笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

推しと私の関係の名前〜2019年現場納め〜

匂わせとか繋がったとかは一切なく、今までの推し事人生で一番幸せな状態で書いている記事です。
各種ネタバレはないです!

先週末に、西でお祭り→東でトークイベントの遠征をして、今年の現場納めをしてきました。
今月の現場自体はまだいくつかあるんですけど、『毎年12月恒例の推しのトークイベントで現場納めをする』というのが私のポリシーなので、あとはゆっくり家で推しの仕事を楽しみます。

何故、そういうポリシーなのかというと、そのトークイベントは私が毎年一年の中で一番楽しみにしている現場で、確実にその年の中で一番ハッピーになれるイベントだから。これは今までずっと参加してきてそうだったので間違いないです。
今月の残りの現場でも推しは最高の仕事をしてくれるのはわかっているけど、私の好みもあって、このイベントにはどうしても及ばないところがあるので。
『最高に満たされた状態で、余韻に浸りながら年を越したい』という一個人のわがままです。


◆最高のお祭り
今回はまず、トークイベントの前のお祭りが神でした。


・推しの地元の公演(つまり絶対に取りたかった)でアリーナ最前列を自引き
・最前もそれ以外も推しの好きなシーン0ズレ席
・客降りで個別ファンサ
・うちわもペンラも持たないシーンでも個別ファンサ
・お祭り用にあげたプレゼント使ってくれてた

という、これ以上の最高は二度とないであろう、ロイヤルフラッシュ状態でした。
皆中稲荷神社には遠征のたびに参拝してますが、いくらお礼参りしてもし足りないです。

お祭り自体がとても楽しくて早く感想を記事にしたくてたまらないのを我慢しているので、それは来月の大楽後にぶちまけるとして、今回もらったファンサでは『推しにとても大事にしてもらえているな』っていうのを強く感じて。

今年の春にこういう悩みを上げたりしたのですが
miyama-oc.hateblo.jp
今回もやっぱり『キャラ』ではなく『推し』としてのファンサではありました。

ただ、それでしょんぼりするなんてありえないような本当に手厚いファンサを、うちわもペンラも持ってないところでもしてもらえたので、『大事にされてる、嬉しい』と心の底から思えました。

今までにもらったファンサとも違っていて、これまでは沸いたー!!沸き散らかしたー!!!!ってテンションぶち上がる感じだったんですが、今回はなんていうか、ほっとして、じんわりあったかく心の芯から満たされる感覚でした。

(余談ですが、上の記事に書いた『キャラとしてのファンサをたくさんの人にして、客席を沸かせている推し』はたっぷり観れたし、周りと一緒に「ヒュ~ッ!!」って煽ることもできたので、それはそれでとても満足しています)

また、ロイヤルフラッシュには入れてなかったのですが、目線はこのお祭りに限らずずっともらえているので(推しはめちゃくちゃ目が良くて*1マメに出欠確認するタイプ)、それが自然と当たり前になってしまっていたのですが、今回初対面の他担の同行者から「推しさん、こっちにめちゃくちゃ目線くれてましたね!」って言ってもらえたので、気のせいじゃなかったんだなっていうのも改めて気づきました。
当たり前なんですが、推しの出ていないシーンで他のキャストをガン見してみても全く目が合わない。
逆に、それだけくれまくっているっていうのは、ちゃんと自分のファンだと思ってもらえているってことなんだなあと。
それも含めて、とても大事にしてもらえてるんだなって思うことができました。


◆最高のトークイベント
ぽかぽかした状態で迎えた、推しのトークイベント。

イベントでの推しは今までで一番自然体で、無理をしていなかったです。
疲れてるけど頑張って客席を沸かせてたとかはありますが、精神的にネガティブな気持ちを抑えるようなことがなかったというか。
ゲストに呼んだ人もコメントも『純粋に自分が好きな人』だけを呼んでいたように見えました。
(話がそれますが、ゲストさんを推している方がイベントを観に来てくださって、推しを褒めてくださっている記事にスターつけまくってしまいました。他担から推しが褒められるのいくらでも嬉しい!!いくらでも見たい!!)

そういう言い方をしてしまうのは、数年前は自分がブレイクした時の相方と媚びるしかなかったのを見ているからです。
去年、やっとその相手に「もう媚びるのやめようよ」(意訳:実際はもっと間接的でマイルドな言い方です)って推しから伝えて、それ以降は推しから絡むことは本当に減りました。
(ただ、この人から推しへの絡み方は推しが真剣に諭したにも関わらず変わりないので、正直推しのファンとしてブチ切れてはいますし、今年だけでなく来年の年末の心配の種ではあります)

今回はいつも以上にゲストやファンへの感謝の気持ちをまっすぐ伝えてくれたことも嬉しかったです。
私だけでなく、また、ファン歴も関係なく、推しのファンみんなを大事にしてくれているのを、最近は特によく伝えてくれるようになりました。

また、ファンや周りの人だけでなく、自分自身のことを大事にしてくれるようになったのも今年の大きな変化でした。
去年まではひたすら突っ走って早死にしてもいいような言い方をすることが度々あったので、いちファンとしては冗談じゃないって思って、『健康で長生きしてほしいから休める時に休んで、SNSの更新も余裕がある時だけでいいから』ってことあるごとに伝え続けていたんです。
きっと、私と同じように推しの身を案じる声がたくさん届いていて、推しも健康でいようと思ってくれるようになったのかなと。

