笑う推しには福来る

ファンレター書くタイプのオタク

3年目の2ショット・リベンジ

台風でいろんな舞台やイベントが中止になっている中、うちの推しも稽古休みになったようで、好きなものをがっつり食べ、しっかり備蓄をしている様子を上げてくれていました。
そのことにほっとして、私もブログ書く余裕ができたので書きます。
自分自身が危ない時には身近な人やファンの心配をするより、まずは身の安全を確保して知らせてくれる人で本当に良かったです。これからも安心して推せる。そのためには被害が少しでも広がらないことを祈ります。


ここからタイトルのネタ。
推しは毎年、今ぐらいの時期に2ショットの撮れるイベントをやってくれます。
今年で3年目。
去年はそのイベントが2日で計4回あったけど、認知されたのが発覚して3ヶ月目でまだ気持ちの整理ができてなくてぐちゃぐちゃな時期に、推しも私も疲れている状態で撮ったので、イベント終了後にしばらく病んだ。その時の記事がこちら。
miyama-oc.hateblo.jp

今年は3連休に3都市で7回開催で、今までで一番ハードでした。
スケジュールが発表された瞬間、やっぱりどうしても去年のうまくいかなかったことが蘇ってきて。

でも、この1年間でたくさん推しに会って話をしたことで緊張は完全になくなっていて、そんな強行スケジュールじゃ特に最終日は推しが疲れるのはわかりきっていたので、『私も無理をせず、思いつめたり深く考えずぎず、その時の推しをちゃんと見て、自然に笑える雰囲気にしよう』と気持ちをすぐに切り替えることができました。


いざイベント当日。
1日目、2日目はお気に入りの衣装で出てきてくれたのを喜んだり、その地方の他愛もない話をして楽しい雰囲気になれた上で2ショットを撮ったり、サインをもらえました。
推しも私も自然に笑っている写真を撮れていて、心底ほっとしました。
なんていうか、いい意味でお互い慣れたかな、と思えるような写真でした。


さらに最終日。
この日は指定のポーズの中からセレクトして2ショットを撮る方式でした。
今までのこのイベントもそうで、今回はその中に1年目と2年目に撮ったポーズがどちらも入っていたんですよね。

振り返ると
1年目:初めての接触で緊張が表情にダイレクトに出ている上にメイクもつたない
(恥ずかしながら、この頃は眉毛も自己流で整えてたから形がやばい。今はアイブロウサロン通ってるので、そこだけは人の形を成すことはできてるといいな…)
2年目:推しも私も疲れてて表情に出てた(上の記事参照)

という感じで、その時のベストは尽くしていたものの、リベンジを望んでいたポーズなので、発表された時はすごく嬉しかったです。

ただ、この日のイベントが今までで一番ぐだぐだで、最初の部が45分押しで始まったんですよね。
最終日な上に次の部までの休憩時間もほぼなくて、30分遅れで始まった物販の2ショット券は瞬殺で、待機中に倒れた人や売り切れで落ち込んで泣いてる人もいて会場の空気が殺気に満ちているわで、そんな状態の客を楽しませないといけない(しかも推しに非は一切ない)推しの心身の負担が去年の比じゃないのは目に見えて明らかでした。
私もランブロコンプのために物販待機して昼ごはんを食べそこねて、朝からイベント終了まで半日水だけで過ごしたので、最後の2ショット待機中はかなりきつかったです。
ぐだるとわかっていれば対策はできたかもしれないけど、今まではスムーズに行われていたので、今回こんなことになるとは誰も予想してなかったんですよね。


さて、そんな、推しも私も極限に疲れている状態で、どうやって最高の2ショットを2パターン撮るか。

笑顔はお互いに厳しい。やっても去年のように『疲れてるのに無理やり作った笑顔』がきっと出てしまう。

でも、今回のイベントで不満を持ったファンが大勢いただけに、これから先リベンジできる機会があるかはわからない。
その上、この日推しが着ていた衣装が最高に似合っていて好みだったから、どうしても楽しい思い出としての2ショットを形に残したかった。

もう、今回に賭けるしかなかったんですよね。
だから、待機中に糖分の足りていない脳みそをなんとかフル回転させて、どういう流れにして楽しく撮ってもらうか、今までの接触の中で一番考えました。

考え抜いた答えは『推しがすぐに作れて楽しめる表情をさっと提案して、2人でやる』

幸い、それぞれのポーズに合ってなおかつ推しがノリノリでやれる表情はこれだ!というのがすぐに浮かびました。
断っておくと、ただ無茶振りをするのではなく、推しはそういう表情が得意なことが前提にあって、いつも以上にファンを気遣いまくっていた推しに『かっこつけなくていいよ、力抜いてふざけていいよ』っていう意味合いをこめた提案です。
それを読み取ってくれるかは私の持っていき方次第だったので、たった3秒でも、目が合う前から話しかける表情やしぐさなどには、疲れやしんどさ、作戦が成功してほしいという必死さは一切見せないようにしました。とにかく自然な笑顔で。「イベント楽しかったよ!」っていう気持ちを込めて。

いざ、撮影となって。
あくまでわくわくした感じを全面に押し出してお願いをしてみたら、推しが自信たっぷりに「任せろ!」って言ってくれたんですよね。
その一言で、私も「よし!」ってなれて、今までで一番いい感じの表情が自然にできました。

撮った後も、楽しそうに自信満々でやりきってくれたのをいろいろ伝えてくれて。
なんていうか、ファンが一方的に喜ぶだけでなく、推しも満足できるものを撮れた、一緒に戦い抜けたなって、思わず拳を合わせたくなりました(もちろん実際にはしてません)

推しが自分の仕事に自信を持ったコメントをしてくれるの、すごく好きなんですよ。
それを間近で聞けた、私の提案でそれが叶って直に伝えてくれたことも嬉しかったです。

あと、この写真を撮ってくださったのがマネージャーさんだったので、マネージャーさんもこの一連の流れにNGを出さずに見守って、最高の2枚を撮ってくださったことには感謝してもし足りません。
マネージャーさんからNG出ないなら大丈夫だ、みたいな絶対的な基準というか安心感、ありますよね(?)

