笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

イエベ秋の現場メイク:ズルむけしないリップ編

現場メイクの話が大好きなので私も書いてみます。

イエベ秋(2nd春)の自分が好きでよく使うリップを挙げてますが、パーソナルカラー関係なく、オペラ、YSL、Dior(マキシマイザー含)、モアリップあたりでズルむけしてしまう人の参考になれば。
デパコス、プチプラ、似合えばなんでもありのスタンスです。

※色味はおそらくイエベ秋にしか合わないものだと思うので、その他のパーソナルカラーの人はブランドだけ参考にしてください。あと、ズルむけるかどうかは完全に個人差で運なところあるから、挙げたの使ってみてズルむけたらすみません。


■下地
フローフシ LIP38℃ Lip Treatment / +1℃
flowfushi.com
モアリップやDiorのマキシマイザーでズルむけたので白色ワセリンしか塗れなかった私にとっての救世主。
寝てる間につけててもズルむけない。塗るとふっくらして縦じわが目立たなくなる。匂いがしないのも最高。
もうこれがないと生きていけない。


接触の時用リップ
私の場合は接触用、接触のない現場用で使い分けてます。接触の時に、推しが苦手な匂いや色味のものつけてたくないので。
推しが苦手だけど自分が好き!っていうのは後で挙げます。

※単純に自分が気にしてるだけで、推しはこっちが何つけてようが全然気にしてないと思います。本当に自己満足チョイス。

MAC パウダーキスリップスティック / インパルシブ
www.maccosmetics.jp
重すぎないブラウンで、つけ心地がすごくふわっとしてる。
マットだけど縦じわが目立たない。
推し関係なく、しゃべりやすそうな雰囲気を出したい時につけることが多い。


ルナソル エアリーグロウリップス / 05 Mocha / 07 Bitter
www.kanebo-cosmetics.jp
とりあえずポーチに忍ばせとけばどんな場面でもなんとかなる万能リップ。
取れやすいけど接触時は飲み物飲むわけじゃないから問題ない。
程よいツヤ感で、モカの方がオレンジブラウンっぽくて春夏向け、ビターは秋冬向けかな。
ルナソルのリップとグロスは絶対にズルむけないし、イエベ寄りのアイテムが多いので重宝してます。


ロレアルパリ リュクスレザーコレクション / 291 2AM ウィズ アーリヤ / 292 シェリーズ プラン
www.lorealparisjapan.jp
若干ズルむけるけど色味がとても好き。
292は垢抜けオレンジブラウンマットリップですごく使いやすい。
291は接触では使わないけど秋冬に使いたいブラウン。
このコレクションはどれもイエベ用ブラウンリップって名目なんだけど、642 ナターシャズ シークレットはブルベ冬もしくは1st秋2nd冬の人の方が似合いそう。


レブロン バームステイン / 055 アドアー
www.revlon-japan.com
赤リップはこれが一番好き。万能リップ。ミントの匂いがするから接触の30分ぐらい前までにつける。
ただ、イエベ秋でも合う人と合わない人がいるみたい。
ほんのりゴールドラメが入ってるから、2nd夏冬の人だと合わないかも。


Little M·A·C リップスティック / チリ
www.maccosmetics.jp
持ち運びに便利なサイズなのでポーチに気軽に入れておける。
上のレブロンのアドアーより黄み寄りレッド。イエベのための赤リップ。


3CE ムードレシピ マットリップカラー / #220
jp.stylenanda.com
ルナソルモカよりもよりオレンジブラウンでマット。結構マットなので下地必須。秋冬向け。
落ちにくいから接触後に飲食の予定がある時だと安心。


エチュードハウス ディアマイエナメルリップトーク / OR204 大人の紅茶
www.etudehouse.com
カジュアルな服×オレンジメイクの時はこれ。夏に重宝しました。
甘ったるいお菓子の匂いがするからこれもつけるなら30分前。
他に挙げたものよりもオレンジ感強めなので、服のチョイスを間違うと事故る。


接触がない時のリップ
出欠確認があるかも?ぐらいの時用。匂いを気にしないでいいのが楽。

レブロン ウルトラ HD ジェル リップカラー / 715 アラビカ
www.revlon-japan.com
黄み寄りショコラな色味もゴールドのラメ感もめちゃくちゃ好きなんだけど、推しが苦手な匂いどストレートかつ時間が経っても結構残るので接触では絶対に使えないアイテム。
でも好き。