実際、SNSの更新は減りました。今では本人の発言より仕事情報のRTとスタッフからのお知らせの方が多いぐらい。
でも、仕事は全然途切れてないし、お金を払って観る場での推しは毎回それまでを超え続けています。
だから、メインの仕事に集中できるように(SNSの更新が減ることを)事務所も認めてくれているんだとしたら、ぜひ、このままの方針でいてほしいです。*2
もともと推しはアナログ人間SNSの更新も苦手な人なので。
あくまで一個人の意見ですが、本人が一番ストレスのない環境で仕事を長く続けてもらえるのが理想です。


◆推しと私の関係の名前
で、やっと、タイトルのことに触れます。

イベントの終わりにはいつも握手会があって。
その時の対応がいつものように『ファンとしての私の言葉を推しが受け止める』という感じではなく『共に頑張っていこう』みたいな、まるで戦友というか、大げさな言い方をすると運命共同体みたいな、そんな感じの対応だったんですよね。

夏頃、100通目のファンレターを出した後に書いたこの記事の
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推し事とは戦い続けることと見つけたり

100通目のファンレターを送った後の戦いの記録 - 笑う推しには福来る

っていうのが推しにも伝わっているのかな、だとしたら嬉しいな、と思いました。
(またそれますが、この記事からさらに50通書いて今年1年でファンレター100通出したので、その記事はまた別に書きます。時間とメンタル的にどうやったら書けるんだとか、それだけ出された推し側の反応とか*3 )

また、お祭りでファンサをもらった時も感じたほっとして、じんわりあったかく心の芯から満たされる感覚がこの時もありました。
何回も書いてしまいますが、大事にされていると受け取れたから、そう感じることができたんだと思います。
今までもずっと大事にしてもらえてはいるのですが、今回は感覚としてはっきりとわかったというか。

イベントからの帰りでもずっと、ぽかぽかしてはいるけれど、いつもの沸きちらかす感覚とは違う、この気持ちや、推しと私ってどういう関係なんだろうなっていうのを考え続けていました。
もちろん『推しとファン』なんですけど、先に上げた『戦友』や『運命共同体』よりも適切な言葉や似た気持ちを知っている気がする、って思っていました。


その日の夜。
推しがSNSを更新して、ファンへの感謝を伝えていました。
そこでファンのことを

『大事な家族』

って書いていて、あーーーーーーそれだ!!!!!って。

素敵な演技を観たり楽しいトークを聴きたいのはもちろんあるけれど、ずっと笑っていてほしい、健康で長生きしてほしい、美味しいご飯食べてるかな、ちゃんと寝れてるかな、あなたが幸せなら私も幸せ、そういうのって、大切な家族や友人に対して思うことなんですよね。

それを見た時に、ブログの一番最初の自己紹介記事で私が既に家族のように思っていたのを思い出して。
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弟を見守るような感じで応援してる。

自己紹介と推しのこと【2019/6/8更新】 - 笑う推しには福来る

今は弟でもないです。天然でかわいいところはあるけれど、一番上には常に尊敬と感謝がくるので、庇護対象とかでは一切ないです。*4


じゃあ、なんだろう?

『推し』 それはそう。

でも、この世にある家族に関する単語から探して、あえてつける必要もないのかなって。

『大事な家族』

推しがそう想ってくれるように、ファンとしての私も同じように想う、お互い想いあっている、それでいいんじゃないかなと。


推しが大事だから健康でいてほしいように、私も大事に想われているならまずは自分の身を大事にしようとか、推しと共に戦う(これはナンバーワンにするために他者を蹴落とすではなく、芸能人として長く生き抜くという意味で)、推しを支える、それだけでなく、私も支えてもらってる、私も生きるために戦うためのパワーを推しからもらえている、そんな持ちつ持たれつの関係が今まで以上にぎゅっと結束したような感じです。
なんていうか『絆が深まった』みたいな。


◆◆◆
今回の遠征でまた推しに対しての気持ちや向き合い方が変化しました。
でも、今まで以上にすごく心地良くて。
推しも一人の人なんだなあとか、だからこそ家族からパワーをもらえたら頑張れるっていうのは私もわかるし、自分がその一人でいられてることも嬉しいし、推していくことに自信がつきました。

それでも手紙のペースや現場の頻度は推し事以外の要素で何かがない限りは落ちないとは思いますし、推し事とは戦いだっていう考え自体は変わっていません。
ただ、ガッチガチに身を固めるとか、肩肘張って張り詰めた空気をまとって現場に行くとか、『必死さ』はなくなって、もうちょっとふんわりゆるく、リラックスして推しのことを受け入れられるようになれたと思います。
コンクリートからこんにゃくになった感じ(?)


この気持ちで来年の現場初めを迎えたらどんな景色が待っているのか、純粋に楽しみです。
先日までに観たお祭りも、今度は全く違う感覚で観れるんじゃないかな。
そのためにも、次のわくわくに備えて、私もたくさん寝て、健康体になるぞ!

*1:視力2.0以上あって、ついたあだ名が『ケニア人』

*2:ブログやSNSの毎日更新を指示されてた頃からしたらだいぶ変わりました

*3:この記事を幸せな状態で書けてる時点で大丈夫だったことだけは確かです

*4:実際に弟がいないので変な考え方だったらごめんなさい