実際に出来上がった写真も、2人とも疲れを感じさせない、最高の表情で撮れていました。

こうして2パターンとも、きっちりリベンジを果たすことができました。
今までで一番体力を削られたし、今までで一番頭を使ったけれど、今までで一番満足はできたので、達成感は半端ないです。


今回みたいな状況で、推しにダイレクトに「疲れてるよね、時間取らせてごめんね」って言ったり、あからさまに気を遣ってそそくさと立ち去るのは、かえって推しの心労が増えるだけだとこの1年間で学びました。
そういう心配をしてくれるファンは私の他にごまんといて、推しからしたら何度も言われて返すのもしんどいようなので。
たとえば、私も、病気で会社を休んだ翌日に出社して「大丈夫?」って人に会う度に言われて返すのはしんどいです。そういう時の気持ちに似ているかなと。

なので今回は「お互い疲れてるけどそんなのわかりきってる!だからこそ、今この瞬間だけでもそれを忘れて楽しもう!」という流れに私から持っていくことができて、推しもそれに全力で乗っかってくれて、うまくはまったのでほっとしました。

推しが私を「こいつバカだ」と思ってくれるぐらいでいいんです。実際バカではあるけど、これまでも私なりに考えた上でバカになっているところまで推しは見抜いた上で乗っかってくれていたところがあるので。
逆に推しも「人からバカだと思われていたい」ところがあって、ファンは推しの鏡とはよく言ったものだなあと。
(余談ですが、とある推しの役者仲間が「推しはわざとバカになる」と評したことがあって、それはすごく理解できたし、その方が推しのそこを見抜いていいところだと思ってくれていたのがめちゃくちゃ嬉しかったです)

ちょうど半年前の接触で、推しが私にバカなことをたくさん言って笑わせてくれて、他のファンには真面目な態度をしていたことに不安になった時とは逆で、今回は私がバカなことをして推しを笑わせて、いつも以上にファンに気を遣っていた推しの肩の力を抜かせたのが本当に鏡みたいで、した時は自覚なかったんですが、気づいた時はちょっとびっくりしました。
この記事の出来事ですね。
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私が推しの考え方に感化されたのか、元から似ているところがあるのか、両方なのかは分からないけれど、推しと楽しい時間を共有できるとどんなことでもやり切れるぐらいのパワーをもらえるので、これからもファンとして推しを応援して、支えられるところはサポートして、共に戦い抜いていきたいと改めて思いました。



来週は今回書いたのとはまた別の、推しが一番仲の良い役者仲間と一緒のイベントがあるので、今年一番癒やされてこようと思います。
若手俳優がネコチャンと戯れるのを見ているだけでとんでもなく癒やされるということが番組を見ていてよくわかったのですが、イベントの来場特典が『推したちが撮ったお気に入りのネコチャンの写真』という時点で最高に癒やされるの間違いないです。
ネコチャンの写真を飾るスペースを用意した上で、イベントに臨みます。

100通目のファンレターを送った後の戦いの記録

前回の記事で推しに送った手紙が100通を超えた話をしたので、今回は100通を超えた後のエピソード3本立てです。
結論から言うと、推し事とは戦い続けることと見つけたりみたいな話です。
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◆100通目のファンレターを送った後の接触イベントの話
手紙が100通を超えたあたりで推しに接触できるイベントがありました。
その時に、100通超えたことを直接言うか否か、ほんの少しだけ悩みました。
褒めてほしいとかでなく、手紙を送りすぎた末についに100通いってしまったことを謝りたかった気持ちがまだあったんです。

でも、95通目ぐらいの手紙で
この日に100通目の手紙を出すことになると思いますが、100通目になにか特別なことをするとかはないですし、100通出したから終わり、というわけでもないです。
いつも通りで、これからも、200通目、1000通目を出すことができるぐらい、ずっとファンでいさせてください。

って書いたんですよね。

で、実際の100通目も、最初に この手紙が100通目です とは書いたものの、その一言以外は特になにもなく、封筒を盛ったりすることもせず、いつもどおり仕事の感想だけを書いて出しました。


いざイベントが始まって。この日は3回、接触できました。

結論から言うと、推しも私も、手紙が100通を超えたことについては1度もしゃべりませんでした。

でも、100通目や直近で送った手紙の内容や、私の手紙に仕事で応えてくれたことを推しから触れてくれました。
それがなにより嬉しかったです。
だって、100通目は特別じゃない、いつもどおりだ、って伝えてたから。
その通りでいてくれたことにほっとしたし、相変わらず全部読んでくれていることもわかって『出しすぎだから謝らないと』なんて思うのはもうやめよう、とも思いました。
だって、謝ったらそれまで読んでくれた推しの行動や時間まで否定することにもなってしまうから。
それよりも、たくさんのありがとうをずっと伝えていこう、と改めて決意しました。

逆に、もし推しが100通目について触れてきたら、ショックだったかもしれません。
そこで明確なひとつの区切りが推しと自分の中に引かれてしまったかもしれないし、推しにとってそのことが特別になってほしいわけでもなかったので。
そんなことを覚えているよりも、どんなことで私を思いっきり笑わせたかの方がよっぽど覚えていてほしいです。(実際覚えてるから推しはやばい)

また、『いつもどおり』が叶ったことで、一蓮托生で推し続けるって腹をくくりました。
いいことだけじゃなくて、推しがダメなことをしてしまったとしても、です。
なんていうか、キラキラふわふわした夢を見るというより、ファンとして全力で一緒に戦う、みたいな感じになってきました。
サッカー選手とサポーターの関係みたいな(?)


◆推しがダメなことをしてしまっても
数行上に書いた、『推しがダメなことをしてしまったとしても』っていうのを、腹くくった直後のイベントで経験するとは思わなかったです。
ざっくり言うと、推しが共演者のファンから地雷認定されてしまうようなことをしてしまいました。

ただ、観客を笑わせるためにした行動で、推し本人もとんでもなく悪いことをしてる自覚はある上での行動だったので、怒るまではいかなかったです。それでもやりすぎてしまったことについては、ついにこういう日がきてしまったか、とショックでした。
しかも、私もイベント中に出した手紙でいいぞもっとやれ的な煽ることを書いてしまってただけに、私1人だけがのせていたわけではないのはわかっていても、めちゃくちゃ責任感じました。
そして、イベント終了後も推しは言い訳などは一切しなかったので、怒られたり炎上覚悟でやったのは見て取れました。

ド天然でやらかしたなら何度か似たことを続けられたら愛想を尽かして降りる気がするんですが、嫌われ覚悟の上でやってて、ファンからの期待にも応えようとした結果なら、嫌いになれるわけがないじゃないですか。
そして、これからも同じようなことはまたきっと起きるとも確信しました。
それを分かった上で推すのが一蓮托生ということだ、と。

イベントが終わった後の手紙で、たとえやりすぎてしまったとしても、人のせいにせずに、自分でそうすることを選んだんだってちゃんと責任をもって行動していく推しを、私はずっと応援したい と伝えました。
そっちがその気なら私だって本気だ、ずっと一緒に戦うからな!!
敵がいるわけではないんだけど、生き抜くための戦い、という感じです。


◆手紙vsレスの早撃ち対決
そんな覚悟を込めた手紙を送ってしまった後に会えたのが先日の舞台でした。
出番がちょっと少なめで、出ない時間が15分以上という場面もありました。
私はいつものように毎公演手紙を出しました。

異変に気づいたのは3回目の観劇。
その回で出した手紙で特にほめたシーンで、推しが前の回以上に熱い演技をした、というのが数ヶ所ありました。

推し、本番中に、手紙、読んだね…?