■推しのいない現場用リップ
単純に自分が好きな攻撃力高めのブラウンリップ。推しが苦手な系統だけど自分が好きなだけです。

ヴィセアヴァン リップスティック / 004 WARM NIGHT
www.kose.co.jp
1度塗りで十分いい感じのブラウンリップになれる。細身で塗りやすいのも好き。
2度塗りするとめちゃくちゃがっつりブラウンになってかっこいい。


リンメル ベルベティ ステイ マット  / 006 Moca brown
www.rimmellondon.jp
ズルむける、すぐに色落ちする。でも色味が本当に名前の通りのモカブラウンでめちゃくちゃ好き。
あんまりマットでもなく、ムースっぽい質感。


Dior アディクトラッカースティック  / 620 ポイズナス
www.dior.com
ディオールはズルむけると最初に言ったとおり、つけるとズルむけます。
が、色味がものすごく好き。色気のある血色の良いウォームブラウン。
これをヘビロテできる体質になりたかった!!!!

※ちなみにブラウンリップの名作として名高いNARSのパワーマットリップピグメント 2760 スローライドはなんか合わなかったです。2nd夏の人向けかもしれない。


グロス
あまり使わないので、使うとしてもこの2つぐらい。

kiss ニュアンスラスターグロス  / 04 Gold Haze / 09 Neon Light
www.kiss-cosmetics.com
04がゴールドラメ、09がゴールド系オーロララメ。
リップを塗った唇の中央にぽんぽん置くだけでどんな色味でもイエベリップになる、チートアイテム。
特に09は本当になんでもイエベリップになる。
04のゴールドラメは程よい大きさと密度なので、わざとらしさがなくて良いです。

難点は取扱店舗が少ないこと。
青みピンクオーロララメとかもあってかわいいので、売ってたら是非見てみて欲しいです。


挙げたの見事にオレンジ~赤~ブラウンしかなくて、色味についてはイエベ秋以外の人には全く参考にならない気がします。
でも、塗り心地が良くてズルむけないの中心に挙げてみたので、参考になれば幸いです!

妖怪 手紙かけ婆

本当はこんなはずじゃなかった。
何故毎週10枚以上手紙を書いては事務所に送りつけているのか。
もはや完全に妖怪の類ではないか。
推しも妖怪だからいいか!…ではなく。
※今回の記事で完全に推しバレしてそうですがそっとしておいてください
miyama-oc.hateblo.jp

先月この浮かれた記事を書いた時は、週3固定のお仕事に対しての感想を1週間毎にまとめて、毎週4~5枚を送るぐらいでいる気だった。

実際はどうか。
今月に入って、その週3のお仕事+毎週違うお仕事が入ってる、もしくは新しい仕事の告知が何かしらきてる状況で。
CDが届いたりもして実質仕事5つ分とかが毎週入ってるので、そりゃあ4~5枚に感想が収まるわけもなくて。
で、毎週10枚オーバーの手紙を書いている現状になってる。
文字数にするとだいたい4000字を毎週送りつけてる状態。
毎週送るのとは別に下旬に現場に2回行く分はまた別に書くから、今月だけでおそらくトータル25000字ぐらい送ることになりそう。
ちなみに、私の使ってるレターセットだと10枚超えると重量オーバーで定形外郵便扱いです。
いろんな意味で重いファンでごめんね!!!!!

推しが週3のお仕事の中で、感想があったらとかこれ分かる人がいたらSNSでメッセージくださいって言ってるんだけど、収録当時はまさか毎週手紙出してくるファンがいるとは全く思ってなかっただろうなって。
でもね、このお仕事についてのSNSのRT以外の更新が全くないんですよ。だから、感想を伝えようとしたら手紙しかなくて。 ※インスタのDMという手もあるけどスルーされる可能性を考えると確実に届く手段は手紙しかない

そもそも私の場合は推しへのメッセージはできれば本人(と関係者)にだけ見て欲しいって思ってるから、SNSでのコメは送りはするけどあんまり合ってなくて。字数制限とかタイムアタック的なとこ(見るのが遅すぎたら既に次の更新があって前のものに対してコメ送りにくいとか)もあるじゃないですか。同担には見られたくもないけど強制的に見られてしまう環境なのもアレで。
手紙だと好きなタイミングで好きなだけ書けるから性に合ってるんですよね。長すぎるのは本当に申し訳ないけれど。
ただ、推しもデジタルより紙媒体の方が好き、手紙は何枚でも嬉しいって言ってるからその言葉を信じて送ってる。

