笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

推しからの認知の先のこと、同担への劣等感が消えたこと ~2019春リリイベ思い出話〜

約3週間にわたる、推しの2枚目のCDのリリイベラッシュが終わりました。

最後のライブのスペシャルゲストさんがノーギャラだったと聞いて、ライブ終了後すぐに恋風邪買いました(ちなみに過去に出されたCDは既に持っているので、今すぐに課金できるのがこれだけだった)
ガチだったとしたら、2部とも出演して最高に盛り上げてくださったのに本当にすみません…。今度は推しがスペシャルゲストさんに仕事で恩返しできる機会がありますように。

恋風邪、明るくてかわいい、素敵な曲ですね!今の季節にぴったりだと思いました。
次の新曲も出されるみたいだから、また買わせていただきますね。


ここからは今回のリリイベの思い出話。最初のライブの話より下は認知関係のことが多めです。

・3度目のライブのこと
推しとスペシャルゲストさんのフリーダムなトークとライブで会場全体がものすごく盛り上がって、最高だった。
デビュー曲、もっとアダルティな雰囲気になると思ってたんですよ。そしたら2人とも自由にのびのびとしていて、笑いの絶えない楽しいライブになって。予想外だったけど、すごく面白かった。
2人とも、その場にいる観客を全力で楽しませようっていう思いがものすごく強いから、パフォーマンスや考え方の違いはあっても根っこの相性がいいんだと思います。
スペシャルゲストさんのおかげで生き生きとした推しを見れて本当に良かった。

正直、2年前の推しだったら、こんなに盛り上げることはできなかったです。
過去にスペシャルゲストさんのライブやファンサを生で見たことがきっかけで、推しのライブパフォーマンスがものすごく化けたところがあるので。
だから、スペシャルゲストさんには感謝してもしきれないです。本当にありがとうございます。
また感謝課金させてください。


・地方のリリイベ
今回は地方では1回しかなかったのだけど、前回その地方でやった時よりも、遠方から来ているファンが倍以上増えててほっとした。
しかも、推しは認知している人に対しては、どの人がその地方じゃないところから来ているかも一人ひとりちゃんと把握していたんですよね。
毎回ヘアメをすごく頑張っているきれいな同担が、かなり来にくい地方から来ていることが分かったりして、本当に愛がないとできないことだって思ったりした。
推しもそういうのを分かってくれてるから、遠方から来ているファンに対していつも以上に気にかけて優しいありがとうを伝えてくれたり。もちろん、地元のファンに対しても普段会えないだけにとても優しい。
地方イベントでの推しは東京で見るよりも柔らかくて普段以上に好き!ってなるから、これからもこの地方でやってくれるなら絶対行きます。


接触での見た目のこと
今回のリリイベ全部、髪型も服装も違うテイストで行ってみたんですよね。
シルエットでは私だとわからないこともあるぐらい今までと違う系統の見た目の日もあった。
見た目全く違ってても推しは私のことを一発で見抜いてくれるのかな、どんな私でも私だって分かってくれるのかな、って、ふと、試したくなってしまって。
クソめんどくさいファンな自覚はあるのだけど、気になってやってみてしまった。

結果、全部一発で分かってくれたし、なんで今回のリリイベは毎回そんなに変えてるの?ってつっこんでくれた。
いつも来てくれてるのわかるよ、見てるよっていう答えが欲しかったのかもしれない。
実際に、それ以上の答えをもらえて、推しに会いに行く時は自分が好きで似合う服装をしていようって答えが出た。
見た目じゃなくて、中の、推しのファンである私自身を知っていてくれてることに安心できた。

そういう返しを求めてしまうこと自体、自分を認識して欲しいっていうとても危険な考えだとは思うのだけど。
認知されたあともファンだと思われてるのかも含めて、確かめてみたくなってしまった。
これからは試したりしません。ごめんね推し。


接触での話のこと
これもクソめんどくさいファン心理が炸裂してしまって。
最後のリリイベの握手会で、ファンからの言葉を一字一句聞き漏らさないよう真剣に聴いて、感謝の気持ちを伝えている推しの姿をずっと見続けてたら、めちゃくちゃ不安になってしまった。

というのも、私との会話は、推しからギャグを言われて私が笑って終わる、みたいな感じが定着してたので。
私だって推しのこと本気で応援してるし、真面目にファンやってるって分かってくれてるのかなって、ぐるぐるしてしまった。