そこから楽まで、ずっと同じパターンでした。
今まではマチネに出した手紙の内容にソワレで応えてくれることが多かったのですが、今回は出した回ですぐに応え続けてくれました。今までで最速のパターンです。

でも、これができちゃうの、今回ばかりはすんなり納得してしまえるんですよ。
読める時間があっただけでなく、私しか手紙を入れてない回が何度かあったから。
プレボを覗きたいと思わなくても、入れる時に推し宛のものが入ってるかどうかはわかってしまうじゃないですか。
いくつ入ってるかはわからなくても、『入ってない』のだけは確実にわかってしまいますよね…

その事実が結構しんどかっただけに、手紙とレスの早撃ち対決は今回しか味わえないだろうな、とも思ったので、ありったけの良かったポイント攻撃で応戦しました。
でも、推しは強いのでどんどんこちらの攻撃の上をいくんですよね。いいところがどんどん出てくる。くらいつくのに必死で気づいたら楽が終わってたので、楽の感想を興奮冷めやらないうちに事務所に出してきました。

そんなわけで、推しと共に戦うことを(勝手に)決めたけれど、公演中は推しとも戦っています。
いつも戦ってもらえるのが楽しくて、推しでも気づかないいいところ見つけて伝えまくるからな!って思って手紙書いてます。
全部本当に読んでくれてることを知ってからの手紙は、それまで以上に書きがいがあるし、推しも書きたいと思わせるのが上手いからやめられないとまらないです。
ありがとうやよかったよ以外に、そういう、わくわくした気持ちも手紙で伝えられていたらいいな。


◆◆◆
…という、手紙を100通出した後の、推し事とは戦い続けることと見つけたりな推し事事情でした。
1通目、1年目、2年目に手紙を書いた時とは明らかに違う感情がわいてるのは自分でもわかります。去年、このブログを開設した当初の気持ちとも全然違いますね。
そんな感情にさせてくれたのは間違いなく推しだし、私も出し続けてきたからこそこうなったと思うので、200通目を出した時にどうなっているのか、楽しみです。

推しの道具とかではないですが、書き続けているのは自分がしたくてしていることなので、もし散る時は 戦うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意思で戦ってきた って言えるような推し事人生を送りたいです。

推しへのファンレターの送り方、そしてファンレターを100通送ることによるその効果。

推しを推して2年半で出した手紙が100通を超えたので、どういう手紙を出していたのか、どうしてそんなに出したのか、出して良かったことなどをまとめておこうと思います。
100通超えた後の接触の話は次の記事で書く予定です。

若手俳優系のはてブログループで100通以上送られた方の記事を以前お見かけしていたので、私もいつか達成したら書くんだって(勝手に)思ってました。
100通に至るまでの気持ちや、書く時のこだわりなどが人それぞれあって、わかる~とかなるほどなー!と思ったり、その後のお話などもひっそり拝見させていただいております…!
kwainaoflavor.hatenablog.com
toughgummy.hatenablog.com


◆年ごとの出した内訳
・1年目:20通
・2年目:40通
・3年目:55通(8/14時点)
カード系のプレゼントに添えているメッセージなども含めると+30ぐらい。
3年目(今年)がめちゃくちゃ多いのは1度に3通送ったりするようになったからです。詳しくは後述します。

◆ファンレターを書き出したきっかけ
推しに落ちてから「ファンになりました、これからも応援しています」っていうのをどうしても伝えたくなって、バレンタインプレンゼントと一緒に送りました。
それ以降、舞台やイベントへ行くたびに手紙を出して、現場以外の仕事の感想も事務所へ送るようになりました。
文通などではなく、相手に一方的に何年も出し続けるというのは推しが初めて。
全部読まれてるのを知ったのは2年目のトータル55通目ぐらいの接触で。今に至るまで本当に全部読んでもらえてるようです。

◆レターセットについて
2年目までは市販のレターセット1種をずっと使い続けてましたが、3年目からはオリジナルのレターセットを、こちらの記事にあるあさだ屋さんという印刷所で作っていただきました。
torata-nu.hatenablog.com
haku-asadaya.com
ファンレターを書きたいと思った頃に記事を拝見して、私もいつか作って、ストックを切らすぐらい手紙を書き続けられていたらと思ってたんです。
実際に作って半年で切れるのは嬉しい誤算でしたが(1年分用意したはずだった ※倍以上再版しました)、こうなったら毎年新調しようかな、と今は思ってます。

作りたいデザインは決まっていたので、PhotoshopIllustratorで作成して、データをお渡ししてから10日ぐらいで届きました。
用紙や箔の色味などの相談なども親身に乗ってくださるので、印刷所をあまり利用したことがない方は、まずはサンプル取り寄せたり作りたい雰囲気に合う封筒や箔の色を相談してみるのがおすすめです。
単価は市販で使っていたレターセットの半額ぐらいで済んでます。

ちなみに、プレゼント用のタグもおそろいのデザインで姉妹サイトのタグ専門の印刷所、FUDAさんで作っていただきました。
hakuoshi.org
ちょっとしたデザインに名前やメッセージだけ入れたタグを作りたいという場合は、スマホでテンプレート選択するだけでできるので、レターセットを作るよりもお手軽かも。
丸孔加工(5~6mmがおすすめ)もオプションでつけれるので、届いたものにひもを通すだけで使えます。
こちらもサンプル請求したり、相談に乗っていただけます。


◆出すタイミングと手紙の内容・文字数
舞台は生モノ、感想は鮮度が命だと思ってるので、すぐに出すようにしています。
記憶力がないので、その時に感じたこと、気づいたことはすぐにスマホに書き留めて、それを手紙の体に整えて、手紙に書き写すという感じ。

私の場合は、手紙1枚の文字数400字、1枚を手書きするのにかかる時間10分なので、マチソワ間などの時間が限られている時は、まず、何分使えて、何文字・何枚まで書けるかを把握した上でまとめます。
封筒をデコる時間を取るのも難しい場合は前日のうちに封筒だけ用意して、あとは手紙を入れるだけの状態にしています。
なので、公演予定時間の事前チェックは必須。

ペース配分は最初はあたふたしていましたが、何十回もやってるうちに慣れました。
初めて手紙をマチソワ間に書いた舞台とその次の舞台が今は亡き六本木のブルーシアターで、劇場からカフェまでの往復だけで20分以上かかったけどなんとか書き切り続けたのが、今となってはいい経験になってます。