こわいことに、今週はまた推しが妖怪として出ることになったので、週末に書く手紙がさらに2枚分ぐらい増える。 ※また出てくれるとは全く聞かされてなかった(でも嬉しい)
しょうがないよ、楽しくぶっ飛んだ演技をしている推しが大好きなんだから。
あと、番組自体が推しが出てなくても普通に面白いです。平日深夜にゆるく楽しく見れるのが良い。
これに加えて別の仕事の情報解禁もありそうだから更に手紙の枚数がプラスされそう。
もっと言うと週末の現場に持っていく手紙は確実に10枚では収まらないことが確定しているので、2通で10000字ぐらいになってしまう気がする。

週3のお仕事がなくなったらさすがに毎週は送らなくなるから、私は妖怪から人間に戻れるかもしれない。
でも、来月は接触7回あるんだよねーーーーもしかしたらもう少し増えるかもしれないし。
もちろん接触のない仕事もいくつかある。
となると、手紙を送るペースは今月とあまり変わらないのかも。
はやく人間になりたい!!

接触を重ねるごとに減る言葉、増える気持ち

最近、接触についての記事を見ては次の接触の参考にさせてもらおうと思いつつ、直近で起こった接触での悩みと、これからどうしようっていうのを吐き出したくなったので書きます。

タイトルそのまんまなんですが、接触を重ねるごとに言葉数が減っています。推しではなく、私の。
先に言っておくと、私の気持ちが冷めたとか推しから干されたとか即はがされたとかではないです。

一年前の初めての接触時は質問をしつつも推しが楽しめる会話にしようと思って、緊張しつつも笑顔でいれたし、推しも笑いながらも真面目に答えてくれた。
慣れてきた今年の夏の接触ラッシュでも、推しと私にしか出来ない会話で盛り上がれたし、推しも前に私と会話した内容を覚えててくれたりして、すごく楽しかった。

…が、先月あった4回の接触では伝えたいことを全然伝えられなかった。そのことをこのひと月ぐらいずっと、もっと他になにか言えたのでは、でもあれがベストだったのかもしれないってぐるぐる思い悩んでしまってて。

なんで伝えられなかった…というか、伝えるべきじゃないと思ったかというと、その接触の時の推しが明らかに疲れてて、いつものように会話をするより早く仕事を終えて休んで欲しいって思ってしまったから。

接触の最後に2ショットを撮ったのだけど、いつもは私から声をかけてたのに、その時は推しから声をかけてくれた。でも、声が今まで聞いたことないレベルでガチで疲れて果てている声で。でも、私を認知してくれてる上ですごく優しい言葉をかけてくれた。
ただ、その言葉を聞いて一番最初に思ったのが、舞い上がって嬉しくなったとか(ないわけではなかったけれど)、いつもの「推しの笑顔が見たい」ではなくて、「推しの仕事を1秒でも早く終わらせなきゃ」だった。
結果、4回とも、10字にも満たない、本当に一言だけを返してその場を去った。
顔だけでも笑顔で、イベント楽しかったよって表情が出来ていたら良いのだけど、この時は本当にやばいと思ったのでちゃんと出来てたかどうかは自信ない。
ただ、同担何人かがSNSで上げてたこの時の2ショットの推しは全部顔が死んでた。笑顔ですらなく、真顔のものも多かった。空調が良くなかったことも災いして、私の気のせいではなく、推しの体力気力は本当に限界超えてたんだと思う。

この時のやり取りが嫌だったとかではない。
ポジティブお花畑脳で考えるなら、私には弱いところを見せても大丈夫だと思って甘えてくれたのかな、と思わなくもない。
ただ、それならそれでもっと気の利いた返しが出来たのではないかとか、いろいろ考えてしまって。

それにこの接触以降、接触だけじゃなくて、推しのSNSへのコメントもなるだけメインで伝えたいことだけが伝わるように、出来る限りコンパクトに、って今まで以上に思うようになった。推しはこの接触以降はさらにハードな仕事を来月までずっとしているので、送るなら重くないものの方がいいんじゃないかって思って。

