笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

3年目のお祭り

終わったので、作品そのものと推しのおたくとして思った、ネタバレありの感想を。
役者名、キャラ名は出さないけどペンラの色と曲名は出してます。曲順はバラバラ。
推しの定点カメラ視点で書いてるので、事実と違ってたらごめんなさい。


いい意味で『いつもの』をぶち壊してくれるド派手なお祭りで、最高だった!
私達の課金が山車やねぶたになるなんて誰が想像できただろうか。
前半のお祭りバトルは今までにない盛り上がり方ができて、本当に楽しかった。
全体的に新曲がすごく多かったし、いい曲ばかりだったから早くアルバム出して欲しい。

■グッズの話
発注数が少なかっただろうとはいえ、毎公演推しのマフラータオルが真っ先に売り切れるなんて誰が予想していただろうか。初日の前日物販で買えて本当に良かった。
会場内で同担が多いとはそんなに思わなかっただけに、本当に数が少なかったんだと思う。
それでも、今までよりもファンが確実に増えたことには変わりないので、毎回完売のお知らせが流れるのがとても嬉しかった。
あと、今回から両面プリントになったのも地味に良かったポイント。

法被の花火が今までの作品ごとのチームのカラーになってたのがすごく好き。
自分の推しの名前の刺繍ワッペン発注してつけてる人がいて、私もやればよかった!!ってものすごく思ったから、来年も法被か特攻服が発売されるなら絶対にやる。

お祭り衣装とバイオレットの彼の新衣装のブロマイドを出してほしいと願ってやみません。
買った時点でネタバレにはなってしまうけど、ブロマイドの衣装着てないなら新衣装のブロマイドを出すべきだったのでは…
割高になってもいいから、アルバム公式通販特典に今回の新衣装のブロマイドセットつけてほしい。
あと、内番衣装のはふせんじゃなくてブロマイド(ランダムではなく個別に買えるもの)がよかったな。どれもコミカルですごくかわいかったから、もっと大きなサイズで見たかった。

ところで、ペンラの形は灯篭流しの灯籠ってことで合ってる?弔いのお祭りという意味で。

■イエローの復活
ブルーとのTimelineは絶対にくるのわかってたし、きたら号泣するとわかっていて毎公演号泣したのだけど、この曲の後にDon't worry,don't worryがきたのがやばすぎた。
観客が前の曲で泣いてるのがわかってて、涙を拭いて〜って励ましソングを仕込んでくるのはズルい。
幸運を運んでくれるコーラルピンクがメインで、元気いっぱいのキャラで編成された特別編成だったのも良かった。マリーゴールドの笑顔がとてもまぶしかった!

前半の公演で披露されたイエローソロ曲のVersusも、約一年前の公演で聴いた時より伸びがあって良かった。やっぱりここでも泣いた。
あと、メイク、すごく変わりましたよね?!カラコンつけてないのも大きいだろうけど、今までの男らしい感じから美人系のメイクになっててびっくりした。綺麗だったなあ。
メイクは全員変化はあったけれど、イエローとホットピンクは特に感じた。

Gateway
特別編成でのライブで一番すごいと思ったのはこれ。
英語がペラペラで歌の上手い人がこれを歌うとめちゃくちゃかっこいいっていうのがものすごくわかった。
disるつもりはないけど、ただ思ってたこととして書いてしまうと、一番最初の公演の時って、みんなとにかくがむしゃらに与えられたことをこなすのに精一杯だったじゃないですか。だから、この曲は特に全部英語の歌詞を覚えるのにいっぱいいっぱいな状態で歌ってた感じがすごくて。だから、当時これを聴いてもあんまりピンとこなかったんですよね。
でも、今回は観客にライブを魅せることができるだけの経験値を持った人たちが歌った。本当にかっこよかった。
(もちろん、元の編成でも3年分の経験値でこれを当時以上に歌い上げることは十分出来ると思います)
長物トリオとしての編成そのものも良かったし、3人にこれを歌わせようって思いついた人もすごい。見れてよかった。

■mistakeと推し
一番わけわかんなかったのはこれ。未だにちょっと落ち着けないです。
私が歴代ライブ曲の中で一番思い入れが強いのはこの曲で、一番最初の作品の初見時のライブの1曲目でこの曲に撃ち抜かれたから今までずっとこの作品を追い続けています。