・舞台
同行者がいない限りは毎公演出します。
マチソワ間は時間との勝負になるので、あらかじめ手紙を書けそうな近くのカフェを探しておきます。

ほぼその舞台の感想だけだと
マチネ(前日~当日朝に書く):2000~3000字
マチソワ間に書いてソワレで出す:1200字~2000字
ぐらい。

推しは毎公演後、自分宛てのファンレターどころかアンケートまで全部目を通している人なので、アンケートも書ける限り率直に書いてます。
とはいえ、悪いところはまずなくて、だいたい「今回のここが最高だったからもっとこんな感じで弾けてほしい!」とかポジティブなことしか書いてないです。

また、観客と一緒に劇場の空間そのものを作り上げるために本気で向き合ってくれる人で、手紙を出す→舞台で手紙に書いたことを取り入れてくれる→手紙を出す、のループになることが多いため、手紙やアンケートの出しがいも連続での観劇のしがいも最高にあります(もちろん、全部の意見が採用されてるわけじゃないです)
舞台上で観客の期待に全力で応えてくれるからこそ、私も義務感ではなく、わくわくした気持ちで早く手紙を出したくなっちゃうんですよね。

私が一方的に思ってるだけですが、推しが出ているのがいい舞台・いい役だと、感想もめちゃくちゃ熱くなってしまうし、それに応え続けてくれるので、手紙と舞台上(+SNS)でクソデカ感情で殴り合ってるような感じに思えてきてしまいます。
千秋楽がだいたい一番事故る*1盛大にぶちかましてくれるので、私も初日から千秋楽までに毎回2kg以上減ってます。仕事以上に頭をフル回転させてる感じがすごくある。

手紙とは、推しとファンとの魂のぶつけ合いだ。
ただし、どれだけヒートアップしても礼節を欠かさないこと。

・イベント
これも1日に複数回あったら毎回。
ただ、イベント終了~次の回の整列までの時間が40分切ってたら諦めて、後日まとめて出します。
基本的に時間が50分以上あって会場から5分圏内にカフェもしくは座って書ける場所があれば書きます。
一番タイムアタックしてるので、1000~1500字ぐらいをなんとかまとめるのに必死。

推しはトークが上手くてコミュ力が高いので、1人でも場を盛り上げることができるし、複数人いたら自然にまとめ役をこなして全員を楽しませるので、褒めるところが尽きないです。
良かったところをいくらでも伝えたいけれど、書ける時間が1時間もない時は特に好きなところだけをピックアップして時間内にまとめます。

・映像、ラジオ、インタビューなど
キリが良いと思ったタイミングで、1~2週間分をまとめて事務所に送ってます。平日にメモしておいて、週末にまとめて書くことが多いです。
イベントや舞台の日が近ければその時に出すこともあります。
一度全部書き出してみて、トータル3500字を超える場合は仕事ごとに分けて2通以上にします。多い時は3通以上になることも。
(生放送で1通、ラジオ×n回分で1通、円盤で1通、など)

複数のお仕事や、写真集、円盤の感想の場合は、見出しを作って、カテゴリごとに感想を書いてます。
例:◆円盤A
  ・1日目
   感想

  ・2日目
   感想
という感じ。
こうすることで手紙の枚数が増えてしまうデメリットはあるけれど、多くなればなるほど見やすさは大事だと思うので、できるだけわかりやすい紙面になるようにしています。

SNS
全部の感想は書きませんが、どうしても直接感想を伝えたいぐらい良かったり、アップされたことで自分にいいことがあって感謝を伝えたい時などは手紙の最後に少しだけ書きます。
これがメインにならないよう、あくまで追伸レベルで。


◆書く時に気をつけていること
・手書きするのは一旦寝たあとで
どうしても時間がない時は深夜に書き切りますが、手紙に書く時は基本はあまり疲れてない状態で書くようにしています。
夜に書く場合は晩ごはんとお風呂入って、少しでも疲れを回復させた後。
疲れてるのとか、時間がないのとかって、どうしても字に現れちゃうんですよね。新幹線や飛行機の中で書いたらガタガタになるのも経験しました。
そういうのも含めて、書いた人の状況まで伝わってくるから手書きの手紙は嬉しいって推しは言ってるけど、ファンとしては貴重な時間を割いて読んでもらうのだから、できるだけ読みやすいものを送りたいじゃないですか。
なので、できる限り良いコンディションの時に手書きするように心がけています。

・難しい言葉、オタク用語を使わない
私の書き文字が綺麗じゃないのと、推しがあまり難しい漢字が読めないと公言してるのと、全くオタクじゃないのもあって、画数の多い漢字や、難しい言葉、難解な言い回し、オタク用語はできるだけ使わないようにしています。
画面上ではすんなり読めても、手書きすると読みにくくなる漢字はいっぱいあるので、手書きしてみたらわかりづらくなった時はふりがな振ることもよくあります。

また、よくある、オタクが感極まった時に出る「無理・しんどい・つらい」などは非オタには本来の言葉通りの意味でしか受け取ってもらえない可能性が高いので、別の言い回しで伝えるようにしたりとか。(これは相手によるので、逆にガチオタな人だったらオタク用語ガンガン使った方が伝わりやすいこともあると思います)

伝えたいことがわかりやすい単語で浮かばない!という時は、こちらの感情ことば選び辞典のお世話になっています。

感情ことば選び辞典

感情ことば選び辞典

まさに『感想を伝えたいけど適切な言葉が浮かばない人のために作られた辞典』なので、持っておいて損はないです。スマホサイズなので持ち運びもしやすいです。

・読みやすい文章を心がける
逆に、難しくはないけれど、『事』『後』『時』などは熟語で使う以外はひらがなにしています。
ひらがなにした方が読みやすいものについてはこの記事が分かりやすくまとまっているかも。(とはいえ、私も全部これを守りきれているわけではないです)
bamka.info

・伝わりやすい単語選び
相手に自分の言いたいことが正確に伝わるかが一番重要だと思うので、感想を書く時に語彙力がないことに凹む必要はないかな、と。
極端な話「ここが最高!ここも最高!最後にこれが本当に最高すぎた!観れてよかった!」みたいな同じ単語ばかりの言い回しでも、とにかくどこがよかったのかがストレートに伝わればOKと思うことにしています。その単語自体が浮かんでこない場合は上に挙げた辞書に頼ったり。
例を挙げると、小さい子からファンレターをもらって感激してる方って、混じり気なしの純粋な感動をぶつけられているからすごく心に響いてるんだと思います。
そういう、『手紙を出したくなるぐらい感動していること』がまっすぐ伝わる文章が書けていたらいいんじゃないかなって。

・見た目だけを褒めない
これは個人的に実行したり思っているだけで、同担を否定するわけじゃないという前提で。
ビジュアルが発表されたりしたら「かっこいい!」って思っても本人にその言葉だけを伝えないようにしています。
せめて、どういうところを見てそう感じたかを掘り下げることを忘れずに。