結果、伝える言葉がどんどん減って、推しを心配する気持ちだけが増えていってしまってる。
それはそれでお前は推しのなんなんだ?みたいなのも自分に思ったりで。

推しの負担を考えれば仕事に専念して、寝れるだけ寝てもらうのが一番いいと思うから、ファンからの言葉を読む時間があるなら1分でも多く寝て欲しいって思ってしまうんだけど、推しはそのファンからの言葉をものすごく励みにしてるタイプなので、送る方がいいのかなあどうなのかなとか。でも休んで欲しいのも事実で。

そう思いながらも、手紙だけは今までと変わらない量を送ってる。むしろ、接触で伝えきれてないことも伝えるようになって増えたかも。手紙なら推しの好きなタイミングで読めるし、重ければ処分することもできるからまだいいかなって。でもさすがに封筒に今回の手紙は読むのに○分ぐらいかかるからお時間のある時に読んでください的なことは書くようになった。
ただ、今月は推しの現場以外での仕事がめちゃくちゃ多いから毎週事務所に感想を送ってる。多いし重くてごめんね。もういっそマネージャーさんが先に読んで、読ませてもいいと思ったら推しに渡す、ぐらいでいい。 ※というか事務所に出した手紙やプレゼントは全部マネージャーさんや事務所の人のチェックが入ってると思ってる

話がそれてきた。
こういう感じで日々推し事してたんですが、来月、推しの接触が1つ増えました。
スケジュール的に先月の接触以上に推しが疲れてることが予想される状態なので、どういう言葉をかけたらいいんだろう。
色々言いたいことはあるのだけど、きっと当日の推しの表情を見て、その場で思ったことを伝えることになるんだろうな。
できれば、推しの疲れが少しでも和らぐような言葉を送りたいです。
いつも推しから幸せだけでなく、癒やしももらってるから、私も癒やしを返せるようになりたい。
願わくば、推しにとって、信頼、安心、ほっとできるファンというイメージをもってもらえるように動きたいな。

推しのパーソナルカラーと骨格タイプが分かった話

私はパーソナルカラーと骨格診断を信じてるタイプなので、推しの情報もずっと知りたかったのだけど、この度ついに(私の中でではあるけど)判明しました!やったー!
これで推しに似合う服やアクセサリーを選んでプレゼントできる!! ※推しが気に入るかは別として
これからライブ、接触、誕生日、バレンタインと続くので今のうちに分かって本当に良かった~~~!!

■タイプの判別方法について
単純にそれぞれのカラー・タイプの典型的なものが似合ってるかどうかを見るってだけの話です。

骨格タイプについては以前、おしゃれな共演者がこのタイプの服を着たら右に出る者がいないから毎日着て欲しいって絶賛してたし、私も前からそのタイプの服はめちゃくちゃ似合うと思ってたからおそらく骨格タイプはこれだろうな、とは思ってた。

ただ、パーソナルカラーの方は2つまで絞り込めてたけど自信がなくて。2ndカラーもそこそこ合うタイプだと結構どっち?ってなりません?推しはそれに近かった。
でも、数日前に上げられてた、どっちか迷ってたうちの片方のパーソナルカラーにしか似合わないカラーの服が似合ってなかったんですよね。

決め手は直近に更新された写真。盛っていないけれどナチュラルに整えられていて、肌も舞台の時のように塗りたくってなかった。その上で、もう片方のパーソナルカラー・特定の骨格タイプの人にしか合わない服を着ていて、見事に似合ってた。
最後に生で推しを見た日も、似合うパーソナルカラーの色味の服を着てて、今日のコーデすごくいい感じだなーと思ってたのが気のせいではなくて良かった。
あと、以前から推しが特定の色味の服を着るたびにめっちゃ似合ってる!ってコメや手紙送ってたのが、パーソナルカラーどんぴしゃだったからそう見えたのであって、見立ては間違ってはなかったっていうのも分かってほっとした。もし似合ってない色味の服を褒めてたら申し訳ないってなるじゃないですか。悲劇が起きてなくてよかった。

ただ、ある程度似合うものが分かるようになったのはいいけど、推しの好きな服の系統が推しの骨格タイプと違うんですよね。
自分もそういうのあるから気持ちはわかるだけに、どうしよーーーーーーって。
せめて推しが好きな色でなおかつパーソナルカラーに合う色味のものを贈る方向でいきたいな。
次に会うまでもう半月ほどしかないから気合い入れて色々見繕おう。