その曲で、推しが、一番おいしいところでセンターにいた。

本来なら推しは関連してない作品に出ているから、今回の特別編成じゃないと見れなくて。
(最初のお祭りでも見れたけどソロがあったという意味では初めて)
大好きな曲を大好きな人が一番おいしいところでキメてるなんて夢かな?って今でも思ってます。
でも、確かに最後のサビでセンターにいて、最後のフレーズの、この曲の一番好きな振り付けではモニタにドアップで抜かれてて、黄色い歓声が会場全体から響いてた。
特に人気の高いキャラで編成されたようなドリームチームの中で、去年までのお祭りでいうところの、不動のセンターのレッドのポジションにいた。
やっぱり都合の良い夢を見すぎている気がして仕方ない。

※ここから推しを下げるような発言をするので、不快になる人がいたらごめんなさい。
こんなに信じられないって思ってるのは、推しが大人気な役どころではないから。正直、推しの役者としての経験値が上がった今でも、キャラとしての人気は下から数えたほうが早いです。

これまでのお祭りは明確にキャラ人気と歌唱力でランク付けされてて、人気でもなく歌唱力がずば抜けてるわけでもない推しは、今までずっと前座扱いで、メインで歌ってる人のバックダンサーやってることもあった。せっかくアクションをキメてもカメラに抜いてもらえなかったりね。
でも、この扱いが嫌だと思ったことはないです。むしろ、作品のファンから安くないお金を取ってる以上、正しいやり方だとすら思ってた。

去年までの2年間はそんな扱いだったのが、今年の春の公演以降はなぜかセンターにいることがものすごく増えて。それどころかメイン曲までもらえた。少し前のNHKのライブだって、最後の獣でセンターにいた。
重要なフレーズをキメるとまではいかなくても、今回のお祭りも、このmistake以外でもセンターにいることが多かった。他担がつぶやいたり現場で話してるのも聞いてるので、気のせいじゃないと思う。

確かに、推しは歌唱力も表現力もものすごく上がった。キャラに合ったダイナミックでワイルドなアクションは推しじゃないと出来ないと思うぐらい。
でも、たとえマフラータオルが完売しても、推しのカラーのペンラが多かったわけじゃないのは何度も現場で確認した。
それだけに、担当としてはめちゃくちゃ嬉しいけど、今年に入って何故こんなに扱いが良くなったのかが本当にわからなくて。
制作サイドの中でなにが起きたのかがものすごく知りたい。

■Heart-To-Heart
これもmistakeと同じく好きな曲な上に、最後のワンフレーズを推しがセンターで歌ってて、しかも投げキッスの振り付けつきだったので、初見は崩れ落ちました。
今までだったら2人でやってたことだったのに今回はそこを1人でやるとか本当に勘弁してほしい。
Kissingを連呼して落としてくるSecret Sign以上にドキドキした。
今回の推しの扱い、本当にどうしたの?!?!?!

■漢花、美しき日々
最高!!!!!!!!
ただでさえ他の曲より3倍ぐらい盛ってる曲なのに、春の公演から更に盛ってきててすごかった。
最高。

■解けない魔法
初日に聴いた時、知ってる曲と違いすぎてAパートの途中までこの曲だと気づかなかった。
※特にmistakeの直後だったから頭の切り替えが全然できてなかったのもある。
アレンジが原曲と全く違うし、歌ってる2人も見た目も歌い方もレッドとは違うタイプだから、歌詞は聴いたことあるのに知らない曲、みたいな印象がすごかった。
私は、レッドが不在でも彼の存在を感じることが出来る粋な計らいだと感じたのだけど、彼のファンで、彼が一番最初に歌ったソロ曲として好きな人からしたら、他の人に取られたという見方になってしまうのもわかる。実際、会場で泣いてる人もいた。
ただ、今年のレッドのソロライブでJackalを取られたから側だったからこそやり返しができたのかな、とは思った。これが本当に何の関係もないキャラ(たとえば行司とか)だったらなんでこのキャラが?って不思議な気持ちになったと思う。

■To the Northと白刃の月
しるこくれさんを活躍させてくださって本当にありがとうございました。
演技が素晴らしいだけでなく、歌でも活躍されてて殺陣もアクションも出来る方なので、正直、神様として出てくれる日を待っていたけど、この人にしか演じられない役をあててくれて、歌まで用意してくれたことにはひたすら感謝してる。
この方が歌い出すと会場全体の空気が一瞬で変わるから本当にすごい。
To the Northでペンラを振れてとても満足。
また見れる日がくるといいな。