あと、私がどうしてもストレートに「かっこいい」と伝えたくなるのは、推しの仕事への取り組み方や内面に対してなので、そこがちゃんと伝わる文章が書けているかはめちゃくちゃ気にしてるし、ずっと伝え続けていくって決めてます。

とはいえ、見た目だって世界一かっこいいって思ってるから、かっこいい写真を見た時に直感的にかっこいいって思っちゃうのは仕方ないんですよね。だからこそ、なぜそう思ったのかを考えるのを放棄しない。

・感謝を伝えるのを忘れない
見たいと思っていたことが叶ったり、推しの仕事を見て救われた時は感謝を忘れずに伝えています。
推しが仕事でいいものを見せ続けてくれているから、私も仕事やしんどいことを頑張れるので。

・とにかく完成させて出し続ける
同人界の格言で『出ない神本より出るクソ本』というのがあります。
出さなければなにもないのと一緒なんですよね。
かっこつけて、完璧なものを出さなきゃ!なんて思って、いざ着手してみたらハードルが高すぎて挫折して出さないなんてことになるぐらいなら、一言でもよかったことを書いて出す方が絶対にいいと思っています。そして感想は早ければ早い方が勢いで出しやすい。

2年目あたりまで手紙の量が多すぎて迷惑じゃないかめちゃくちゃ不安になってたんですけど、仕事の感想はいくらでも欲しいと推しが言っていて、実際に全部見てくれているので、これからもずっと出し続けます。
継続させなきゃ意味がないとも思っているので、出し続けはするけど、自分に無理のないペースで。
出すのが遅くなったからって怒られたり、それが原因で干されるわけではないので、いのちだいじに。


◆手紙を出してよかったこと
・手紙へのお返しを仕事で見せてくれること
やっぱりこれが何より嬉しいです。
目線くれたとか私信とかプレ使用報告とかそういうファンサ以上に(それももちろん嬉しいですが)、仕事できっちり今まで以上のものを見せてくれることが、手紙を出して一番良かったって思います。
こっちが本気の想いを思いっきりぶつければぶつけるほど、それに比例したどでかいものを見せてくれるし、そういう時の推しっていつも以上に輝いてるんです。
それは、もしかしたら私しか輝いてるって思わないものかもしれないけど、私が見て「輝いてた!」って感じたことを素直に伝えるのは絶対に続けていきたいです。

・要望が叶うことがある
この2年半で「こういうのが見たいです」と手紙に書いて叶ったことはたくさんあります。
見れたら感謝と、また見たいっていうのを伝え続けていたら、ずっと叶い続けているものもあります。
逆に、叶わなかったこともいくつもありますが、それに対して推しに何か言ったりはしません。
あくまで要望が採用されたらラッキー、採用されなくても自分では思いつかない推しが見れるからラッキーと思うことにしています。

・推しの原動力の一部になれているかもしれないこと
推しは「ファンからの言葉にパワーをもらって頑張れている」と言っているので、そのうちの一部になれていたらいいな、と思います。
なれているか、ただの迷惑なだけじゃないか、数ヶ月前まですごく不安だったのですが、不安を消し去るようなとんでもないものを仕事上で見せてもらえたので、今はちょっとだけでもなれているのかもしれない、と思っています。


◆◆◆
私はかつて二次創作をしていたオタクだったのですが、精力的に活動してた頃ですらこんなハイペースで出し続けるようなことってなかったんですよ。
うまくいかなくて途中で投げたことも、新刊落としたことも何度もありました。

でも、推しへの手紙は100通以上書きたくて書いて、出し続けられている。自分でも奇跡だと思ってます。
それぐらい、推しがずっと素晴らしいものを見せ続けてくれていることが何より一番すごい。
すごいけれど、その分どんどん忙しくなっていて、しんどいこともあると思うんです。
だからこそ、手紙を読んでもらえる時間が、推しにとって無駄な時間にならないようなものを送りたいと思っています。

とはいえ、一方的に感情をぶつけているだけなので、一種の暴力に変わりはなくて。
読んでくれているのは『推し』だけど、その推しは私とは違う思考回路を持った『一人の人間』だっていうことは決して忘れずに、これからも「仕事を見たよ!こう思ったよ!」っていうのを伝えるべく、書き続けていきます。

*1:初主演舞台の千秋楽で女性用のパンティを頭にかぶるだけでなくスーツのパンツ越しに履いた状態で大真面目に演技を続けたりね。ブラもスーツの上からつけてくれた。

推しからの認知が発覚して今日で1年

推すと明確に決めた日がいつかはっきりしていないので、私にとっては推し事の中では推しの誕生日の次に特別な日が今日です。
1年経つと心境もいろいろ変化があったり、新たにこうしていきたいというのが見つかったり。

認知が発覚した日のことや心境などは過去にこの記事に書いたのですが、今見ると、認知をもらってから3ヶ月経っても心の整理がつけられてなかったんだなあと。嬉しいけれど、いろんな感情でぐちゃぐちゃしてる。
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でも言い訳(?)をするなら、私の認知発覚のタイミングってかなりイレギュラーだったんですよ。事前告知なしのゲリラ握手会だったので。
推しの顔認知が早いこともまだ知らなかった。(発覚したのは3ヶ月後)
1ヶ月後の接触ラッシュに通ってるうちに覚えられたなら、短期間でそれだけ会っていれば覚えられてもおかしくないって自然に受け入れられたと思うし、だいたいの同担はそのパターンだと思います。
その前に起きたので、本当に心の準備なんて出来てるはずもなかった。

この日の前に会えたのはさらに3ヶ月前の2.5舞台。
個別ファンサをもらえたけど、私って分かった上でしてくれてるとは思ってなくて、ただただ2.5のおたく、推しのおたくとして舞い上がってたな。
それはそれでとても幸せな時間でした。
推しが自分を認知してないと思い込んでいるからこそ浮かれていたので、3ヶ月後の認知発覚が衝撃すぎた。

結局、発覚から5ヶ月ぐらいぐちゃぐちゃしながらも推し続けて、1日に複数回接触できたイベントで顔と名前を認知されているだけでなく、手紙も全部読んでくれていることが分かって、一旦落ち着きはしました。
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ただ、落ち着いた、というのは、改めて腹くくって推す覚悟を決めたというだけなので、精神的には落ち着きつつも推し事自体は今まで以上に活発になった。
活発といっても現場に入る回数と手紙のペースが増えたぐらいですが。

認知発覚から3ヶ月までは接触でも心臓バクバクしてまともにしゃべれなくてすごく緊張していたのも、この時の接触で完全にほぐれて、それ以降の会話はお互いタメ語になりました。
もちろん、ナメたことは言ったりしない。タメ語でも本気で応援してることと、これからの仕事が楽しみなこと、感謝の気持ちは絶対に伝えてる。
ただ、あまりに会話がくだけすぎてて不安になるというめんどくさいこじらせ方をしたりはした。本当にめんどくさいおたくである。
それでも一発で不安を見抜いて安心できる一言をくれた推しはすごい。
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これ以降は完全にすっきりした気持ちで推すことができています。

今日までで、推しの仕事やファンの反応を見ていて、推しはどういうことを望まれると嬉しいのかな、やる気がみなぎるのかな、と考えさせられることがたくさんあって。
特に直近の3ヶ月間はそれを考えた上で動いていたら、ものすごく嬉しいことが起きたりもした。
おたくはすぐに実質無課金って言うけど、無課金どころかおつりが札束できた、みたいな感じ(?)