って思ったけど服じゃないプレゼントをもう既に2つ買ってた。今後に活かす、絶対活かす。

よさこいアイアとキャス変の思い出

推しが出来る前の、純粋に2.5次元おたくだった時の思い出話です。

 

今日、とある舞台の発表があったので、関連した過去の作品のことを思い出してた。

記憶が確かなら、おそらく初めてよさこいの時期にアイアで公演をやった舞台だと思う。

 

その舞台のチケットが取れた公演がたまたまよさこいと被ってた。

よさこいと被るよ!って情報は後出しだったと思う(けど数年前の話なので記憶がおぼろげ)。普通ならガチギレ待ったなしだけど、この作品の原作そのものがはちゃめちゃにぶっ飛んでいるのと、舞台のシリーズそのものが一つの区切りを迎えた後だったので、何かよく分からないことになってるけど面白いハプニングだと思えばいいか、ぐらいに私も周りも思ってた。

 

実際の公演は、まじでよさこいがメイン。小声の演技は本当に聞こえなくて、真面目な舞台なら途中で帰る客がいてもおかしくなかった。

でも、良かったのが、作中でお祭りシーンがあって。それとよさこいがいい具合にマッチして、いつも以上に賑やかなお祭りになった。キャストも、いつもより賑やかだなあ~!!ってアドリブを入れてあえてテンションを上げてきてて。そこは本当にあの作品だからこそマイナスにならなかった部分だったのが救い。

それでも、バトルやシリアスな場面はよさこいでかき消されちゃったから、文句なしに良かったとは言えないのだけど。今思えば、作品の賑やかなノリとそのノリが好きなファンがいたからこそ暴動が起きなかったことだろうなあ。

 

どちらかというと、私の中でのガチギレ案件はよさこいではなく、千秋楽で大好きだった主役が泣きながら挨拶をして、その数時間後(数日後だったかも)に主役キャス変での新作発表があったこと。

その時の涙が、感極まった感じじゃなかったから、すごく不穏な空気を察知した状態で帰路についてた。そしたらキャス変の発表があって。

主役交代自体は初めてではなかったけれど、今までは全員とはいかなくても卒業式をしてもらえてたりしてた。私の大好きだった当時の主役は、歴代の主役がなし得なかった超絶スキルを披露してくれてて、原作好きとしては再現度の高さにただただ感動したし、原作のキャラのことを深く理解された上で演じられていて、本人の発信する言葉からも愛が伝わってきてたから、ずっとこの人に演じて欲しかった。評判も良かったから、もし卒業するとしても卒業式があるものだと思っていた。

でも、突然のキャス変で、卒業の挨拶もさせてもらえなくて。なにより本人が望んでいない形だったのが一番堪えた。

 

この方が推しって人が読んでたら申し訳ないんだけど、事務所の都合で抜擢された次の主役は、明らかに無理して演じているのがすごく分かったし、トークショーやカテコ途中退場とかも一度や二度ではなくて、本当にこの役に向いてなかった。それだけに、私の好きだった前代が続投だったらこんなことにはなってなかったのにってものすごく思った。

でも、この人は卒業の前に観客に発表する機会もあって、卒業式もしてもらえた。それが一番しんどかった。せめてポジティブに考えるなら、キャス変の時に卒業の発表と卒業式はして欲しいって声が一定数舞台サイドに来てた上での計らいだったんだと思いたい。

 

この頃は原作側も舞台側もこの事務所やレーベルに振り回されていて、公式イベントもひどかったので(声優ではなく原作に一切関係ないレーベルの歌手の謎イメージソングで記念イベントの半分を使われたり)、私もこれ以上お金を落としたくないと思って、ジャンルそのものから去ってしまった。

 

それから何年か経って今日、よさこいアイアの作品(厳密には作品の半分)が新たに舞台化されると知って、当時の主役が懐かしいってつぶやいたから、私も色々思い出してしまったという話でした。数年前の話なので、事実と食い違うところがあったらごめんなさい。

 

ちなみに、私の好きだった主役の役者さんは別の2.5次元でも原作の技の再現度がすごくて絶賛されてた。あの技を一度もミスせずに出来るのはこの人しかいない。本当にすごい。