不安がピークになって、手持ちの残りの参加券全部つぎ込んだ最後の握手の時に、推しの目をまっすぐ見て、真面目な顔で「直接伝えきれないことは全部手紙で書いてるけど、会ってる時も本気で応援してるからね」って伝えてみた。
推しは私の雰囲気がいつもと違うことにすぐ気づいてくれて「分かってるよ、全部見てるよ」って真剣な顔で返してくれた。
その上で、二人にしかわからないギャグを言って、結局、いつもどおり私を笑わせて終わった。

それで、この「全部見てるよ」が本当なんだって分かった。
というのも、私は手紙でいつも、推しのギャグが好き、これからもたくさん笑わせて、って書いてるんですよね。これは接触で直接伝えたことがない。
推しはそれを読んだ上で、いつも私を笑わせてくれてたのだ。
私にギャグを言うのは、推しなりの、私へのありがとうの伝え方だったんですよね。

今回のCDの各種インタビューでも、推しは、大事な気持ちは直接伝えられないタイプだから、今回歌にしてみたって言ってて。
そういうタイプだって読んで理解してたつもりだったのに、分かってなかった。
それどころか、同担と違うことをされてるって、勝手に不安になって。
もうほんとクソめんどくさいファンでしかない。

ただ顔を覚えてもらってるだけの認知じゃなくて、私が推しのどういうところが好きかまでちゃんと把握してもらった上で、私が一番喜ぶ対応をしてくれていた。
神対応じゃなくてなんなのか。
もちろん、こういう風になるまでに積み上げてきた手紙やメッセージ、実際に会ってきた回数があってのことだけど。
その他ここに書けないことも含めて、ファンとしては十分大事にしてもらえてるっていうのがわかったイベントだったので、感謝しかないです。

でも、私がただ推しを推したくてファンをやっている、っていう根本の気持ちは忘れないでいたい。
今回は推しにいろいろ求めすぎてしまったし、それを倍以上にして返してくれただけに、感謝以上に申し訳ないと思ってしまったので。
生きてて会える人を推すって、こういうことも思ったりしてしまうんだと痛感しました。


・同担のこと、自分なりのファンとしてのこと
推しに大事にしてもらえてるっていう実感があったおかげで、同担に対しての劣等感も消えました。
今までは、課金額にしても会いに行ってる回数にしても上を見たらきりがなくて、私は推せているんだろうか?って不安や劣等感が結構あったんですよ。
でも、今回のリリイベ通ってて、鍵閉めやれたり、間違いなくそのイベントで一番課金したのが自分だったのがわかることがあったので、全力を出し切って推すことができた。
TOになりたいというわけではないけれど、課金をして現場に足を運んでいるファンだって自分なりに自信をつけられたのは大きかったです。
推しにもそのことを分かってもらえてたし、そこまで課金をしているわけでもないイベントでも、来てくれたこと自体が嬉しいという反応をもらえた(そういう反応自体は前からもらえていたのに、劣等感が上にあって、素直に喜べていなかったけど今回はスッと受け入れれた)から、変に劣等感を抱いたり無茶な課金をする必要はないんだって分かって、心が軽くなりました。

これは私の想像ですが、推しの音楽活動を素直に喜べている、音楽活動を始める前からのファンって、かなり少ないんですよね。
リリイベに来ていても、音楽活動に対してネガティブなことを言ってるアカウントいくつもあるし(そんなこと言ってるアカウントでよく推しにリプできるなって思いますが)2.5もストレートも来て、写真集やCDのリリイベにも足を運んで、足を運ぶだけでなく、よかったよ!って接触以外の手段でも伝えているファンは、想像以上に少ないのではないかと。
だからこそ、そういうファンのことはとても大事にしてくれるのかなって。
そこまでやってるんだから大事にしてほしいとかされて当然だなんて思わないけれど、本当に見たくて足を運んだり、良かったから感想を伝えているので、そこは最大限に伝わるようにこれからもきっちり伝えていこうと思いました。
大事にされているならされている以上に私だって推しを大事にします。されてなくたって大事ですが。

あと、同担に自分から話しかけたりすることは今後もないけれど、同担に対してネガティブな気持ちを抱いて現場にいるということももうないです。関わりはしないけれど、拒否ではないというか。
これからは、その場にいる全員を幸せにして帰すことができる推しは最高だなって気持ちでいます。



勝手に不安になったりはしたけれど、最終的には推しのおかげで吹っ切れて、今まで以上に全力で推そう!と思えるイベントで良かったです。
推し、いつもありがとうね。
これからもたくさん笑わせてね。