笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

100通目のファンレターを送った後の戦いの記録

前回の記事で推しに送った手紙が100通を超えた話をしたので、今回は100通を超えた後のエピソード3本立てです。
結論から言うと、推し事とは戦い続けることと見つけたりみたいな話です。
miyama-oc.hateblo.jp


◆100通目のファンレターを送った後の接触イベントの話
手紙が100通を超えたあたりで推しに接触できるイベントがありました。
その時に、100通超えたことを直接言うか否か、ほんの少しだけ悩みました。
褒めてほしいとかでなく、手紙を送りすぎた末についに100通いってしまったことを謝りたかった気持ちがまだあったんです。

でも、95通目ぐらいの手紙で
この日に100通目の手紙を出すことになると思いますが、100通目になにか特別なことをするとかはないですし、100通出したから終わり、というわけでもないです。
いつも通りで、これからも、200通目、1000通目を出すことができるぐらい、ずっとファンでいさせてください。

って書いたんですよね。

で、実際の100通目も、最初に この手紙が100通目です とは書いたものの、その一言以外は特になにもなく、封筒を盛ったりすることもせず、いつもどおり仕事の感想だけを書いて出しました。


いざイベントが始まって。この日は3回、接触できました。

結論から言うと、推しも私も、手紙が100通を超えたことについては1度もしゃべりませんでした。

でも、100通目や直近で送った手紙の内容や、私の手紙に仕事で応えてくれたことを推しから触れてくれました。
それがなにより嬉しかったです。
だって、100通目は特別じゃない、いつもどおりだ、って伝えてたから。
その通りでいてくれたことにほっとしたし、相変わらず全部読んでくれていることもわかって『出しすぎだから謝らないと』なんて思うのはもうやめよう、とも思いました。
だって、謝ったらそれまで読んでくれた推しの行動や時間まで否定することにもなってしまうから。
それよりも、たくさんのありがとうをずっと伝えていこう、と改めて決意しました。

逆に、もし推しが100通目について触れてきたら、ショックだったかもしれません。
そこで明確なひとつの区切りが推しと自分の中に引かれてしまったかもしれないし、推しにとってそのことが特別になってほしいわけでもなかったので。
そんなことを覚えているよりも、どんなことで私を思いっきり笑わせたかの方がよっぽど覚えていてほしいです。(実際覚えてるから推しはやばい)

また、『いつもどおり』が叶ったことで、一蓮托生で推し続けるって腹をくくりました。
いいことだけじゃなくて、推しがダメなことをしてしまったとしても、です。
なんていうか、キラキラふわふわした夢を見るというより、ファンとして全力で一緒に戦う、みたいな感じになってきました。
サッカー選手とサポーターの関係みたいな(?)


◆推しがダメなことをしてしまっても
数行上に書いた、『推しがダメなことをしてしまったとしても』っていうのを、腹くくった直後のイベントで経験するとは思わなかったです。
ざっくり言うと、推しが共演者のファンから地雷認定されてしまうようなことをしてしまいました。

ただ、観客を笑わせるためにした行動で、推し本人もとんでもなく悪いことをしてる自覚はある上での行動だったので、怒るまではいかなかったです。それでもやりすぎてしまったことについては、ついにこういう日がきてしまったか、とショックでした。
しかも、私もイベント中に出した手紙でいいぞもっとやれ的な煽ることを書いてしまってただけに、私1人だけがのせていたわけではないのはわかっていても、めちゃくちゃ責任感じました。
そして、イベント終了後も推しは言い訳などは一切しなかったので、怒られたり炎上覚悟でやったのは見て取れました。

ド天然でやらかしたなら何度か似たことを続けられたら愛想を尽かして降りる気がするんですが、嫌われ覚悟の上でやってて、ファンからの期待にも応えようとした結果なら、嫌いになれるわけがないじゃないですか。
そして、これからも同じようなことはまたきっと起きるとも確信しました。
それを分かった上で推すのが一蓮托生ということだ、と。

イベントが終わった後の手紙で、たとえやりすぎてしまったとしても、人のせいにせずに、自分でそうすることを選んだんだってちゃんと責任をもって行動していく推しを、私はずっと応援したい と伝えました。
そっちがその気なら私だって本気だ、ずっと一緒に戦うからな!!
敵がいるわけではないんだけど、生き抜くための戦い、という感じです。


◆手紙vsレスの早撃ち対決
そんな覚悟を込めた手紙を送ってしまった後に会えたのが先日の舞台でした。
出番がちょっと少なめで、出ない時間が15分以上という場面もありました。
私はいつものように毎公演手紙を出しました。

異変に気づいたのは3回目の観劇。
その回で出した手紙で特にほめたシーンで、推しが前の回以上に熱い演技をした、というのが数ヶ所ありました。

推し、本番中に、手紙、読んだね…?

そこから楽まで、ずっと同じパターンでした。
今まではマチネに出した手紙の内容にソワレで応えてくれることが多かったのですが、今回は出した回ですぐに応え続けてくれました。今までで最速のパターンです。

でも、これができちゃうの、今回ばかりはすんなり納得してしまえるんですよ。
読める時間があっただけでなく、私しか手紙を入れてない回が何度かあったから。
プレボを覗きたいと思わなくても、入れる時に推し宛のものが入ってるかどうかはわかってしまうじゃないですか。
いくつ入ってるかはわからなくても、『入ってない』のだけは確実にわかってしまいますよね…

その事実が結構しんどかっただけに、手紙とレスの早撃ち対決は今回しか味わえないだろうな、とも思ったので、ありったけの良かったポイント攻撃で応戦しました。
でも、推しは強いのでどんどんこちらの攻撃の上をいくんですよね。いいところがどんどん出てくる。くらいつくのに必死で気づいたら楽が終わってたので、楽の感想を興奮冷めやらないうちに事務所に出してきました。

そんなわけで、推しと共に戦うことを(勝手に)決めたけれど、公演中は推しとも戦っています。
いつも戦ってもらえるのが楽しくて、推しでも気づかないいいところ見つけて伝えまくるからな!って思って手紙書いてます。
全部本当に読んでくれてることを知ってからの手紙は、それまで以上に書きがいがあるし、推しも書きたいと思わせるのが上手いからやめられないとまらないです。
ありがとうやよかったよ以外に、そういう、わくわくした気持ちも手紙で伝えられていたらいいな。


◆◆◆
…という、手紙を100通出した後の、推し事とは戦い続けることと見つけたりな推し事事情でした。
1通目、1年目、2年目に手紙を書いた時とは明らかに違う感情がわいてるのは自分でもわかります。去年、このブログを開設した当初の気持ちとも全然違いますね。
そんな感情にさせてくれたのは間違いなく推しだし、私も出し続けてきたからこそこうなったと思うので、200通目を出した時にどうなっているのか、楽しみです。

推しの道具とかではないですが、書き続けているのは自分がしたくてしていることなので、もし散る時は 戦うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意思で戦ってきた って言えるような推し事人生を送りたいです。