ただし、推しだけでなく、私も魂を削りすぎたこともあったので、無理のないペースで長く推せる環境にしなきゃまずいな、とは思ったり。
前回の記事の最後でちょっと触れてる、今後どうありたいのかなども考えながら。
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義務感ではなく自分の意志で無理をしたことがあったとはいえ、今年に入ってもスケジュールが合わなくて全通できなかった舞台やイベントはあった。それでも現場に来た時に推しは私のことを相変わらず覚えてくれているし、来れなかったことを責められることもない。
ファンには無理せず長く見守ってもらいたいとは以前本人も言っていて、実際、私より長く推しているファンのことは、都合のつく時に来てくれるだけでも嬉しいみたいで、すごく大事にしている。

そんな推しを見ていて『ファンを大事にする推しのことを、私も大事にしたい』と今まで以上に思うようになりました。

人を大事にするためには、まず、自分の心身が大丈夫なことが一番重要なので、ちゃんとメンテナンスをしながら長く推せる環境を形成していこう、と、改めて自分に誓いました。

長く応援しているファンという認識は、実際にこれから先もずっと応援し続けることでしか持ってもらえないことだしね。
推しに心配されるのではなく、推しが幸せになれるアクションを起こし続けるファンでありたいです。

とはいえ、来週の接触は、最近、私が魂を削りすぎてたことを推しが覚えている可能性がちょっとある。
今はもう大丈夫だよ、って嘘偽りなく笑顔で言えるように、そのことに触れられなくても万全のコンディションで会えるように、この1週間は無理をしないことをとことん頑張ります。
つまり、これ書いてる間に早く寝ろって話!おやすみなさい!

パワースポットのご利益がありすぎて推しの業火に灼かれ続けた上半期

パワースポットにお参りしたらご利益がやばかったということと、上半期まとめ+下半期の目標っていう記事です。

今年の上半期最初。
推しは体調を崩していた。年末からずっと。
誕生日前日の接触でも元気がなくて、明らかに無茶がたたった結果だなって思った。
年末だけでなく去年も何度か体調を崩していたのと、今年もたくさん仕事が入ってるのはわかっていたから、せめて推しの健康を祈るぐらいはさせてほしいと思って、いろいろ調べて行き着いたこちらの神社にお参りに行きました。

◆サムハラ神社◆
大阪の中心部にある、無傷無病、延命長寿、御守りの指輪などで有名な神社。
公式HPがないけどググればアクセス方法とかは出てきます。私は大阪公演で遠征した際にマチネの前に行きました。
強力なパワースポットで、バチあたりなことをしたら祟られるというエピソードもあるみたいです。

2月の終わり頃にこちらで『推しが怪我なく健康でお仕事できますように』とお祈りしてきたのですが、その後の推しがどうなったかというと。

ロケ先のごはんが美味しすぎて食べすぎて数kg太って、マネージャーさんに怒られて、次の撮影の仕事のために食事制限と運動で必死に元に戻した

去年までしょっちゅう胃を痛めてはおなかにやさしいものしか食べられなくなってた人と同一人物とは思えないぐらい、健康的なエピソードを残してしまった。

この時のロケ(4月)の映像が最近小出しにアップされてるんですけど、先日(6月末)まで舞台上に立ってた推しと顔の輪郭が明らかに違う。むっちりしてる!
しかも、数kg太ったエピソード、最初は少なめに申告してて、最近聞いたら更に数字が増えてたんですよね。
舞台の稽古や本番の休みの日もずっとジムで体重落とし続けてたし、本当はもっとだったんじゃないかなあ・・・
舞台上でシュッと引き締まった推しが見れて良かったけれど、ごめんね、ご利益ありすぎたよね。本当に健康でいてほしくて真剣にお願いしたから、ガチで聞き入れてもらえてしまった。
来月に大阪に遠征に行く時にお礼参りに行って、感謝と、推しがまた太りすぎないぐらいで健康な状態の継続をお願いしてきます。

ちなみに、もう1つすごかったことがあって。
私、春頃に車にはねられたんです。
でも、めちゃくちゃラッキーなことに打撲1ヶ所だけで済んで、推し事に影響はほとんど出ませんでした。接触イベントがなかったのも不幸中の幸い。※はねられてふっとびはしました
サムハラ神社の有名なエピソードとして『事故にあってもケガをまぬがれる』というのがあるのですが、まさにそれが自分にもあてはまった。
こちらの銭形守をずっと持ち歩いているから、本当に守ってくださったのかな、と。
お礼参りの際にお守りもお返しして、また新しく授けていただこうと思います。
私の推し事は遠征がデフォだし、下半期も行ったことのない地方への遠征が決定しているので、推しだけでなく自分も健康体でいるためにも。


◆皆中稲荷神社◆
http://kaichuinari-jinja.or.jp/

東京の新大久保駅からすぐの、チケットをご用意されたい人にとっては有名なところですよね。

タイトルの推しの業火に灼かれ続けたっていうのはこちらのご利益。
上半期に推しの舞台4つ観たんですが、チケット全部当選、最前列複数、全景が見渡せる席狙いで取ったら推しのメインのシーンが真正面にくるところ、通路席だった回にアドリブで客降り発生などなど、全部の公演が神席で、文字通り神様って本当にいるんだなって実感しました。

こちらは先月末にお礼参りに行って、下半期もご用意されますようにとお願いしてきました。
あとは実際に申し込むだけなので、早く先行の情報出て~~~!!!