2.5次元以外の作品でも素敵な演技をされるとても素敵な役者さんなので、ゆるくではあるけれどこれからも応援していこうと改めて思いました。

歌が苦手だった推しがメジャーデビューして私が3回救われた話

※タイトルまんまの話です。今までで一番推しバレしそうですが分かってもそっとしておいてください。

 

2年前、推しは歌が得意ではなかった。むしろ苦手だった。

それは私が推しを知った時も出演作品を通して嫌というほど分かった事実で、当時は推しはかっこいいけれど歌が…っていう理由であまり人におすすめできなかった。

歌が苦手なのになんで歌のある舞台に出たんだとか思うことはあったけれど、その作品に出たおかげで推しに歌手としてのデビューの話が舞い込んで、一年半、練習してたことは一切表に出さずに水面下で歌唱力を上げて、遂に今年、メジャーデビューした。

 

メジャーデビューの告知があった日、私はあまりにショックすぎて仕事を早退した。

直前に見た作品では確かに歌唱力もパフォーマンスも以前見た時よりも確実にレベルアップはしていたし、ソロではないもののセンターでメインを張る曲も与えられてた。それでも、推し基準で前より上手くなったというだけで、プロの歌手という肩書きを持つにはまだまだなんじゃないかって。若手俳優をすぐにCDデビューさせる風潮に推しも乗せられてしまったのかっていうショックもあって、正直、大コケする未来しか見えなくて絶望した。

しかも告知の翌日は現場で、もう二度とこんな席でこの作品を見れることはないであろう良席。またとない距離で推しを拝めるのにこんな気持ちで生の推しと向き合うのが辛くて辛くて仕方なくて、仕事どころではなくなってしまった。

 

ぐちゃぐちゃの気持ちのまま、それでも推しにはショックだなんて絶対に言えないから、帰ってから少しだけ寝込んで、布団の中からおめでとうございますというコメを送り、作曲者を調べて掘り下げた上でデビュー曲が楽しみですという内容と舞台の感想を手紙に書いて、翌日の現場を迎えた。

 

当日の現場は他担の友人と一緒だったのが幸いして、前日のショックが嘘のように楽しく過ごせた。気を遣わせてしまった部分もあるけど、愚痴トークにならずに一日中楽しい話で盛り上がれたのはひとえに友人のおかげ。今でもものすごく感謝してる。

 

いっぱい楽しんだ後のこの日の帰りに見た、推しの更新がいつもと違っていた。

私が当日に出した手紙の中で二人の関係性がとても良かったと何度か書いた、推しの演じたキャラといい関係を築いているキャラとの2ショットと、いつもなら顔文字や一言だけしか書かない推しが、その日なにか特別ないいことがあったととれる内容を長文で書いていた。

更新があった当時の私は現場が楽しかったテンションを引きずっていて、ただ更新そのものが嬉しくて舞い上がったコメを送っただけだったのだけど、認知されてたのを知った後に見たら、私が手紙で伝えていたことへのアンサーも含まれていた。おそらく、メジャーデビューの発表でネガティブな感想を抱いたファンの言葉をたくさん見ていた最中に前日のデビュー告知を好意的に捉えてすぐに伝えてきた私の手紙を読んでくれたんだと思う。この時にポジティブな言葉だけを推しに伝えて本当に良かった。

 

 その後、少ししてデビュー曲が初公開された。

その日はその日で、数日前にあった災害の影響で仕事に行けなくなっていた日だった。災害のショックでめちゃくちゃ落ち込んでるところにさらに絶望を味わうハメになるのかって思った。担降りすることはないけどひたすらしんどくて辛かった。

そして、ついに公開されたものを聴いた。

一言で言うと、きちんと推しを理解した上で作られた曲だった。推しの好きなジャンルの楽曲で、推しの声や性格をきちんと汲み取ってくれて、無茶なことは一切させてなかった。ちゃんと推しに向き合ってくれた上で作られた曲だというのが一発で分かった。

もうすごく安心した。推しが事務所やレーベルから大事にされていることも理解できて、なにより、推し自身の歌が明らかに上手くなっていた。歌唱力は一日やそこらで上がるものではないことも含め、なんとなくノリで立ち上がった企画じゃない、おそらく1年以上前から立ち上がっていたものだろうということも察することができた。