白刃の月もメンバーが増えて豪華になってて見ごたえあった。
この曲は本当にテンション上がるからお祭り向きだと思う。好き。

■だいすき担当
推しが担当の時、今回のお祭りの中で一番泣いた。あまりに泣きすぎてひどい声でレスしてしまった。
この役をずっと続けていてくれて、2年前の話のラストと今年の春の話があったからこそ、あの人のことがだいすきっていうのを、笑顔で言えたんだと思います。あれは推しじゃなきゃ言えなかった。推しもあの人も、どちらかでもキャス変してたらきっとここまで響かなかった。
いつかあの人とかっぽれできる日が来ますように。

だいすきといえば、大楽のカテコで普通にこちら側にだいすきだぞって言ってきたのびっくりした。
今までそういうこと言うのにめちゃくちゃ照れてたのに!(キャラの性格と推し本人の性格が両方とも恥ずかしがるタイプ)
キャラとしての2年も、役者としての2年もとても大きかったんだなって感じた。

■ファンサのこと
一緒に行った友人の推しは本当にファンサが手厚くて、うちわも相手の目もじっくり見てくれる。
ファンサされる現場を真横で見てたのだけど、あまりにも甘く優しくて、された友人が泣き崩れてて、これはリアコにもなるわ…ってめちゃめちゃ納得できた。
ファンサ以外の部分でも、歌唱力がものすごくて、ソロパートの度に会場の空気を変えてたのもすごかった。
あんなにかっこいいソーラン節聴いたことない。あと、最後の地でのソロ。まさに圧巻。
来年の再演でも確実にファンの心臓を撃ち抜いてくるんだろうなあ。

私の推しは、ファンサの仕方が春の公演から更に変わった。
定番ファンサを要求するうちわに今までとは全く違うファンサをしてきたり、目の前で自分のファンがうちわとペンラ振ってるのに目を合わせずにあえて天井を見たり、かと思ったらものすごく近づいてきたり、とにかく自担をびっくりさせることに特化していたように思う。
私がもらったファンサも、このうちわに対してそうくる?!って感じで、嬉しい以上にびっくりした。
ファンの驚いた顔を見るのが好きな、推しらしいファンサだなって思った。
今回のお祭り自体が『いつもの』をぶち壊してきていただけに、推しも『いつものファンサ』ではないものを見せてくれて、更に目が離せなくなった。

お互いの推しのファンサの仕方が真逆だねって笑いながら友人とアフターで楽しく飲めたのもいい思い出になりました。

■誤字
元々キャラ名は作品で一番誤字られやすいのだけど(同担ですら素で間違う人が多い)この作品では誤字られたことがなかったから、今ミスるの!?ってびっくりした。さらに共演者にも誤字られる始末。
でも、推しが毎回きっちりネタとして消化してたので、おいしいなって思った。
推しはこういうことをおいしいと思える人なのがすごくかっこよくて推せる。

■なんだかやたら話しかけられた話
今回はどこの会場に行ってもトレーディングしてない時になぜかやたら話しかけられました。合計で10人以上。いつもはそんなこと全然ないのに。
主にマリーゴールド推しの方が多かったかな?キャラの人懐っこさがファンにも出てる~!って思った。

私が誰推しか言うと、全員が、推しの歌、上手くなりましたよねって言ってくれたのが本当に嬉しかった。
上手くなったって思い込んでるのフィルターのかかった自分や一部の同担だけかもしれないって思ってたのが、そうじゃなくて本当だったっていうのが分かってめちゃくちゃほっとした。
この作品でのソロ曲がほしいとか単体もしくはユニットでのライブをしてほしいとまでは思わないのだけど(ただし推し本人の2ndシングルは出てほしい)、今回のお祭りの扱いは十分すぎるぐらい好待遇だったので、かっこいい推しを見て落ちて推しのファンになった人が増えたらいいな。
年末の単独イベントのチケもまだ売ってるので、お祭り効果で1枚でも多く捌けますように!!
でもこの作品で演じてる役と素の推しは全然違うからそこは大丈夫かな…むしろ素の推しが好き!って人が増えるといいな。


まとめると、今年のお祭りは今までで一番楽しかったです!
配信と円盤が待ちきれない。
来年もまた楽しめるお祭りがあるといいな。
晦日も楽しみ!