんが、もしピンとくる方がいたら、引退してもなお10年以上推されている側の話を読んでいただけたら幸いです。

◆活動当時のこと

高校卒業後~20代前半まで、本名ではない名義で、とある業界でとあるものを生み出して生計を立てていました。
芸能界ともこのブログで何度か出している同人とも違う業界です。
それなりにファンもついていて、私の生み出したものに課金してもらうことで生きていくことができていました。

◆引退のきっかけ

活動自体は精力的にやれていましたが、1人のやばい人に粘着荒らしされてメンタルをやられて引退という、よくあるパターンです。
(よくあってたまるか!という気持ちはさておき、残念ながらどんな業界でもある)

引退の理由や報告などはなにも言わず、ある日突然、ネットからもリアルからも当時の名前と実績を消してその業界での活動を終えました。

何年も普通に生活できていたぐらいには本当にたくさんのファンがついてくださっていて、いい評価やあたたかい言葉をいただけていても、たった1人のあたまのおかしい人にやられて壊れてしまったんです。

1人にやられたというのは後にわかったことでしたが、当時は何人もの人に誹謗中傷を受けていると思い込んでしまって、ファンや周りの人のことも何一つ信じられなくなってしまいました。
そして、この業界にいる限り、こういうことはずっとつきまとうと思い込んでしまって、耐えられなくなって、そっと消えました。

今なら法に裁いてもらって次だ次!ってなれますが、当時はまだ若くて、社会のこともろくに知らなくて、知識も精神的な余裕もなく、ただただ一刻も早く全く違う環境に身を置きたかったです。

◆引退後の意外な道

そんなメンタルズタズタの状態だったので、当時の名前で繋がっていたほとんどの人とは縁を切り、エゴサなんてしたらフルボッコに叩かれていると思い込み、見たら最後、本当に再起不能になると思って、とにかく『かつての名前での情報を見ない』ことに徹していました。

ただ、ここからが誰にも分かってもらえたためしがない、意味のわからない話になるんですが、幸い、活動の終盤はものを生み出すことよりも年一回の確定申告をすることの方が楽しくなってて、それで簿記の勉強から始めて、会計系の資格をいくつか取って、会社員として働き始めました。

そもそも私は何かを生み出すより、データとにらめっこする方が仕事にするには向いてたようです。
引退した分野で一生食ってくつもりでその分野の学校で勉強もしていたのに、全然違う分野の方が性に合っていたという。
(さらに言うと、今はもっと向いてる職に出会えたので、また別の資格を取って働いています)

そうやって、本当にたまたま他に自分に出来ることが見つかったので、壊れたところから再生できました。

このくだりは多分『ファンからの強くあたたかいメッセージや身内のケアで復活しました!』って言えたら夢のあるいい話になったんだろうなって思いますが、現実としては数字を見ていると気持ちが前向きになれて、データを集めて結果を出すことにわくわくして救われました。
本当に夢のない話ですし、まず『確定申告が楽しい!』という時点で会計系の仕事をしている一部の人以外にはわかってもらえず、フリーランスの人には引かれたことしかないです。
でも、それが私にとっての現実です。


あと、フリーランスより会社員の方が向いてたのも大きかったです。
規則正しい生活で(フリーランスの頃はめちゃくちゃでした)、よほどのことがない限り自分の近い未来のお金の工面をそこまで考えずに、自分のしたことを誰かが揚げ足とって叩くのにおびえることがない環境で(これはいたとしても転職して逃げることができるという意味で)、純粋に業務に集中できて、社会のこともいろいろ知ることができたのは本当に救いでした。
不満があれば上に相談したり、転職もできますしね。
少なくとも私は、会社勤めしてからはフリーランスに戻りたいとは一度も思ったことがありません。


つまるところ、元の業界に未練も全くなく、今の仕事に満足して平和に暮らせています。
また、現在やりたいことや観劇や別の趣味が出来たことで、引退した業界のことを考えることも自然となくなり、いつの間にかトラウマも忘れていました。

◆過去を思い出したきっかけ

会社員生活を数年送っていたある日、私を壊した人が、当時の同業者複数にさらにひどいことをしてついに捕まったというのが風の噂で流れてきました。
被害者の声を聞くと、みんな同じ手口でやられていて、その時にやっと、たった1人に追い込まれてただけだったんだって気づいたんです。

心はだいぶ軽くなりましたが、それでも、当時のしんどい気持ちを思い出したくなくて、その時はまだエゴサなどはできませんでした。


そこからさらに数年。
引退後に知り合って仲良くなった友人といつものように飲んでいて。
その子がたまたまいい感じに酔った勢いで「トラウマを掘り返したら申し訳ないけど、ずっとファンだった、だからこうしてずっと仲良くしてもらえてるのは今でも夢なんじゃないかと思ってる」と私に伝えてきました。

その子が私の過去を知っているのはなんとなく気づいていました。
私とは執念でつながったことも。
でも、それまであちらから私の過去に触れてこなかったし、触れられたくないのを察してくれてるんだな、なにも生み出してない今の私の友人でいてくれてるんだな、と思っていました。