素敵なデビュー曲を聴けたことでほっとしてめちゃくちゃ泣いたし、スタイリッシュだけど優しい、本当に推しをそのまま体現したような曲で、災害のショックからも冗談抜きに救われた。この時、ストレスで家から出れないぐらいには災害でダメージを受けていたので、推しのことを受け入れたくなくて聴いていなかったらもっと落ち込んで引きこもりになっていた可能性もあった。その状況をたった5分で救ってくれたのだ。推しには感謝してもし足りない。

 

カップリング曲も後日公開された。これも推しのためにだけある曲で、いい曲だった。

この頃には絶望してた頃が嘘のように配信日やCDの発売日が待ち遠しくて仕方なかったし、なんなら歌手としての推しのファンが出来るんじゃないかって思うぐらいわくわくしていた。また純粋に推しの更新を楽しみにできる状況も嬉しかった。

 

最速発売日。先行配信での公開だった。もちろんDLした。

推しがSNSで告知をしたのだけど、その時のコメ全てにいいねを押していた。普段はそんなことしないのに。やっぱりメジャーデビューっていうのは推しにとっては受け入れてもらえるか不安だったんだな、受け入れられたことが本当に嬉しかったんだな、っていうのが分かった。私もデビュー告知の翌日に手紙を出した時とは違って、心の底からおめでとうを言えたことが嬉しかった。

 

CD発売日。ここから怒涛のリリースイベントラッシュだった。

メインイベントとして、ライブがあった。たった15分ではあったけど、それまで見たどの推しよりも輝いていたし、堂々としたパフォーマンスと歌を届けてくれた。推しからはいつも楽しくて幸せな気持ちをもらっていて、笑顔にさせてくれるのだけど、この時も最高にハッピーになれた。推しのことがもっと好きになった。

このライブを上で挙げたのとは別の他担の友人がたまたま観に来ていて。その子はうちの推しの歌が下手なことが理由でとある舞台を見たくないと言っていたぐらい厳しい評価をする子だったので、感想を聞くのがすごく怖かった。でも聞いてみたら、今まで知ってた推しと別人のように上手くなってて、パフォーマンスも良かった!と言ってくれた。辛口の他担にも認めてもらえたことで、私のフィルターがかかりすぎてるわけじゃないんだな、っていう安心もできて、すごくほっとした。

 

そして、またここで私が救われた。

実はこのライブの翌日に資格の試験があった。実務経験+試験勉強をきっちりしないと絶対に受からない類のもの。地方住みなのでこのライブのための遠征での移動+待機中にトータル7時間ぐらい試験勉強ができた。幸せいっぱいの状態だったので、いい感じに勉強が捗る捗る。正直、試験勉強してた中でこの日が一番頭に詰め込めた。

でも、試験当日の開始15分前に推しの新しい仕事の告知が来て。しかも大役。びっくりしすぎて勉強した内容の3割ぐらいは抜けた。でも、推しに幸せにしてもらったし、新しい舞台のチケ取るためにも落ちるわけにはいかないと思ってなんとか試験を終えた。

結果、めでたく試験には受かった。推しのおかげで受かって、上がった給料を推しに使える。winしかない。ありがとう推し。

 

ライブ以外のリリースイベントはサイン会だったりトークイベントだったり。

各地へ遠征に行った際、推しはその前のリリイベで会話した内容を毎回覚えててくれてた。一日に3桁のファンと会話をしているのに私との会話を覚えててくれたのがめちゃくちゃ嬉しかった。遠征自体も観光することが出来て楽しかったし、推しの曲や出演しているラジオを聞きながら移動していたから全然苦じゃなくて、ずっと幸せな気持ちでいれた。一生忘れることのない、ひと夏の最高の思い出になった。

 

そのイベントでさらに私が救われた話。

最後のリリースイベントの日が台風で。この日は新幹線が止まってたからバスで移動した。イベント自体はすごく楽しかったけど、悪天候の中ファンに集まってもらって申し訳ないと思ってたみたいで、推しは他のリリイベの時よりちょっと沈んでた。それでも、サインしてもらう間に楽しく話が出来たので、幸せな気持ちにしてもらえた。

そんな幸せ状態で家に帰ったらエントランスの屋根が吹き飛んでた。少し前の災害以上に、数十年に一度レベルのひどい被害を受けてた。自宅で待機してたら怪我してたかもしれないし、暴風による揺れできっと酔ってたし、また自然のトラブルでストレスを抱えるところだった。あの日イベントがあったおかげで無事でいれたので、推しは私の厄を祓ってくれる神様なのかもしれない。お礼をいくらしてもし足りないから、これからも推し続けることで返していけたらいいな。