◆推し事上半期のこと◆
幸せなことがたくさんありすぎて、ありがとう推し!っていうので精いっぱい。
最高の仕事をいつも見せてくれるのはもちろん、ご利益のおかげで最高の舞台を最高の席で見届けることが出来たし、自分にやれることも全力でやりきれたし、それが報われたこともたくさんありました。
おかげで、悔いのない推し事ができたって思えて、今逝けたらすごく幸せだな、なんて、遠征帰りに考えたりもしました。

でも、降りるとかは全然なくて、これからの推しの仕事も今までにない景色が見れそうで楽しみです。
ただ、100通目の手紙を出したタイミングで、今後、私はファンとしてどうなりたいんだろう、どうしていこう、みたいなところをすごく考えるようになりました。
認知が発覚した1年前とは全く違う気持ちで推しているので、ずっと新しい景色を見せ続けてくれている推しと同じように、私も今まで以上に深く考えて実行に移せるようにしていくことを下半期の目標にします。もちろん、迷惑行為などは絶対しない方向で。

考えのベースにあるのはこのブログを開設した当初から変わらず、ファンとして推しを幸せにすること!
そこをもっと掘り下げて、今まで以上に笑ってもらえるようになるんだ。

イエベ秋の現場メイク:泊まりの遠征に持っていきたいアイシャドウパレット6選

1月に去年のベスコスを書いて以降、いろいろ買ったもののおすすめを上げたいと思っていたらほぼ半年経っていました。
2019上半期ベストコスメとして書きたいアイテムがたくさんあるので、来月になったら書こうと思います。

あと、よく検索でイエベ秋の現場メイクシリーズを見ていただけているので専用のカテゴリ作りました。
【2019/6/8追記】の表記があるものはいろいろ追加してるので、気になるものがあればぜひ見てみてください。
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イエベ秋の現場メイク:ズルむけしないリップ編 - 笑う推しには福来る
イエベ秋の現場メイク:いい感じに盛れるアイメイク編【2019/6/8追記】 - 笑う推しには福来る
イエベ秋の現場メイク:ベストコスメ2018 - 笑う推しには福来る


今回はタイトル通り『泊まりの遠征に持っていきたいアイシャドウパレット』です。
人によると思いますが、私は泊まりがけの時は1日目、2日目以降、全部メイクを変えたいです。
違う色味やタイプの着替えを持っていくので、それに合わせて変えるという感じです。

それでも、準備の時間が取れなかったらNARSのイゾルデさえ持っていけば問題ないのですが、身も蓋もない結論はちょっと置いておいて。(逆に言うと、メイクを考える時間をとるのが面倒だったり苦痛という人は、とりあえずイゾルデ所持しておけば万事解決です)

そんなわけで、今回は
・色味のバリエーションがあって、どれもイエベ秋に合う
・発色がきれい
・持っていくだけでテンションがあがる

という条件を満たしているものを、おすすめシーン別に挙げていきます。
※よくある2~4色1セットで1種類のアイメイクが完成するタイプのものは今回は基本的には入れていません(イゾルデだけ例外)

おすすめシーン別

どこでも

シュウウエムラ カモ アイシャドーパレット

www.shuuemura.jp
・全12色
・ブラウン、ゴールド、カーキ、アンバー中心
・大人っぽいイエベ秋メイクができる
・マットとラメのバランスが良い
・オールシーズン使えてどんな場所・服にも合わせられる万能タイプ
・12色中9色は通常のリフィルが売ってるので使いたおしてもすぐに補充できる
・見た目がはちゃめちゃにかわいい

ここがマイナス
・限定品で今はもう売ってない(ただし通常のリフィルとパレットを買えば限定色以外は使える)
・ちょっと大きめ
・付属のチップが結構固い

NARS ヴォワヤジュール アイシャドーパレット 1191 COPPER

www.narscosmetics.jp
・全6色
・ブラウン、コッパー、ベージュ中心
・主張しすぎない色味で構成されているので、リップメインのメイクに重宝する
・上半分マット、下半分ラメで、質感を変えたメイクができる
・オールシーズンいけるけど秋冬に濃いめに塗ったら映えそう
・コンパクトでかさばらない、ポーチに入る、名前通りの旅行用パレット

ここがマイナス
・すぐに売り切れがち(定期的に在庫復活はする)
セミセルフ店舗限定商品なのでBAさんに自分に合った使い方を聞いたり、タッチアップしてもらえない


番外

NARS デュオアイシャドー 3917 イゾル

www.narscosmetics.jp
・全2色
・イエベ秋2nd春 ウォームオータムのためにあるアイテム
・これとベージュ系、オレンジ系、レッド系のリップを数本持っておけばとりあえずなんとかなる
・どんなシーンでも使えるけど、特にナチュラルメイクな人との2ショット向け
・ブラシを忘れてしまっても指でつけてしのげてしまう
・シンプルでかさばらない

ここがマイナス
・完成度が高すぎてこれだけで十分と思わせられてしまってこの記事を書いた意味とは…となってしまう

ライブ、パーティー向け

メイクアップレボリューション アイシャドウパレット アイラブチョコレート チョコレートオレンジ

www.makeuprevolution.jp
・全16色
・オレンジ、ブラウン、くすみレッド系の色味が豊富
・夏向け
・ライブにおすすめ
・Tシャツ+デニムみたいなカジュアル系の服とよく合う
・見た目がとにかくかわいい
・ほんのりオレンジチョコの匂いがする

ここがマイナス
・大きくてかさばるので荷物をコンパクトにまとめたい時には不向き
推しがチョコ嫌いなので接触では使えない(個人的な話だけどわりと大問題)

3CE マルチアイカラーパレット #ALL NIGHTER

jp.stylenanda.com
・全9色
・ブラウン、コッパー、オレンジ、ローズ中心
・全部グリッターラメ
・パーリィ系イベントやライブ向け
・強い女になれる
・見た目がまぶしい

ここがマイナス
・韓国コスメ置いてるお店か通販じゃないと買えない
・間違ってもナチュラルメイクな人との2ショットでは使ってはいけない、自分だけがパリピになって浮く
・服装も間違えるとちぐはぐなコーデになってしまうので、全身強い女になるしかない

接触向け

ディオール バックステージ アイ パレット 003 アンバー

www.dior.com
・プランパー(下地)+8色
・ブラウン、アンバー、レッド中心
・イエベ秋に合った色味のうさぎ目メイクができる、接触でリアコなのを主張したい場合のメイクにも◎
・ゴージャスで華やかな顔になれるので特別な日におすすめ
・ほんの少しの量でがっつり色が乗るのでコスパ良し
・見た目がとても強い、攻撃力の高いパレット、持ってるだけでバフ効果がある

ここがマイナス
・発色が良すぎるので、事前に何度か実際に試しておかないとぶっつけ本番で使うと事故る(私は2回事故りました)
・肌によってはレッド系の色味がピンクに転ぶので使いづらいかも。全体的に黄み少なめ


以上、おすすめアイシャドウパレット6選でした!
来週から推しの初の主演舞台が始まって、月末まで遠征の日々になるので、自分用の備忘録としても書いてみました。
コメディ色強めの舞台のようだし、公式サイトやロゴがキラキラなので、ライブ用って書いたグリッターやオレンジ系パレットも合いそうなんですよね。
どれを持っていこうか、服と合わせて楽しく悩みながら初日に備えようと思います。

平成想い出話① 本人に直接伝えなきゃ推してることは伝わらない

私にはその人の仕事を全部追っているガチで『推し』とはっきり言える人が1人いるけれど、そこまではいかないものの、この人が出ているなら観に行こうかなって思ったり、更新を楽しみにしてゆるく推している人は何人もいる。