その時に私から「あの当時のこと、まだ覚えてくれてるの?でももうなにも生み出さなくなっちゃったよ」って伝えたんです。
友人は当時どれだけ影響を受けたかとかいろいろぶちまけたあとで「生み出さなくなってるの知ってるけど、一緒にいると楽しいから今までみたいにこれからも仲良くしてほしい」と言ってくれました。

それを聞いた時、『過去の自分』と『今の自分』の両方を好きでいてくれる人がいたことが、純粋に嬉しかったです。
そこでやっと、過去のトラウマから解放されました。

ここまで来るのに、引退してから10年かかりました。

エゴサをしてみた

友人の言葉のおかげで呪いが完全に解けて、これまでずっとしなかった過去の名前でのエゴサをしてみました。
そしたら、複数のファンが今も私のことや生み出したもののことを語っていたり「この方のファンだったけど突然消えてしまってからずっと行方を探しています。今の名前を知ってる人がいたら教えて下さい」(意訳)って書かれていたんですよね。

そこで得られたことは「今もなお過去の私のファンでいてくれる人が何人もいる」だけでなく「私の過去を知っている周囲の人は誰も今の私の正体をバラしてない」ってことでした。
どちらのパターンでも、大事にしてもらえてることが、本当に嬉しかったです。

◆それでも正体をバラさないわけ

私の行方を探している人たちは全員、こうも書いていました。

「今の名義で生み出したものが見たい」

みんな、私が名前を変えて新しいものを生み出し続けていると思いこんでいるんです。


そりゃ、言えないですよ。
クリエイティブなことから完全に引退して、別の仕事や趣味を見つけて楽しく生きてます、なんて。
もし私だとバレて作れと言われても、その情熱自体がないから、昔のように魂のこもった、人の心を動かすようなものは絶対に作れません。

あと、クリエイティブなことから別の職種にジョブチェンジすると、何故か『本当は戻りたいのでは』とか未練があるように思われることが本当によくあるのですが、私に限って言えば、全くないです。
ガチでないけど本当によく勘違いされるので、当時を知っている人以外には昔のことを全く言わなくなりました。もちろん、今の私の推しにも言ったことはないです。

でも、過去の自分を否定したいわけではないし、10年以上経っても人の心に残り続ける存在でいられてるっていうのは、過去の自分の行いを肯定できることだったので、今もファンでいてくださる人がいたことはものすごく嬉しかったです。
ただ、だからこそ、夢は夢であるべきだとも思うので、これからも今の私のことをバラすことはありません。

◆ファンの声はいつかきっと届く

ファンの声は、ものすごく時間がかかっちゃったけど、一つ一つしっかり受け止めました。
反応はしないけど、スクショには取って保存できる限りの媒体に保存しました。
本人や関係者が見ているかもわからないのに何年も何度も話をしてくれるって、本当に好きじゃないとできないです。
お返しのできない身勝手な人間だけど、この先生きていくためのパワーはめちゃくちゃもらえました。感謝してもし足りないです。
ただのネット上の文章だと淡々としてる感じに見えてしまいそうですが、本当に本当に、心の底から嬉しかったです。

これは今、私に生きている推しがいるからこそ、わかったことでもあります。
ずっと好きでい続けるって、外野の声に流されない強い信念が必要で、ものすごい精神力がいることなので。
引退したあとも10年以上ファンでいてくださるって、めちゃくちゃすごいことですよ。
私の生み出したものをずっと愛してくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

◆感想はどんどん発言すればいい

発言してる側はただ好きなものを好きって言ってるだけって思うかもしれないけど、作り出した側はその本心からの言葉を見ることで
生きててよかった!!!!
って本気で思うので、好きなものはどんどん言葉にしていこうっていう最近の風潮がどんどんスタンダードになればいいなあと思います。

作ってよかったと思うことももちろんあるけど、生きててよかったの方が先にきますね、私は。
(ただ、個人的には否定的な感想も、ちゃんと仕事を見た上でなら素直に思ったこととして発言してもいいと思ってます。なんていうか、同調圧力とかがなくて、思ったことをありのまま出せるのが理想です)

なにかを創ることを生業にしている人は、自分の生み出したものがどうだったかっていうのをものすごく気にしているし、それを次の仕事に活かしたり、人生の糧にしてるので、エゴサ日課ですし、直接いいねすることはなくても、ひっそり見て、幸せになってます。


ファンの『好き』がつまった言葉で、創り手は前を向いて生きることができます。
ファンを幸せにできたことがわかると、創り手も幸せになれて、もっといいものを作ろうとか、これからも頑張って生きようって思うことができます。
『好き』を直接伝えてもらえるのが一番だけど、伝える手段がなくても絶対に見つけ出すので、一方的なわがままではありますが、『好き』はじゃんじゃん発言してもらえたら、嬉しいです。



◆◆◆
あの頃の面影がないぐらい生き方も見た目すらも当時から変わったけれど、私は毎日幸せに生きてるので、もし私自身の幸せを願ってくれているかつてのファンがいて、この記事を偶然目にしたら、『当時とは変わっちゃったけど声は届いていたんだな、元気にしてたんだな』と思ってもらえたら幸いです。