 

推しがデビューしたあと。

私が以前、歌手としての推しのファンが出来るんじゃないかって思ってたことが現実になっていた。推しに曲を聴いてファンになりましたって人たちからメッセージが届いているみたいで、その中には今度現場に行きますって言ってくれる人もいて、推しがめちゃくちゃ喜んでた。それぐらい推しの歌が良かったっていうことや、推しの努力が実を結んでいるのがすごく嬉しい。推し自身もラジオなどで歌うのが苦手だったのが歌のある舞台がきっかけで好きになったと言っていて、歌うことが好きになった推しの歌を聞くことが出来て、いちファンとしてもめちゃくちゃ幸せだし、推しのファンが増えて本当に良かったと思ってる。

デビューから数ヶ月経った今も、遠征の移動中やお風呂に浸かってる時は推しの曲を聞くことで疲れが癒やされてる。 ちょっとさみしげな曲もあって、遠征の帰りに聴くとキュッと切なさがこみ上げるのもいい。

2ndシングルも望めるなら是非出してほしいな。ライブがたった1回だったのがもったいなすぎるから今後もリリースが続くならゆくゆくはツアーもして欲しい。

 

今年は舞台上で演技をしている推しにドキドキをもらって、トークでファンを楽しませてくれる推しに幸せをもらって、歌う推しに癒やされていて、とんでもなく贅沢な日々を過ごせていて本当に満たされてる。

たくさん幸せにしてもらったり救われてる分、推しもどうか幸せになって欲しいと願わずにはいられない。

私には全力で推すぐらいしか出来ないけど、少しでも推しの糧になれることを祈って。

推しの演技の好きなところ

推しが以前出た舞台のアンコール放送がやってたから見てたのだけど、やっぱり今年演じた役の中で一番いい意味で好き放題出来てたおかげか生き生きしてて最高~~~~!!!!!!いい演技をしていた推しをまた見れて嬉しい。

 

推しは日替わりネタやアドリブに本当に強くて、スベらない。

もちろん、本番の前に本気でネタ出しして、時には周りを巻き込んで仕込んでる。真面目に考えられた笑いなので、きっちり客席を沸かせてる時は笑いながらもその仕事ぶりが本当にかっこいいって思ってる。

去年まではそういったアドリブを入れてる舞台があまりなかったのだけど、入れてみたら観客にウケただけでなく演出にも褒められたことで自信がついて、自分の強みだと認識して、徐々にそれをアピールするようになったのかな?と今年出た作品やトークを見聞きしてると思う。

 

一番最初に推しを見た作品ではそういったアドリブとかが一切なくて、推しの見た目はめちゃくちゃ好きだけど、まだ推すにはあと一歩、足りなかった。

推してから見た舞台でどんどんアドリブ力を活かせる機会が増えたので、推しが輝いてるところを見れることも増えて、間違いなく推し始めた時より今の方が好き。

これから先、さらに進化を遂げるって信じてるから、今後の舞台を見るのがすごく楽しみ。

 

あと、スポットライトが当たってない時でも舞台上にいる時はずっと演技をし続けてるところも好き。これも去年の後半からするようになった。ちゃんとその場でその役が生きてる感じのする演技をしているのが良い。

ただ、どうしても推しが舞台上にいる間は目で追って定点カメラをしてしまう弊害で、メインストーリーが実際にどうなってたのかをライビュや円盤で知ることもよくある。でも、生で見れる推しは限られてるから、見れる時はどうしてもなるべく推しを追っていたい。

 

今年の残りの出演作品はアドリブを入れれそうな作品なのだけど、来年の出演作品はどうだろうなあ。今決まってるものは未知数すぎて読めない。

でも、観客を笑わせたい、楽しませたいと思ってる推しだから、きっとどこかで笑わせてくれるんだろうな。

 

来週から年末にかけて、推しをいろんな形でたくさん見れるから、正直、推しだけじゃなく私だって追っかけるのに必死だけど、魂削って仕事してる推しに感想伝えて少しでも自分の仕事を見てくれる人がいたって知ってもらいたいから、私もファンとして出来ることを全力で頑張る。

今年残り2ヶ月と、来年も、またたくさん楽しませてね。