今回は、令和になった記念(?)に、そのゆるく推しているうちの1人についての平成での想い出話を書いてみようと思います。
※タイトルに①ってナンバリングしてるけど、続くかはわからないです。なにか思い出したら書くかも。


今のガチ推しに落ちるまでは、特定の人を追いかけることはなく、好きな作品の舞台があれば観に行くという2.5次元おたくでした。
原作と舞台と役者さんのアカウントをフォローはするけれど見ているだけ。たまに鍵垢で騒ぐ程度。
公式に声を送るのは観劇時のアンケートぐらい。
よくいる2次元の原作から2.5次元も好きになったタイプです。

色々観ていた中で、とある2.5次元のシリーズが特に好きでした。
原作の大ファンだったのが大きいけれど、キャラの再現度がすごくて、バトルシーンもかっこよくて『生で観る楽しさ』を教えてくれた作品です。
好きすぎて初めて東京以外の地方公演に行ったりもした。
それぐらい、大好きな作品でした。

役者さんのこともみんな好き!っていう箱推しの状態ではあったけれど、特に好きな方が何人かいて、さらにその中でも一番好きな役者さんがいました。
その人は女性でした。
セーラームーンを始めとした戦う女の子のアニメを見て育ってきた自分にとって、きれいでかわいくて強くて戦える女性って本当に憧れで。
原作のキャラも大好きだったけど、2.5次元上で美貌も強さもそのまま再現してくださったその方が一番好きでした。


長い前置きになりましたが、ここからがタイトルに絡んできます。
とある公演のカーテンコールで、この方が私の目の前にいることがあって。
それまでで一番前の席に座れていただけでも嬉しかったのに、真ん前に一番好きな方がいる!!って頭が真っ白になりながらもめちゃくちゃ興奮したんですよ。
少しでも長く目に焼き付けたくて、ずっと見てました。
でも、そんな私の視線に気づくことはなく、カーテンコールが終了したらすぐに捌けていきました。
いや、終了する少し前から捌ける態勢だったぐらい。
他のキャストは手を降ったり、軽いファンサをしていたけれど、この方は何もすることもなく捌けていきました。

結構、ショックでした。
キャラとしてはファンサをしないのが正解だったんですけど、そういうことじゃなく、そもそも客席自体をほとんど見てなくて、なんていうか「この場に私のファンはいないな」って思いこんだ上での行動だったように見えて。
ここに、目の前に、あなたのことを目当てで見に来た人間がいたのに。

さらにこの時の気持ちに追い打ちをかけるようなことが大千秋楽で起きました。
最前列でその舞台に出てくるキャラのぬいぐるみを持って観劇していた人が、関連する役の人たちに公演中にすごく構われてて。
(マナー云々についてはこの話とは関係ないので以降の内容でもスルーしてください)
私のこの時の一番好きな人も例外ではなく、カーテンコールでぬいぐるみのキャラと対になるキャラのマスコットを手渡ししたんですよね。

もうめちゃくちゃしんどかったです。
私は気づいてすらもらえなかったのに、ぬいぐるみを持った人はその人のファンじゃないのにそんなことしてもらえて。
羨ましいどころじゃなかった。
私も好きなキャラのグッズを持っていけば構ってもらえたのか。でもこのキャラのグッズ1つも出てないんだけど!?
そんなしんどさと怒りで劇場をあとにしました。

当時の私は気づいてなかったけど、この時、どうすればよかったんだと思っていた自分がやれたことが、1つ、あります。
それは、ファンレターを送ること。
その時はまだその役者さんはSNSをされていなかったから、ファンレターで「好きです!」って堂々と伝えていれば良かったんです。

ここからは今の私の想像だけど、この人が目立っていた客以外ほぼ見なくて「この場に私のファンはいないな」って観てる側に思われるような行動をしてたのって、ほぼ男性キャスト目当ての客しかいなかったからかな、と。だから無理もないんです。
男性客がいたらもしかしたらって思うかもしれないけれど、いなかったら普通は私のファンはいないな、って思ってもなんらおかしくない。
ならせめて「女性客だけどあなたの演技が好きです!先行特典もあなたを選びました!公演中ずっと見てます!今日の他にこの公演観に行きます!今後も応援してます!」って伝えることができていれば、もしかしたら「この場に私のファンがいる」って気づいてくれたかもしれない。

結局、私はなにもしていなかったからなにもなく、舞台を観て終わっただけなんですよね。
いくら「ここにいるよ!」って目で訴えたって、ペンラやうちわを振れる作品じゃなきゃ、ブロマイドや先行特典でその人のを選んでても、本人に直接言葉を伝えてなきゃまず伝わらない。

せめて、次はファンレターを送ろうって当時から少し経った後に思ったこともあります。
でも、その方がその作品にまた出てくれたことは今現在なくてチャンスがありません。
キャス変が確定しているわけじゃないのがまだ救いだけど、今後もそのキャラが出てくる可能性自体が低いです。


この時のしんどい経験があるから、今の推しに対しては常に、想いを伝えられるチャンスは今しかない!という気持ちで惜しみなくファンレターを送ってます。
「私を見て!」というよりは「あなたのファンが観に来て、こう思いました、今後のこの現場にも足を運びます!」っていうのを伝えたくて。
今の推しを見ていても、私がどうこうではなく、自分のファンがその場に来てくれてるのが分かると嬉しいっていうの、やっぱり見てて分かる時があるんですよね。アウェーな場、ファンが視聴しづらい番組だと特に。
嬉しいからいつも以上に頑張れるというのもきっとあると思うし、観るならしょんぼりしている推しより幸せそうに笑っている推しがいい。
仕事でより輝いている推しを見れる可能性を少しでも引き上げたくて、送っています。
相手のためというより結局は自分が見たいからっていう自己満足なのですが。
迷惑をかけない範囲での自己満足な行動で、相手が少しでもハッピーな気持ちになれたらラッキーかなって。


話が逸れたので戻すと、ファンレターを送れなかった好きな役者さんのことは今も好きで、少し前からSNSも始められました。
声を送るきっかけが昔よりできたのに、まだ一言も送れずにいます。
ファンレターを事務所に送るという手段に気づいたのは、今の推しを推し始めてからで、当時から数年経ってしまってたのでタイミングを逃し続けています。
それでも好きな役者さんには変わりないので、次にこの方が出る舞台を観れるチャンスに恵まれたなら、その時は絶対にファンレターを送ります。

少しでも「あなたを観に来ました!ずっと好きです!」って想いを届けられますように。
どうかそれまで、この方が役者の仕事を続けてくれますように。
身勝手な願いだけれど、数年間諦めきれてないので、令和でどうか叶いますように。